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2024-04-17 08:52:31

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は65円高!日本株はまだ割安?一方海外市場の波乱には要警戒!

日経平均は65円高!日本株はまだ割安?一方海外市場の波乱には要警戒!

2021/9/13

1大台3万円を優に超える

先週の225先物は前週末終値比1,180円高(上昇率4.07%)の30,160円と大幅に続伸した(中心限月が12月限に変わったため、前週末終値が異なる)。前の週末の8月米雇用統計が予想を大きく下振れたことにはほとんど反応せず、週明けの225先物は政局流動化をきっかけにした前週からの急伸劇を継続。海外勢の買い戻しが続き、週初から500円超と大幅に上昇した。

その後も、改革色が強く海外から人気も高いとされる河野太郎ワクチン担当相兼規制改革担当相の出馬意欲を背景に、候補者間の討議活発化、次期政権への期待感などから先高観が一層強まり、7日には3万円を早くも回復。東京都の新型コロナウイルス新規感染者数の前週比減少傾向も投資家心理の向上に寄与した。

先物・オプション9月物の特別清算指数算出(メジャーSQ)に向けた買い戻しが一巡した9日にはスピード調整が入ったものの、週末10日にはメジャーSQを特段の波乱なく通過すると、SQ値30085.93円を優に超える水準での推移が続いた。

9月3日時点の裁定残高は、ネットベースで3,774億円の買い越し(前週は3,886億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、1億4,132万株の買い越しで、8月27日時点(1億5,477万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(9月3日時点)

週末はGSなど海外勢の買い越し目立つ

週半ばまでは週末のメジャーSQに向けたロールオーバーが中心だった。中心限月が切り替わった週末10日には主にTOPIX先物を中心に海外勢の買い越しが見られた。
225先物ではGS、TOPIX先物ではGSのほか、UBS、JPモルガンなどの買い越しが目立った。一方、週末の売り方では225先物でUBS、BofA証券、TOPIX先物ではBNPパリバの売り越しが目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2短期過熱感で日経平均VIは20pt超え継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比1.52pt高(上昇率7.88%)の20.81ptと上昇した。次期政権への期待感から、海外勢による買い戻しが続き、株式市場では急ピッチの上昇ペースが継続。
8月下旬からの急激な相場変動を受けて短期的な過熱感を指摘する声も多く、日経平均VIは週初から警戒水準の20ptを超えるとその後も上昇基調が継続、9日には22.12ptまで上昇する場面があった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、半導体関連や値がさ株の伸長で225型優勢に

NT倍率(先物)は上昇。前の週末に発表された8月の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったことや、NYダウの軟調が続いていた中ではあったが、この週も東京市場では買いが優勢だった。自民党総裁選が近づくなか次期政権への期待という国内独自要因を背景に日本株見直し機運が継続し、海外勢の買いが活発だった。

現物株買いに加えて、年前半に2兆円以上も売り越していた先物の買い戻しも一層進展。主力株全般が買い進まれたが、特に上場来高値を更新した東京エレクトロン<8035>をはじめアドバンテスト<6857>などの半導体関連株や値がさ株の上昇が目立ち、先物でも225型優位の展開となった結果、NT倍率は今週も上昇となった。

3日経平均は65円高!日本株はまだ割安?一方海外市場の波乱には要警戒!

今週の225先物は堅調か。日本株の欧米対比での独り負け状態が半年以上も続いてきたが、ようやく見直し機運が高まってきた。8月27日終値比で225先物は2,500円以上も上昇しただけに過熱感を指摘する声も聞かれるが、現物株市場での日経平均やTOPIXのPERはそれぞれ14.0倍、16.5倍と、米S&P500種株価指数の22.8倍と比べるとまだ割安感が強い。海外勢による買い戻しは始まったばかりといえ、過熱感を過度に心配する必要はないだろう。

さらに、直近2週間の上昇相場のなか、日経レバETFの信用売り残が急速に積み上がった一方、日経ダブルインバETFの買い残が2倍以上に膨れ上がった。海外勢が買い上げているなか逆張り志向の個人は売り向かっていたとみられ、今後は、個人の踏み上げ、買い方に回っての買いが想定される。実需筋も動いているとみられ、下がった局面ではこれら買い遅れた投資家の買いが下支えしよう。

一方、東京市場が復調してきたのとは対照的に米株市場は足元軟調。週末には8月生産者物価指数の結果を受けてインフレ懸念が再燃し、ダウ平均は5日続落している。今週は米8月消費者物価指数があり、結果次第では一段の下押しが想定される。そのほか米中の小売売上高など経済指標が多く予定されており、海外は神経質な動きとなりそうだ。225先物が連れ安する場面も想定されるが、米株が極端な下げでなければ、押し目買いから底堅い展開となりそうだ。今週の225先物予想レンジは29,800-30,500円とする。

経済スケジュール(9月13日〜9月19日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月13日 国内 08:50 景況判断BSI大企業全産業(7-9月)
08:50 景況判断BSI大企業製造業(7-9月)
08:50 日・国内企業物価指数(8月)
  Geolocation Technologyが福証Q-Boardに新規上場(公開価格:2240円)
  決算発表 神戸物産
海外  21:00 印・CPI(8月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
27:00 米・財政収支(8月)
  中・資金調達総額(8月、15日までに)
  中・マネーサプライ(8月、15日までに)
  中・元建て新規貸出残高(8月、15日までに)
  ノルウェー・総選挙
  石油輸出国機構(OPEC)月報
  オーストリア・国際原子力機関 (IAEA )理事会(17日まで)
  決算発表 オラクル
9月14日  火  国内 10:00 営業毎旬報告(9月10日現在、日本銀行)
13:30 鉱工業生産(7月)
13:30 設備稼働率(7月)
海外 15:00 英・失業率(8月)
15:00 英・ILO失業率(3カ月)(7月)
15:30 印・卸売物価(8月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(7月)
21:30 米・消費者物価コア指数(8月)
  米・第76回国連総会開幕、21日から一般討論演説
  米・カリフォルニア州ニューソム知事のリコール選挙
  米・アップルが製品発表イベント
  国際エネルギー機関(IEA)月報
  スイス・国連人権理事会(10月9日まで)
  韓・中国外相がソウル訪問(15日まで)
9月15日  水  国内  08:50 コア機械受注(7月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
13:30 第3次産業活動指数(7月)
  ソフトバンクが法人向けイベントを開催(17日まで)
海外  07:45 NZ・経常収支(4-6月)
10:30 中・新築住宅価格(8月)
11:00 中・鉱工業生産指数(8月)
11:00 中・小売売上高(8月)
11:00 中・不動産投資(8月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(8月)
11:00 中・調査失業率(8月)
15:00 英・消費者物価コア指数(8月)
15:00 英・生産者物価産出指数(8月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(7月)
20:30 印・貿易収支(8月)
21:00 ブ・経済活動(7月)
21:30 加・消費者物価指数(8月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
21:30 米・輸入物価指数(8月)
22:15 米・鉱工業生産指数(8月)
22:15 米・設備稼働率(8月)
  韓・中韓外相会談
9月16日  木  国内  08:50 貿易収支(8月)
08:50 輸出(8月)
08:50 輸入(8月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
13:00 首都圏新築分譲マンション(8月)
  月例経済報告(9月)
海外  07:45 NZ・GDP速報(4-6月)
10:30 豪・失業率(8月)
15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(8月)
18:00 欧・貿易収支(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(9月15日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(9月)
21:30 米・小売売上高(8月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(9月)
23:00 米・企業在庫(7月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(7月)
  タジキスタン・上海協力機構(SCO)首脳会議(17日まで)
9月17日  金  国内  08:50 資金循環統計速報(4-6月、日本銀行)
  自民党総裁選告示
海外  15:00 英・小売売上高指数(8月)
17:00 欧・ユーロ圏経常収支(7月)
18:00 欧・ユーロ圏CPI(8月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(9月)
  米・食品医薬品局(FDA)がファイザー製ワクチンのブースター接種の是非を巡り
  ワクチンおよび関連生物製剤に関する諮問委員会(VRBPAC)開催
  露・下院選挙(19日まで)
  南北朝鮮国連同時加盟から30年
9月19日 海外   露・ロシア下院選挙(最終日)
  • 提供:フィスコ社

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