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2021-09-22 14:22:06

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は148円高!28,000円台回復はいつになる?今週は経済指標に要注目!

日経平均は148円高!28,000円台回復はいつになる?今週は経済指標に要注目!

2021/8/30

1テーパリング巡る思惑で揺れる

先週の225先物は前週末終値比630円高(上昇率2.33%)の27,640円と反発した。前の週末のダラス連銀カプラン総裁の発言を機に早期の量的緩和縮小(テーパリング)への警戒感が後退。225先物は週末にかけて大きく下落していたこともあり、週明けは買い戻し優勢で、510円高と大幅反発。

その後、食品医薬品局(FDA)が米国内で初めてファイザー・独ビオンテック製の新型コロナワクチンを正式承認したことで、ワクチン接種進展への期待が高まったほか、原油先物価格が持ち直したことで24日も買い戻しが継続し、225先物は220円高。週後半からは、急ピッチでの戻りや、心理的節目の28,000円が近づいていたこともあり、次第に戻り待ちの売りが優勢の展開となったが、下値も限定的に。

週末には複数の地区連銀総裁が年内のテーパリング開始を支持したことで改めて警戒感が台頭したことや、アフガニスタンを巡る地政学リスクの再発で、225先物は一時200円以上下げる場面があった。しかし、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に持ち高を一方向に傾ける向きは限られ、下げ渋った後はもみ合いとなって週を終えた。

8月20日時点の裁定残高は、ネットベースで2,177億円の買い越し(前週は2,241億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、7,528万株の買い越しで、8月13日時点(7,708万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(8月20日時点)

海外勢は225先物ではやや買い方優勢

ジャクソンホール会議を前に特段目立った動きはなかったが、裁定業者のソジェンやAアムロCを除けば、海外勢は225先物では買い方優勢、TOPIX先物では売り買いほぼ拮抗といった形だった。225先物ではCSが24日に1,700枚超買い越した一方、週末には1,200枚超売り越した。

買い方上位にはBofA証券、ドイツ証券が並んだ。TOPIX先物ではバークレイが売り方トップで存在感を示したほか、25日にはシティGが1,500枚近く売り越した。一方、買い方ではBofA証券、GS、CSなどが週半ばにかけて1,000〜1,800枚程買い越す日が見られた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2警戒感後退や変動率低下を映して日経平均VIは20pt割れ

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比3.05pt安(下落率14.18%)の18.46ptと2週ぶりに低下した。テーパリングに対する過度な警戒感が後退したことや、米国でのワクチン接種進展への期待感などを背景に、週初から株式市場が大幅に反発したことで、投資家心理が大きく改善。

週末にかけては、ジャクソンホール会議の結果を見極めたいとの思惑から売り買いともに手掛けづらく、方向感の乏しい展開に。警戒感の後退やボラティリティー(変動率)の低下を映して、日経平均VIは週初から警戒水準の20ptを割れると、その後も低下基調を辿った。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、再び景気回復期待でTOPIX型優位の展開

NT倍率(先物)は低下。前の週末のダラス連銀カプラン総裁の発言を受けて早期の金融緩和縮小懸念が後退。米食品医薬品局(FDA)が米国内で初めて米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナワクチンを正式承認したこともあり、前の週から一転して再び景気回復期待が高まった。

しばらく軟調だった原油先物価格が大幅反発したことも追い風となり、この週は景気敏感株優位の展開で、相対的にTOPIX型優位の流れとなった。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に週末にかけては利益確定売りが優勢となったが、週間ではTOPIX型優位の展開に変化はなく、NT倍率は低下した。

3日経平均は148円高!28,000円台回復はいつになる?今週は経済指標に要注目!

今週の225先物はもみ合いか。注目されたジャクソンホール会議で、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、年内のテーパリング開始が適切との考えを示したが、利上げには引き続き慎重な姿勢を示した。相場にポジティブな形でイベントを通過したことで、週初は買い戻しが先行しそうだ。

しかし、週末にはテーパリングの開始時期を判断するにあたって重要な8月の米雇用統計が控えており、再び様子見ムードが強まりやすいだろう。決定的な材料に欠けるなか、225先物の28,000円台定着にはもう少し時間がかかりそうだ。また、中国では購買担当者景気指数(PMI)、米国ではISM景況指数など注目度の高い経済指標も予定されており、景気減速懸念がくすぶっていることを踏まえれば、これらの結果次第では再び相場が軟調となる可能性も否定できない。

一方、前週の先物手口では、8月第1週から買い戻しの動きを見せ、前週の急落局面では一時小休止していたクレディ・スイス証券(CS)が、週末こそは225先物を売り越していたが、週間累計では両先物で買い越している。徐々に下値が固まってきている印象がありながらも、引き続き警戒は怠れない状況が続きそうだ。今週の225先物予想レンジは27,300-28,000円とする。

経済スケジュール(8月30日〜9月5日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月30日 国内 08:50 小売売上高(7月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(7月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
海外 18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(8月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(8月)
20:00 ブ・FGVインフレIGPM(8月)
21:00 独・消費者物価指数(8月)
21:30 加・経常収支(4-6月)
23:00 米・中古住宅販売成約指数(7月)
米・バイデン大統領がウクライナ大統領と会談
米・疾病対策センター(CDC)がブースター接種の必要性巡る会議(31日まで)
英・株式市場は祝日のため休場(バンクホリデー)
決算発表 ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ
8月31日 国内 08:30 有効求人倍率(7月)
08:30 失業率(7月)
08:50 鉱工業生産指数(7月)
14:00 消費者態度指数(8月)
14:00 住宅着工件数(7月)
海外 10:00 中・製造業PMI(8月)
10:00 中・非製造業PMI(8月)
10:00 中・総合PMI(8月)
10:30 豪・経常収支(4-6月)
16:55 独・失業率(失業保険申請率)(8月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(8月)
21:00 印・GDP(4-6月)
21:00 南ア・貿易収支(7月)
21:30 加・GDP(4-6月)
22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(6月)
22:00 米FHFA住宅価格指数(6月)
22:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(8月)
23:00 米・消費者信頼感指数(8月)
米軍のアフガニスタン撤退期限
9月1日 国内 08:50 設備投資(4-6月)
08:50 企業売上高(4-6月)
08:50 企業利益(4-6月)
09:30 製造業PMI(8月)
10:30 若田部日銀副総裁が広島県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見
14:00 自動車販売台数(8月)
決算発表 伊藤園
海外 10:30 豪・GDP(4-6月)
10:45 中・財新製造業PMI(8月)
14:00 印・製造業PMI(8月)
16:00 トルコ・GDP(4-6月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)
18:00 欧・ユーロ圏失業率(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(8月)
21:00 ブ・GDP(4-6月)
21:15 米・ADP全米雇用報告(8月)
22:00 ブ・製造業PMI(8月)
22:45 米・製造業PMI(8月)
23:00 米・建設支出(7月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(8月)
ブ・自動車販売台数(8月、4日までに)
米・自動車販売(8月、2日までに)
「OPECプラス」閣僚級会合
9月2日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 マネタリーベース(8月、日本銀行)
10:00 営業毎旬報告(8月31日現在、日本銀行)
10:30 片岡日銀審議委員が長崎県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見
モビルスが東証マザーズに新規上場(公開価格:1280円)
メディア総研が東証マザーズに新規上場(公開価格:29000円)
海外 08:00 韓・GDP(4-6月)
10:30 豪・貿易収支(7月)
15:30 スイス・消費者物価指数(8月)
16:00 スイス・GDP(4-6月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(7月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・貿易収支(7月)
21:30 米・非農業部門労働生産性(4-6月)
21:30 加・貿易収支(7月)
23:00 米・製造業受注(7月)
露・東方経済フォーラム(4日まで)
欧外相会合(3日まで)
決算発表 ブロードコム
9月3日 国内 09:30 サービス業PMI(8月)
09:30 総合PMI(8月)
海外 10:45 中・財新サービス業PMI(8月)
10:45 中・財新総合PMI(8月)
14:00 印・サービス業PMI(8月)
14:00 印・総合PMI(8月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(8月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(8月)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(7月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(8月)
21:30 米・失業率(8月)
21:30 米・平均時給(8月)
22:00 ブ・サービス業PMI(8月)
22:00 ブ・総合PMI(8月)
22:45 米・サービス業PMI(8月)
22:45 米・総合PMI(8月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(8月)
9月5日 国内 東京2020パラリンピック閉会式
  • 提供:フィスコ社

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