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【高配当米国株式】11月権利落ち、3万円以下で買える銘柄をご紹介
執筆:2023/10/2
新NISAでも投資ができる米国株。始めたいけどきっかけがつかめない。
米国株式取扱銘柄数が5,400銘柄(2023/8/4現在)もあり、どんな銘柄を選べば良いかわからない・・。
そんな声にお応えし、SBI証券で2023年6月から8月にお取引いただいたお客さまの数が多かった上位100銘柄のうち、11月中に配当権利落ち日を予定している銘柄(※1)で、配当利回りが高い順に5銘柄をご紹介いたします。
ご紹介する銘柄はすべて3万円以下で買える銘柄となっています。
権利落ち日とは?
各銘柄の権利落ち日の現地前営業日までに買付いただくと、その日の取引終了時点で保有していた場合、配当金等の権利を得ることができます。権利落ち日に買付をしても、配当金等の権利を得ることができないので注意が必要です。
- ※米国株式は国内株式のように月末に権利落ち日が集中しておらず、銘柄ごとに権利落ち日を確認する必要がありますのでご注意ください
6〜8月の取引上位銘柄から11月権利落ち日の5銘柄をご紹介!
最低購入金額※2
約7,800円
配当利回り※2
5.4%
配当権利確定月
2.5.8.11月
世界的な科学品メーカー
- 2019年4月、ダウ・デュポンから素材科学事業が「DOW INC.」として分離独立しました。同社の主な事業は機能性素材/コーティング、工業化学品/産業基盤および包装/特殊用途向けプラスチックなどです。
- ダウの製品群はエレクトロニクス、ヘルスケア、自動車向け、建築・建材・インフラ、石油・ガス・採掘、農業、家畜飼料、アニマル・ケアから電力・水・通信など幅広い分野にわたります。産業を下支えするダウの事業形態は世界景気の影響を受けやすいとも言えます。景気鈍化が懸念されるなか足元の業績はアジア・太平洋や南米主導で回復が見込まれます。
最低購入金額※2
約5,000円
配当利回り※2
4.9%
配当権利確定月
1.5.7.11月
世界的なバイオ医薬品企業
- 2022年の売上高は、製薬会社で初めて1000億ドルを突破、医薬品世界首位と目されます。同社の主力薬の一つ、血栓ができるのを防ぐ効果がある「エリキュース」は2022年、世界でもっとも売れた薬の2位にランクインしたとみられています。
- 現在、ファイザーは事業の再構築を進めています。2019年に大衆薬事業を分離したことに続き、2020年11月には「バイアグラ」などを含む特許切れ医薬品を手がける「アップジョン事業部門」を分離し、ジェネリック医薬品大手のマイランとの統合手続きが完了しました。これによりファイザーは新薬・ワクチン事業に集中する企業となりました。
- 今後の長期的な成長は開発パイプライン(新薬候補)にかかっています。開発後期にある新薬候補のポートフォリオは過去数十年の中でも良好とされています。さらに、新型コロナ関連の巨額売上で得たキャッシュを企業買収に投じることで成長できる体制を構築しようとしています。
最低購入金額※2
約5,100円
配当利回り※2
4.8%
配当権利確定月
3.6.8.11月
世界的な食品および飲料会社
- 2015年にクラフト・フーズとハインツが経営統合。バフェット氏率いる株主のバークシャー・ハサウェイ(BRKB)などの主導により実現、世界的な食品会社が誕生しました。バークシャー・ハサウェイは現在も約26%を保有する筆頭株主です。
- 同社の手掛けるブランドはケチャップの「ハインツ」や粉チーズの「クラフト」など日本人にもなじみが深いでしょう。22年度の同社売上高は265億ドル(約4兆円)、アメリカ中心の北米向けが77%、日本を含む世界売り上げが23%です。
- 22年にはマイクロソフト(MSFT)と提携、デジタル技術を活用し「サプライチェーン・コントロール・タワー」を創設。同社85の製品カテゴリーの工場とサプライチェーン流通の自動化をリアルタイムで可視化。AI、IoT、データ分析を活用したイノベーションにより、全米2,500を超える小売店や数百万の消費者に早く、安く製品を届けることを目指します。最新テクノロジーを活用した経営合理化にも注目です。
最低購入金額※2
約22,000円
配当利回り※2
4.7%
配当権利確定月
2.5.8.11月
世界最大規模のIT企業
- 「ビッグ・ブルー」の愛称で世界170カ国に展開する多国籍企業です。ソフトウェア開発、ITなどのコンサルティング、インフラストラクチャー構築、金融が事業の柱となります。
- 2021年に就任したインド系アメリカ人のクリシュナCEOのもと、コンピューターのメインフレーム中心の事業構造からソフトウエアとサービス中心に方向転換しています。19年に買収した、クラウド、コグニティブ(認知を意味するIBMが提唱するAIの概念)を手掛けるレッドハット部門の23/4ー6月期売上高は11%増と、8%増だった前期から成長が加速。23年通期のソフトウエアの成長見通しも5%から約6%に引き上げるなど好調です。
- 日本の半導体復権の要「ラピダス」で協業。IBMが有する最新の2ナノ開発の技術ノウハウを提供、アメリカの同盟国である日本との共同開発で地政学リスクの低減と日本のデジタル・マーケットへの足がかりを狙うようです。
最低購入金額※2
約26,000円
配当利回り※2
3.6%
配当権利確定月
2.5.8.11月
米国を代表するオイル・メジャーの一社
- 上流事業と下流事業の2つの事業セグメントを通じて事業を展開。上流事業は、主に原油・天然ガスの探鉱・開発・生産・輸送などで構成されます。
- 下流事業は、原油の石油製品への精製などを行います。世界各国で小売り事業を展開。代替エネルギー分野への積極的な投資も目を引きます。
※1 銘柄選定においては以下の条件の銘柄を除外しております。「前四半期決算において最終損益が赤字や配当を中止している」「直近三ヶ月の株価下落率が大きいかつ直近決算において利益の下方修正をしている」「直近三ヶ月の株価下落率が大きいかつ利益を大幅に上回る配当を実施している」「10/6時点でコーポレートアクションなど取引注意情報がある」
※2 ご紹介した5銘柄の配当利回り、最低購入金額、株価チャート(週足2年)は2023/10/2 終値、1ドル149.6円で換算しております。
ご紹介する個別銘柄に関する情報は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、個別銘柄の売買を推奨・勧誘することを目的として提供するものではありません。
このページでは米国高配当ETFの一つであるバンガード米国高配当株式ETF(VYM)の分配利回りを上回る銘柄を「高配当銘柄」として紹介しております。このETFは同クラスの組入れ資産3位の大型ETFで、400を上回る銘柄を組入れている事に特色があります。2023/10/2の分配利回りは3.25%です。
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