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サキモノの『ココがPOINT!』

2015/10/13

日経平均は海外投資家の参戦で一段高となるか

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  外部環境の落ち着きなどを背景に買戻し進む

前週の225先物は週間ベースで750円上昇した。週初から買戻し中心で出来高は減少したものの、TPP大筋合意や、欧米株、休場明けの中国株式市場の落ち着いた動きなどが安心材料となった。また、7日まで開催された日銀の金融政策決定会合では市場コンセンサス通りの「金融政策の現状維持」が発表されたが、市場関係者は黒田日銀総裁の強気コメントを30日での追加緩和実施に向けた布石と捉え買戻しは加速。週末は決算が嫌気されてファーストリテリング<9983>がきつい下げとなるなか、現物市場で建設、鉄鋼などが買われたことなどから225先物は18,400円台を回復した。なお、2日時点の裁定買い残は、13.3億株の買い越しと9月25日時点との比較では0.6億株減少している。

日経225と裁定残(2日時点)
TOPIX先物では推定買いポジション筆頭のGSが買い筆頭

225先物の手口ではAアムロ、ゴールドマン・サックス、みずほ証券、野村、バークレイズが売り方上位に並んだ。一方、Nエッジ、大和、モルガン、UBS、クレディ・スイスが買いに回った。TOPIX先物に関しては、クレディ・スイス、BNPパリバが3,000枚超の売り越し。一方、推定買いポジション筆頭のゴールドマン・サックスが買い筆頭となった。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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  10月SQ値18,137.50円は下に残す幻のSQ値に

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は25.63。8月21日以来の水準まで低下したことから市場はようやく欧米同様、落ち着きを取り戻したと言えよう。指数の乱高下が収まったことでオプション市場ではプットの売買が減少。週末の10月限オプションのSQ値算出でも、売り43.4万株、買い42.2万株と大きな傾きは観測されなかったことがボラティリティ低下につながったと見られる。なお、ファーストリテイリングが寄付きからきつい下落となったことが影響して、10月のSQ値は18,137.50円と下に残す幻のSQ値となった。

NT倍率(先物)は大幅に縮小

NT倍率(先物)は週末12.14倍まで縮小した。225指数インパクトが最も大きいファーストリテイリングの急落が影響。前期営業利益は前期比26%増の1645億円、従来計画の2,000億円を大幅に下回った。国内ユニクロ事業の粗利利益率悪化、減損や除却損の発生などが下振れの背景に。今期は同22%増益の2,000億円を予想だが、市場コンセンサスの2,300億円レベルを下回ったことから、日経平均を185円押し下げる格好となった。この下落がなければ、週末の225先物は前日比500円の大幅高になっていた。

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  ボラティリティ低下で海外投資家が動くか

円建てCME先物は先週末の225先物比90円安の18,330円。9月29日の安値16,890円をボトムとした反発が足元見られる。商いがさほど盛り上がっていないことから買戻し中心だが、日経VIがようやく低下したことで短期的な投資家以外の参戦もそろそろ期待できよう。先週7日に第三次安倍改造内閣は発足したが、まだ具体的な政策の話は伝わっていない。成長戦略や新しい3本の矢に関する具体的な内容が発表されると海外のロングマネーが日本株に再流入する可能性もあろう。これまでのアベノミクス相場での海外投資家の動きを見る限りでは225先物よりもTOPIX先物中心に買い進めると思われる。反発の地合いは今週も継続と見る。

また、郵政グループ3社のブックビルディング期間ということもあり、公募価格を下げさせたくない思惑的な買いが東京市場を押し上げる可能性もある。GPIFや3共済など年金筋の買いも加わると日本株は下がりにくい地合いとなろう。今週の上値メドは18,800円、下値メドは17,900円とする。

経済スケジュール(10月13日〜10月18日)

  • 提供:フィスコ社

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