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2024-03-29 04:26:58

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は20,000円割れも?更なる急落に注意!

日経平均は20,000円割れも?更なる急落に注意!

2019/6/3

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1米通商政策の激化を懸念しリスクオフ

先週の225先物は前週末比560円安(下落率2.65%)の20,540円と4週連続の下落となった。週初こそトランプ米大統領の来日をはやす格好で買いが先行して始まったが、米中貿易摩擦の長期化懸念が拭えないなか、世界的に長期金利が低下して景気の減速が強く意識されたため、週半ばからは売りが優勢の展開となった。

また、トランプ米大統領が30日、米国への不法移民流入でメキシコが有効な対策を講じていないとして、同国からの輸入品に制裁関税を課す方針を表明したことから、週末にかけて投資家心理が一段と悪化した。時間外取引で米国株価指数先物が下げ幅を拡大し、為替市場でも約4カ月ぶりとなる1ドル=108円台まで円高が進行。これに連動する形で225先物は一段安となり、週末にかけて20,500円台まで下落した。

5月24日時点の裁定残高は、ネットベースで2,012億円の買い越し(前週は2301億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、7,716万株の買い越しと5月17日時点(9,521万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(5月24日時点)

海外勢の売りが続く

225先物の手口では、ヘッジファンドの注文を執行するCSが週を通じてコンスタントに売り越し基調となり、売り方トップになったほか、モルガンS、メリル、ドイツといった海外勢の売りが上位に並んだ。国内勢では、週末に大きく売ったみずほ証券が2位に躍り出た。他方、買い手口では、AアムロCやソジェンといった裁定取引業者が買い方上位を占めた。また、TOPIX先物の手口では、モルガンS、メリル、ドイツ、CSなど海外勢の売りが上位に並んだ。一方で、買い手口では、29日から31日にかけて日銀のETF(上場投資信託)買いの注文を執行したとみられる大和が週末にかけて大きく買い越し、買い方トップになった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは急騰

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比1.69pt高(上昇率9.10%)の20.25ptと急騰した。米中貿易摩擦の長期化懸念が台頭するなか、イタリアの財政問題、米国のメキシコに対する関税引き上げなど海外政治の先行き不透明要素が多く、リスク回避姿勢の高まりから、VIは週後半にかけて上昇に転じた。また、225オプション市場では、権利行使価格20,000円や19,500円のプット・オプションの建玉残高が増加していることも先行き不透明感を強める要因になっていると思われる。VIは、15日以来約半月ぶりに警戒水準とみられる20ptを突破した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は反落、日経平均が節目の21,000円を割り込む

NT倍率(先物)は反落。トランプ大統領発言を受けた米株高から日経平均が前週末より小高い水準で始まったことで、NT倍率は13.7倍をつけてスタートすると、13.73倍まで上昇した。ただ、中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討するなどと伝わり米中貿易摩擦激化への懸念が強まると、週末にかけて日経平均は節目の21,000円を割り込んだ。これを受け、NT倍率も13.63倍まで下落した。

3日経平均は20,000円割れも?更なる急落に注意!

今週の225先物は、貿易摩擦の拡大リスクの高まりから下値模索の展開となりそうだ。前週までの下落を受けた自律反発の動きも出る可能性はあろうが、米中貿易摩擦が長期化の様相となるなかで新たに米国とメキシコの対立激化も意識されるなど、警戒ムードの強い展開から戻りは鈍いだろう。

為替相場では、今年度における大企業・製造業の想定為替レートである108円87銭の水準を上回る円高が進んでいる。輸出企業の業績悪化懸念が台頭するなか、海外投資家による日本株の割安感に着目した買いにも期待しにくいだろう。

また、貿易摩擦関連のニュースフローに対する短期筋の動向に対しても、東京市場が薄商いなだけに一段と警戒感が高まるなか、225先物に対するヘッジ売りが一段と膨らむ展開も視野に入れておきたいところである。

こうなると日銀のETF買いに注目が集まるが、5月は昨年12月以来5ヶ月ぶりの規模(7,298億円)に急増。19営業日中10営業日と2日に1回以上のペースでの実施となった。ただ、1〜4月に買入が少なかったこともあり、年間の買入ペースとしては、5月末までに2兆896億円と月間平均の5,000億円を下回って推移している。現在は前引けのTOPIX下落率が0.5%以上で買付が実施されており、ショック緩和の緩衝材になっていると考えられる。今週の予想レンジは20,000-20,900円とする。

経済スケジュール(6月3日〜6月7日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

6月3日

国内

08:50

法人企業統計調査(1-3月)

14:00

自動車販売台数(5月)

海外

10:45

中・財新製造業PMI(5月)

14:00

印・製造業PMI(5月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(5月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(5月)

17:30

英・製造業PMI(5月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(5月)

22:00

ブ・製造業PMI(5月)

23:00

米・ISM製造業景況指数(5月)

23:00

米・建設支出(4月)

27:00

ブ・貿易収支(5月)

 

米・リッチモンド連銀総裁が講演

 

米・セントルイス連銀総裁が講演

 

米・自動車販売(5月、4日までに)

 

英・トランプ大統領が国賓として訪問(5日まで)

6月4日

国内

08:50

マネタリーベース(5月)

10:00

営業毎旬報告(5月31日現在、日本銀行)

海外

10:30

豪・経常収支(1-3月)

10:30

豪・小売売上高(4月)

13:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(5月)

18:00

欧・ユーロ圏失業率(4月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(5月)

18:30

南ア・GDP(1-3月)

21:00

ブ・鉱工業生産(4月)

23:00

米・製造業受注(4月)

23:00

米・耐久財受注(4月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

韓・GDP(1-3月)

 

決算発表 セールスフォース・ドットコム

6月5日

国内

09:30

サービス業PMI(5月)

09:30

総合PMI(5月)

海外

10:30

豪・GDP(1-3月)

10:45

中・財新サービス業PMI(5月)

10:45

中・財新総合PMI(5月)

14:00

印・サービス業PMI(5月)

14:00

印・総合PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(5月)

18:00

欧・ユーロ圏小売売上高(4月)

18:00

欧・生産者物価指数(4月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:15

米・ADP全米雇用報告(5月)

22:00

ブ・サービス業PMI(5月)

22:00

ブ・総合PMI(5月)

23:00

米・ISM非製造業景況指数(5月)

 

露・中国の習近平国家主席が訪問(7日まで)

 

米・アトランタ連銀総裁が講演

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

6月6日

国内

08:45

麻生財務相が講演

08:50

対外・対内証券投資(先週)

17:25

黒田日銀総裁が講演

 

国際金融協会(IIF)春季総会(7日まで)

海外

10:30

豪・貿易収支(4月)

15:00

独・製造業受注(4月)

15:15

印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

18:00

欧・ユーロ圏GDP(1-3月)

20:45

欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見

21:30

米・貿易収支(4月)

21:30

米・労働生産性(1-3月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

加・貿易収支(4月)

25:00

米・家計純資産(1-3月)

 

米・ダラス連銀総裁が講演

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

仏・トランプ米大統領が訪問

6月7日

国内

08:30

家計支出(4月)

08:30

毎月勤労統計(4月)

12:50

黒田日銀総裁が講演

14:00

景気動向指数(4月)

 

G20/GPIFフォーラム

 

決算発表 積水ハウス

海外

14:45

スイス・失業率(5月)

15:00

独・鉱工業生産指数(4月)

15:00

独・貿易収支(4月)

15:00

独・経常収支(4月)

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(5月)

21:30

米・非農業部門雇用者数(5月)

21:30

米・失業率(5月)

21:30

米・平均時給(5月)

21:30

加・失業率(5月)

28:00

米・消費者信用残高(4月)

20::00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(5月)

23::00

米・卸売在庫(4月)

 

中・外貨準備高(5月)

 

英・メイ首相が与党・保守党の党首を辞任

 

中・株式市場は祝日のため休場(ドラゴンボートフェスティバル)

 

香港・株式市場は祝日のため休場(ドラゴンボートフェスティバル)

 

米・サンフランシスコ連銀総裁が講演

  • 提供:フィスコ社
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