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マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  英国EU離脱ショックはセリングクライマックスか!?

サキモノの『ココがPOINT!』

2016/06/27

英国EU離脱ショックはセリングクライマックスか!?

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 週末は英EU離脱で歴史的な暴落に

前週の225先物は580円の下落で年初来安値更新となった。英国民投票の実施が迫っていることから、23日までは商いが少なく16,000円でのもみ合いとなったが、週末は乱高下。国民投票を締め切った24日の6時過ぎ、英調査会社が「残留52%、離脱48%」と発表したことで、ドル、欧州通貨買いが進行した。ただ、8時過ぎに離脱派優勢の開票速報が伝わると一気にリスク回避の円買いが加速。ドル・円は99円02銭まで下落したほか、ポンド・ドルは85年の水準まで売られる展開に。225先物は、13年5月23日以来となるサーキットブレーカーが発動するなど歴史的な暴落となった。一方、TOPIX先物も荒い値動きとなり、一時節目の1200pを下抜ける場面も見られた。
なお、6月17日時点の裁定残高はネットベースで7164.71億円(前週は1兆0330.54億円)の買い越しと6月10日時点との比較では大幅に減少。一方、株数ベースでは5.8億株の買い越しと6月10日時点との比較では大幅に減少した。

日経225と裁定残(6/17時点)
日経225と裁定残(6/10時点)
ETF関連の売りで野村が225先物売り筆頭

225先物の手口では、野村が売り筆頭となった一方、Aアムロが買い筆頭となった。野村の売りはレバレッジETF組成に絡んだ売買と見られているほか、Aアムロは裁定解消を進めたとの観測。TOPIX先物に関しては、UBS、モルガンが売り方に回った一方、BNPパリバ、メリルリンチが買い方上位に並んだ。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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欧州VSTOXXは上げ幅を大幅に縮小

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は40.71p。週末の指数暴落を受けて、一時43.62pまで上昇した。40p台は2月17日以来のことで、先行き不透明感は非常に強い。また、米VIX指数は25.76と、こちらも警戒感が意識される20を大きく上回っている。一方、当事国の欧州VSTOXXは、一時年初来高値を更新する急騰をみせたが、終値ベースでは35.4279まで上げ幅を縮小。ボラティリティの推移だけを見ると、欧州の不透明感はそこまで高まっていないと言えよう。

ボラティリティ
NT倍率(先物)は週末に乱高下

NT倍率(先物)は12.43倍。週末は225先物、TOPIX先物ともに乱高下となったことから、この日一日で12.22倍から12.58倍と上下に振れる格好となった。今週も取引時間中に金融当局の政策発表などがあれば、上下に大きく動くと想定。NT倍率(先物)を意識したトレードは非常に難しい状況と言えよう。

NT倍率・25日線乖離幅
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目先の一段安はとりあえず回避へ セリングクライマックスはすでに通過か

為替市場(全て対円)では、ドルは102円20銭台、ユーロは112円50銭台、ポンドは136円90銭台で推移している(東京時間27日10時時点)。24日の安値(ドルが99円02銭、ユーロは109円57銭、ポンドは133円31銭)と比べると大幅に戻している。急激な売りに対する買戻しが入ったほか、各中央銀行の政策に対する期待感なども影響したと考えられる。

引続きボラタイルな地合いとなるが、政策への期待などから徐々に落ち着きを取り戻すと想定。6つの主要中央銀行(米FRB、欧ECB、日銀、英中銀、カナダ中銀、スイス中銀)が、ドル資金供給を実施すれば、投資家心理は大幅に改善されよう。英国によるEU離脱の影響はこれから長い時間をかけて織り込まれることで、売り圧力は長期化しないと考える。もっとも、資金供給の足並みがそろわなかったときは、一段安となりそうだが、金融当局が準備を粛々と進めていた背景を考慮すると想定する必要は無いと考える。
裁定残や建玉残、信用評価損益率の推移などからすでにセリングクライマックスは通過している可能性がある。今後はドル/円など為替の状況を見ながらの取引を進めたい。
今週のレンジは14,900円から15,800円とする。

日経225とSQ値

経済スケジュール(6月27日〜7月1日)

  • 提供:フィスコ社

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