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2020-12-04 21:52:46

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日経平均は514円高!ブルーウェーブ懸念後退で株価大幅上昇!?

2020/11/9

1米大統領選通過で買い戻しの動き鮮明に

先週の225先物は前週末比1,460円高(上昇率6.38%)の24,340円と大幅に上昇して終了し、24,000円台を回復して引けた。前週の下落の反動から買い戻しの動きが先行、週初の2日は400円高となり、23,000円台をあっさりと回復した。

その後は、米大統領選の結果判明を前に米国株が大幅に上昇したことから、祝日明けの4日も投開票状況に関連するニュースをこなしながら225先物は上昇基調を強め、5日には24,000円台の大台も突破した。米大統領選という不透明要因が解消されたことで、売り持ち高の解消が活発化したうえ、市場において「ハイテク関連企業に対する規制強化といった政策の実現性は低くなった」といった楽観的な見方が広がったことも株価上昇を後押しする形になった。

10月30日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆5,149億円の売り越し(前週は1兆4,491億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、5億6,230万株の売り越しで、10月23日時点(5億1,808万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(10月30日時点)

225先物およびTOPIX先物ではCSの買い越しが目立つ

225先物の手口では、週を通じて大きく売り越したAアムロCのほか、野村が上位になった以外は売り方において目立った動きは見られなかった。一方、買い手口では、CS、ドイツ、JPモルガン、GS、シティGの海外勢の動きが目立った。

TOPIX先物の手口では、週を通じて指数が上昇するなか、裁定取引業者のソジェンやAアムロCが売り方上位で目立ったほか、BNPパリバも売り方上位に名を連ねた。一方、買い手口では、ドイツ、CS、モルガンS、BofA証の海外勢が上位を占めた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは大幅低下、イベント通過で不透明感後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比8.86pt安(下落率29.09%)の21.59ptと4週ぶりに低下した。良好な企業業績を確認して市場心理が好転するなか225先物が上昇して始まると、VIは低下して始まった。

また、米大統領選の結果判明を前に米国株が上昇基調をたどると、日経平均も上伸。今年最大のイベントを無事に通過しつつあることに伴う不透明感の後退で投資家心理が大幅に改善し、VIは低下基調を強める展開となった。この先も企業業績など実体経済を確認しつつ、年末ラリーに向かうこととなれば、VIもさらなる低下傾向をたどりそうだ。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇で歴史的な高値圏、ブルーウェーブの期待後退でグロース株優勢

NT倍率(先物)は上昇。注目の米大統領選では接戦の果てに当初の予想通りバイデン氏優位で進んだ。ただ、同時に行われた議会選については、共和党が上院の過半数を占めそうとの報道を受け、それまでの大統領および上院・下院の過半数をすべて民主党が占めるいわゆるブルーウェーブの実現確率が後退。

大規模財政出動に対する期待後退から財政悪化に伴う米長期金利上昇の思惑も後退し、金利低下から改めてグロース株・ハイテク株が優勢となる動きが世界的に波及。この流れからNT倍率は週を通じて上昇し、40年ぶりの高水準に達した。

3日経平均は514円高!ブルーウェーブ懸念後退で株価大幅上昇!?

今週の225先物は、堅調地合いが続くことが想定される。最大のイベントであった米大統領選を通過しつつある今、目先は売り方による買い戻しの動きが続きそうだ。

225先物はこれまで強い抵抗帯と意識されていた24,000円をあっさりと突破したことから、買いの動きが優勢になることが想定される。先週4連騰、本日(11/9日中立会時点)も上昇していることから11月に入り5連騰となっており、10月末の終値から1,900円を超える上昇となっている。上昇スピードが急であることから反動でスピード調整はあるだろうが、株価水準が切り下がれば、買い遅れた投資家からの押し目買いが入ることが予想される。

ただ、懸念要因がないわけでもない。現職のトランプ大統領陣営による訴訟などが株式市場に与える影響を警戒する声も聞かれ、引き続き米大統領選に関する報道には注意を払う必要もある。また、市場には「欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大や、米国の追加経済対策をめぐる動きを見極める必要がある」との指摘もある。

また、今回の上昇は上院を共和党が制したことでねじれからバイデン氏が掲げる、巨額の財政出動や増税や過度な金融規制等市場への悪影響が想定される変更が行われないことを前提にしていると考えられる。しかし、ジョージア州の上院選挙では共和現職のデビッド・パーデュー氏が民主党候補を上回ったものの勝利に必要な過半に到達しておらず、21年1月5日に決選投票を開くことが確実になっている。ここで共和党が敗れることになれば、上院の与野党議席が50対50になり、採決で可否同数となった場合、上院議長を兼ねる副大統領が1票を投じる規定があり、上院も民主党が制し、ブルーウェーブの懸念が大きくなる可能性がある。その点は注意しておきたい。

他方、国内では企業決算が佳境に入る。前週に続き業績予想の上方修正が相次げば、年末ラリーに向けた素地が整うことにもなりそうだ。予想レンジは23,500-25,000円とする。

経済スケジュール(11月9日〜11月13日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月9日

国内

08:50

日銀金融政策決定会合における主な意見(10月28・29日分)

10:10

国債買い入れオペ(残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)

14:00

景気先行CI指数(9月)

14:00

景気一致指数(9月)

 

決算発表 セコム、ソフトバンクG、ホシザキ、ヤマハ発、ユー・エス・エス、住友鉱、大林組

 

決算発表 島津製、東京センチ、浜松ホトニク、清水建、関西ペイント、飯田GHD

海外

15:45

スイス・失業率(10月)

16:00

独・貿易収支(9月)

16:00

独・経常収支(9月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月7日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

27:00

ブ・貿易収支(週次)(11月8日まで1カ月間)

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

決算発表 マクドナルド

11月10日

国内

08:50

貸出動向 銀行計(10月)

08:50

国際収支(経常収支)(9月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(10月)

08:50

BOP経常収支調整(9月)

13:30

倒産件数(10月)

14:00

景気ウオッチャー調査 現状判断(10月)

14:00

景気ウオッチャー調査 先行き判断(10月)

 

決算発表 りそなHD、ネクソン、パンパシI、出光興産、名鉄、大塚商会

 

決算発表 富士フHD、明治HD、東急、資生堂、鹿島、TIS、大日印

海外

10:30

中・消費者物価指数(10月)

10:30

中・生産者物価指数(10月)

16:00

英・失業率(10月)

16:00

英・ILO失業率(3カ月)(9月)

16:00

トルコ・失業率(8月)

19:00

独・ZEW期待指数(11月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(11月)

24:00

米・JOLT求人件数(9月)

 

中・マネーサプライ(10月、15日までに)

 

中・資金調達総額(10月、15日までに)

 

中・元建て新規貸出(10月、15日までに)

 

フィリピン・GDP(7-9月)

 

米・クオールズ連邦準備制度理事会(FRB)副議長が上院銀行委で証言

 

米・ボストン連銀総裁が講演

 

米・ダラス連銀総裁が講演

 

米・アップルがイベント開催

 

決算発表 アディダス、リフト

11月11日

国内

08:50

マネーストック(10月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

15:00

工作機械受注(10月)

 

決算発表 三井化、三菱地所、大和ハウス、大成建、東芝、電通、ENEOS、GMOPG、ハモニック、コンコルデ

海外

10:00

NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月7日まで1カ月間)

21:00

ブ・小売売上高(9月)

 

欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁がECBフォーラムで講演

 

石油輸出国機構(OPEC)月報

 

国際オリンピック委員会(IOC)理事会

11月12日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

貸出先別貸出金 法人(9月)

08:50

国内企業物価指数(10月)

08:50

コア機械受注(9月)

10:00

営業毎旬報告(11月10日現在、日本銀行)

10:30

安達日銀審議委員が長野県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見

11:00

東京オフィス空室率(10月)

13:30

第3次産業活動指数(9月)

 

ソニーが新型ゲーム機「プレイステーション(PS)5」を発売

 

決算発表 みずほFG、新生銀、トレンド、ブリヂスト、三井住友H、住友不、光通信

 

決算発表 博報堂DY、マクドHD、日産化、日産自、楽天、近鉄GHD

海外

16:00

独・CPI(10月)

16:00

英・鉱工業生産指数(9月)

16:00

英・GDP(9月)

16:00

英・GDP(7-9月)

16:00

英・商品貿易収支(9月)

18:30

南ア・失業率(7-9月)

19:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(9月)

21:00

印・鉱工業生産(9月)

21:00

印・CPI(10月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(9月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・消費者物価コア指数(10月)

25:00

露・GDP(7-9月)

28:00

米・財政収支(10月)

 

印・貿易収支(10月、15日までに)

 

米・シカゴ連銀総裁が講演

 

欧・ECB経済報告

 

欧・ラガルドECB総裁とパウエルFRB議長、ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁がECBフォーラムで講演

 

国際エネルギー機関(IEA)月報

 

決算発表 アプライド、ウォルト・ディズニー、シスコシステムズ、シーメンス

 

決算発表 メルク、テンセント・ホールディングス、鴻海精密工業

11月13日

国内

 

決算発表 かんぽ生命、ゆうちょ銀、オリンパス、ヤクルト、三井住友F、MUFG、大塚HD

 

決算発表 日ペイントHD、日本郵政、朝日インテ、第一生命HD、SMC、T&DHD

海外

13:00

マレーシア・GDP(7-9月)

17:30

香港・GDP(7-9月)

19:00

欧・ユーロ圏貿易収支(9月)

19:00

欧・ユーロ圏GDP改定値(7-9月)

21:00

ブ・経済活動(9月)

22:30

米・生産者物価コア指数(10月)

24:00

米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)

 

米・セントルイス連銀総裁が講演

 

決算発表 JDドットコム

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