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2021-06-22 16:59:35

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は259円安!警戒感後退から先物は反発!?一方警戒すべき指標とは

日経平均は259円安!警戒感後退から先物は反発!?一方警戒すべき指標とは

2021/5/17

1インフレ懸念再台頭、3日間で2,000円下落

先週の225先物は前週末の終値比で1,350円安(下落率4.59%)の28,040円と急落した。注目の4月雇用統計は市場予想を大幅に下回りサプライズとなった。しかし、かえって米連邦準備制度理事会(FRB)による早期金融引き締めの確度が低くなったとの解釈から市場は好感。米株高を受けて週初の225先物も180円高と29,570円まで上昇した。

しかし、サイバー攻撃により米石油パイプラインの操業が一時停止されたことで原油価格が上昇。商品市況でのインフレが一段と進展することで再びFRBによる早期金融引き締めへの懸念が浮上した。米ハイテク株安を受け、11日の225先物は、商品投資顧問(CTA)など短期筋による売りも嵩み、一時1,000円近く下げた。

さらに、4月の米CPIが市場予想を大きく上回ると、米10年物国債利回りが一時1.7%まで急上昇。米株式市場での全面安を受けて、13日の225先物は売りに拍車がかかるなか、終値で27,480円まで急落。3日間だけで225先物は2,000円超もの下げ幅を記録した。

5月7日時点の裁定残高は、ネットベースで2,377億円の売り越し(前週は2,384億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、7,452万株の売り越しで、4月30日時点(7654万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(5月7日時点)

両先物売り方でCS、ドイツが存在感、買い方で野村

相場急落局面ではCTAと思われるCSのほかドイツ、シティG、JPモルガンなど多くの海外勢が225先物の売り方で存在感を見せた。CS、ドイツはTOPIX先物でも売り方上位だった。一方、買い方では、急落局面で逆バリ志向の個人が買い向かったと思われ、野村が両先物で上位にランクインした。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2超ハイボラ相場で日経VIは20pt上回る

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末の終値比5.61pt高(上昇率30.3%)の24.09ptと急騰した。商品市況で進展するインフレに加え米CPIの結果を受け、「物価上昇は一時的」とするFRBへの市場の疑念が高まった。

金融政策の方向転換の時期を巡る思惑が交錯するなか、世界的な株式市場の急落を背景に超ハイボラティリティー相場が到来。米VIX指数が20ptを大幅に上回るなか日経VIも20ptを優に上回った。

その後、週末の株式市場が大きく反発したこともあり、週後半からは日経VIも落ち着きを見せたが、警戒水準の20ptを大幅に上回ったまま週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は急低下で15pt割れ、インフレ懸念再台頭で先物主導の売り嵩む

NT倍率(先物)は急低下。想定外の形で4月米雇用統計が市場予想を大幅に下回ったことで金融緩和長期化期待が高まり、週初は堅調。

しかし、米石油パイプラインへのサイバー攻撃などで商品市況で進むインフレがさらに加速し、早期金融引き締めへの警戒感が再燃。4月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことが一層警戒感を強め、米長期金利も急上昇するなか日米ともに株式市場は急落に見舞われた。

商品投資顧問(CTA)など短期筋による225先物売りがかさみ、NT倍率は大きく低下して15pt台を割り込んだ。週末は4月米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回りながらも長期金利が低下したことで警戒感が一服。米株高を背景に買い戻しが進みNT倍率は上昇したものの15pt割れで終えた。

3日経平均は259円安!警戒感後退から先物は反発!?一方警戒すべき指標とは

今週の225先物は反発か。前週末の米株式市場では、4月小売売上高や5月ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことで長期金利が低下、「インフレ・金利上昇」への警戒感の後退が続いた。米ハイテク株も大幅に反発しており、前週末に続き225先物は急落分を取り戻しにいく動きとなりそうだ。

前週の急落相場の主体は先物主導の売りである。東証1部の売買代金も増えていたが、先物の売買高は2倍〜3倍以上にまで膨れ上がっていた。大幅反発した週末にはGSなど一部が早々に買い戻しの動きを見せていたが、急落局面で大幅に売り越していたCSなどの買い戻しの動きは殆ど確認されなかった。売り方の買い戻し余地が残っていることを考慮すると、買い戻しが進展するなか先物主導での上昇が見られる可能性もある。

一方、4月開催分のFOMC議事録の公表のほか、ニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀が発表する景気指数など経済指標も多い。インフレや長期金利の動きに対する警戒も怠れないだろう。それでも神経質ながらも大勢は戻りが優勢な週になると見ておきたい。今週の225先物予想レンジは27,500-29,000円とする。

経済スケジュール(5月17日〜5月21日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

5月17日

国内

08:50

貸出先別貸出金 法人(3月)

08:50

国内企業物価指数(4月)

15:00

工作機械受注(4月)

決算発表 ブリヂスト、リクルトH、三菱HCキャピタル、MUFG、日清粉G

海外

10:30

中・新築住宅価格(4月)

11:00

中・固定資産投資(都市部)(4月)

11:00

中・不動産投資(年初来)(4月)

11:00

中・調査失業率(4月)

11:00

中・鉱工業生産指数(4月)

11:00

中・小売売上高(4月)

11:30

タイ・GDP(1-3月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(5月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(5月15日まで1カ月間)

21:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(5月)

23:00

米・NAHB住宅市場指数(5月)

25:00

露・GDP(1-3月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(5月16日まで1カ月間)

29:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(3月)

米・アトランタ連銀オンラインイベント(18日まで)、クラリダ連邦準備制度理事会(FRB)副議長らが参加

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁とゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事がジェンダーイベントに参加

5月18日

国内

08:50

GDP速報値(1-3月)

08:50

GDPデフレーター(1-3月)

13:30

第3次産業活動指数(3月)

海外

15:00

英・失業率(4月)

15:00

英・ILO失業率(3カ月)(3月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(5月15日まで1カ月間)

18:00

欧・ユーロ圏貿易収支(3月)

18:00

欧・ユーロ圏GDP改定値(1-3月)

21:30

米・住宅着工件数(4月)

21:30

米・住宅建設許可件数(4月)

米・ダラス連銀総裁が アトランタ連銀オンラインイベントに参加

決算発表 百度、ウォルマート、ホーム・デポ

5月19日

国内

13:30

鉱工業生産(3月)

13:30

設備稼働率(3月)

海外

15:00

欧・ユーロ圏新車販売台数(4月)

15:00

英・消費者物価コア指数(4月)

15:00

英・生産者物価産出指数(4月)

17:00

南ア・消費者物価指数(4月)

18:00

欧・ユーロ圏CPI(4月)

21:30

加・消費者物価指数(4月)

欧・ECBが金融安定報告書公表

米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月27-28日会合分)

米・セントルイス連銀総裁が講演

米・アトランタ連銀総裁がブルームバーグ・ビジネスウィーク主催イベントに参加

香港・株式市場は祝日のため休場(仏誕節)

決算発表 アナログ・デバイセズ、JDドットコム、シスコシステムズ

5月20日

国内

08:50

貿易収支(4月)

08:50

輸出(4月)

08:50

輸入(4月)

08:50

コア機械受注(3月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)

13:00

東京販売用マンション(4月)

14:00

コンビニエンスストア売上高(4月)

決算発表 信中金、東京海上H、MS&AD、SOMPO

海外

10:00

中・SWIFTグローバル支払いCNY(4月)

10:30

中・5年物貸出金利(5月)

10:30

中・1年物貸出金利(5月)

10:30

豪・失業率(4月)

17:00

欧・ユーロ圏経常収支(3月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)

23:00

米・景気先行指数(4月)

米・レモンド商務長官が世界的な半導体不足巡る協議開催

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

ラガルドECB総裁とゲオルギエバIMF専務理事が講演

決算発表 アプライド、テンセント・ホールディングス

5月21日

国内

08:30

消費者物価コア指数(4月)

09:30

製造業PMI(5月)

09:30

サービス業PMI(5月)

09:30

総合PMI(5月)

海外

10:30

豪・小売売上高(4月)

15:00

英・小売売上高指数(4月)

16:30

独・製造業PMI(5月)

16:30

独・サービス業PMI(5月)

16:30

独・総合PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(5月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(5月)

17:30

英・製造業PMI(5月)

17:30

英・サービス業PMI(5月)

17:30

英・総合PMI(5月)

21:30

加・小売売上高(3月)

22:45

米・製造業PMI(5月)

22:45

米・サービス業PMI(5月)

22:45

米・総合PMI(5月)

23:00

米・中古住宅販売件数(4月)

23:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(5月)

米・米韓首脳会談

欧・ユーロ圏財務相会合

欧・非公式欧財務相理事会(22日まで)

伊・グローバル・ヘルス・サミット

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