投資信託vs国内株式のメリット・デメリット
投資信託と国内株式のメリット・デメリット
-
投資主体
-
投資信託:
購入する投資信託を選べば運用(投資先の商品の売買等)は資産運用の専門家に任せられる
-
国内株式:
株式を購入後も自分自身で売買(継続保有)の判断をする必要がある
-
-
株主優待
-
投資信託:
株主優待はない
-
国内株式:
株主優待を受け取れる銘柄もある
-
-
分配金/配当金
-
投資信託:
ファンドの方針により分配金あり
-
国内株式:
企業の方針、業績により配当金あり
-
投資信託と株式の比較表
投資信託 | 国内株式 | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
- SBI証券なら口座管理料も無料でゼロ革命の適用となれば売買手数料も無料となります
自分にあった投資商品を選ぼう!
投資信託と国内株式の、それぞれのメリット・デメリットを考え、自分に合った投資方針を決めましょう。
-
投資信託が向いている方
- 忙しいので毎日相場を見ることができない。
- 資産の運用に不安があるので少額からはじめたい
- 10年や20年といった単位でコツコツ資産を形成したい
-
国内株式が向いている方
- 株主優待を受け取ってみたい
- 配当金を受け取ってみたい
- 投資したい企業がある
- リアルタイムに取引をしてみたい
投資方針はお決まりですか?投資信託と国内株式、それぞれのメリット・デメリットについて気になる方は、メリット・デメリット詳細情報をご覧ください。
メリット・デメリット詳細情報
投資信託と国内株式のメリット・デメリット関する詳細情報をご紹介します。資産運用の際に参考にしてください。
投資信託は、多様な資産を組み合わせてポートフォリオを構築し、投資家にとって手軽かつ分散投資の機会を提供する金融商品です。その一方で、保有期間中の運用コストが発生することも事実です。投資信託のメリットとデメリットに焦点を当てて、リスクとリターンのバランスを理解しましょう。
メリット
-
資産運用の専門家に任せられる
投資信託の運用は投資のプロが複数の銘柄を選び運用します。
そのため投資に関する難しい知識は必要なく、細かな情報収集や考えることに時間を費やす必要がありません。 -
少額からはじめられる
投資信託は投資家から資金を集めてひとつの大きな資金として運用します。
他の投資商品に比べて少額から投資をはじめることができるため、大きな額を投資するのが不安な方にも安心してはじめていただけます。 -
分配金ありのファンドでは定期的な収入が期待できる
投資信託の分配金を受け取ることで、投資家は定期的な収入を期待できます。
Tips 分配金はどこから確認できるの?
投資信託の個別銘詳細画面にある「分配金情報」の表から確認することができます。
例えば、上の分配金情報から直近の分配金200円だったことが分かります。この200円という金額は投資信託を10,000口持っていた場合の金額ですので、保有口数が5,000口であれば100円といった具合に保有数に応じて変わります。
-
分配金なしのファンドや分配金ありのファンドで再投資する場合は複利効果が期待できる
分配金なしのファンドや、分配金ありのファンドの分配金を再投資すると、運用益を運用資産に組込むため、複利効果を期待することができます。
Tips 分配金を受取らずに複利の効果を得られるってどういうこと?
運用ででた利益で「分配金再投資」を行うと投資に使用する金額を増やすことができ、運用益を大きくできる可能性があります。この分配金でさらに運用利益を生むことを「福利効果」といいます。
デメリット
-
株主優待制度はない
投資信託の場合は株主優待はありません。投資信託の中に株主優待を提供する企業の株がある場合は極力換金して投資信託財産に組み込みます。
-
運用コストがかかる
投資信託は保有期間中に信託報酬がかかります。信託報酬率は商品によって異なりますので購入の際はチェックしましょう。
-
元本払戻金による元本取り崩し
分配金には普通分配金と元本払戻金があります。元本払戻金では、運用資産の元本部分から分配金を支払うため、利益ではなく非課税とされますが、元本を取り崩すことになるため、元本払戻金には注意が必要です。元本を取り崩すと、将来の利益や成長の制限、収益の減少、リスクの増加、そして将来の資産形成の妨げにつながる可能性があります。
国内株式を購入するということは企業へ出資し株主となることを指します。株価の変動で利益を得るだけでなく株主として配当金・株主優待・議決権を受け取ることも魅力の一つと言えるでしょう。
メリット
-
短期的に利益を狙える可能性がある
株式は、投資信託に比べて1日の変動率が大きい銘柄もあります。そのため短期的に利益を狙う事も可能です。
-
株主優待がある銘柄も
すべての企業ではありませんが株主優待がある銘柄もあります。優待を取得するために必要な株数、取得する権利を得るために買う権利確定日は企業により違います。また一定期間以上保有すると長期保有特典がある企業などもあります。
-
配当金がある銘柄も
利益を株主に配当として還元する企業もあります。企業の成長性(株価の値上がり)を期待して投資する以外に、配当金を目的に銘柄を選択する投資家も多くいます。
-
議決権を得られる
100株以上保有すると株主総会に参加し企業の議案に賛成・反対の意思表示をすることができます。
デメリット
-
分散効果がないため投資信託よりリスクは高め
投資信託と違い特定の企業を選んで投資をするため、一般的には、個別株の方が値動きが大きくなる傾向にあります。
-
自分で運用する必要がある
株式を保有すると、長期保有の場合であっても経済動向や投資先の企業の動向をチェックして必要があれば見直しをすることも大切になります。金融・経済・政治・社会情勢などに知識や情報収集の時間が必要となるでしょう。