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【高配当米国株式】2月権利落ち、3万円以下で買える銘柄をご紹介
2024/1/5
2024年、いよいよNISANISAが抜本的拡充・恒久化が図られ、スタートしました！
こちらでは、NISAによる投資でも人気の高い高配当銘柄についてご紹介します。
選定基準は以下のとおりです
1）2023年9月〜11月のSBI証券、取引数上位100銘柄
2）配当利回り上位5銘柄
3）2月権利付き最終日を予定
なお、ご紹介する銘柄はすべて3万円以下で買付けできる銘柄となっております！
権利付き最終日とは？
その銘柄を保有することで配当など株主の権利を得ることができる最終売買日を指します。
各銘柄の「現地配当・権利落ち日」「直近現地分配金・権利落ち日」の現地前営業日までに買付し、その日の取引終了時点で保有していた場合、外国株式の配当金などの権利を得ることができます。
権利落ち日に買付をしても、配当金などの権利を得ることができないので注意が必要です。
また、米国株式は国内株式のように月末に権利落ち日が集中しておらず、銘柄ごとに確認する必要がありますのでご注意ください。
9〜11月の取引上位銘柄から2月権利付き最終日、高配当の5銘柄をご紹介！
5銘柄の配当利回り、最低購入金額、株価チャート（週足２年）は2024/1/4終値、1ドル143.44円で換算しております。
米国で石油、天然ガスの開発・生産を行う
- 同社は米国における石油及び天然ガスを取得・探鉱・開発・生産する独立したエネルギー会社です。主に、メキシコ湾岸に経済的・地理的に近接するルイジアナ州北部及びテキサス州東部に位置する天然ガス盆地ヘインズビル・シェールにおいて事業を展開します。
- 優良鉱区とみられる同地区などにおいて、約2,000の掘削場所を保有し、そこには19兆立方フィート相当（TCFE）の埋蔵量があると推定されます。
- 10月30日発表の3Q決算では、天然ガス価格の低迷が重しとなり売上高は前年同期比69.4％減となりました。ただし同社は業界でも最低水準のコスト構造を誇り、経営陣は現在の配当水準は維持するとしております。また24年後半は天然ガス需要も回復する見通しを示しております。
最低購入金額
約1,300円
配当利回り
5.7％
配当権利確定月
2.5.8.11月
米国を代表するIT企業の一社
- 「ビッグ・ブルー」の愛称で世界170カ国に展開する多国籍企業です。ソフトウェア開発、ITなどのコンサルティング、インフラストラクチャー構築、金融が事業の柱となります。創業以来100年以上の歴史を誇ります。
- 2021年1月に就任したインド系アメリカ人のクリシュナCEOのもと、コンピューターのメインフレーム中心の事業構造からソフトウエアとサービス中心に方向転換しています。一部のアナリストは、同社を「企業向けAI導入のためのソフトウェアとコンサルティングの両方を可能にするテクノロジーとして、有利な立場にあり過小評価されている。」としております。
- 日本の半導体復権の要「ラピダス」と協業。人工知能（ＡＩ）向け半導体の製造を委託する方針を固めました。IBMが試作した電力効率の高い半導体「ノースポール」を、ラピダスの千歳工場で製造する見通しで、25年春にも契約するとみられます。
最低購入金額
約23,100円
配当利回り
4.1％
配当権利確定月
2.5.8.11月
全米最大規模のドラッグストアチェーンを展開します
- 約170年の伝統を有する同社は、全米で最大規模のドラッグストア・チェーンを展開、ヘルスケアや、小売り分野でも事業を運営します。また世界9カ国に拠点を有し、約33万人従業員を雇用。ヨーロッパ、南米でも存在感を発揮します。
- 1月4日発表の1Q決算で同社は、四半期配当を25¢とほぼ半減させると発表しました。10月にCEOに就任したウェントワース氏の決断によるもので、資金配分の見直し、配当利回り水準の競争力は維持しつつ、キャッシュフローの増加から薬局とヘルスケアの各事業へ投資する資金確保を目指すとしております。
- 24年事業は順調なスタートを切ったとし、通期の利益見通しも据え置きました。長期的な株主価値の向上に取組むとしております。
最低購入金額
約3,500円
配当利回り
4.1％
配当権利確定月
2.5.8.11月
米国を代表するオイル・メジャーの一角
- 上流事業と下流事業の2つの事業セグメントを通じて事業を展開。上流事業は、主に原油・天然ガスの探鉱・開発・生産・輸送などで構成されます。
- 下流事業は、原油の石油製品への精製などを行い、世界各国で小売り事業を展開。代替エネルギー分野への積極的な投資も目を引きます。
- 10月23日には同業のヘス（HES）を530億ドルで買収合意と発表。南米のガイアナへの足掛りを狙います。また、この買収が当局に承認される事を条件に、30億ドル±20％の自社株買いも計画しております。24 年には 37 年連続の増配を見込む同社。株主還元にも積極的で投資家の高評価が期待できそうです。
最低購入金額
約21,700円
配当利回り
4.0％
配当権利確定月
2.5.8.11月
米銀3位と目されるシティ・バンクを傘下に有す
- 同社は総合金融サービス持株会社。全米3位と目されるシティ・バンクを傘下に抱える。21年3月に就任したジェーン・フレーザーCEOの指揮のもと過去20年で最大規模の組織再編を実行中。従来は法人顧客とコンシューマーの２つの中核部門に大きく分けていたがこれを廃止し、サービス、トレーディング、米国パーソナル・バンキング、バンキングおよびウェルスマネジメントの5部門とする。
- 同社の株価はリーマン・ショック前の高値、06年12月の570ドルから1/10以下に下落している。同社に対する投資家のセンチメントは良いとは言えない。一方、フレーザーCEOの改革は人員削減も含む大規模なもの。事業の簡素化から収益性が高まれば、センチメントの好転を招き株価の位置は大きく変わってくる可能性もあろう。
最低購入金額
約7,800円
配当利回り
3.9％
配当権利確定月
2.5.8.11月
ご紹介する個別銘柄に関する情報は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、個別銘柄の売買を推奨・勧誘することを目的として提供するものではありません。
銘柄選定においては「1/5時点でコーポレートアクションなど取引注意情報がある」銘柄は除外しております。
このページでは米国高配当ETFの一つであるバンガード米国高配当株式ETF(VYM)の分配利回りを上回る銘柄を「高配当銘柄」として紹介しております。このETFは同クラスの組入れ資産3位の大型ETFで、400を上回る銘柄を組入れている事に特色があります。2023/12/26の分配利回りは3.9％です。
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