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2020-10-02 00:40:17

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は新型肺炎への懸念で、軟調な展開

日経平均は急反発!21,000円は岩盤か?

2020/3/2

1新型肺炎に対する懸念から売り膨らむ

先週の225先物は前週末比2,210円安(下落率9.48%)の21,080円と大幅に続落。新型肺炎の感染者が欧米、中東、南米などアジア圏以外に広がるなか、リスク回避の動きが一気に強まった。米国株式市場でも過去最大の下げを演じるなど世界的な株安連鎖が続いたことからセンチメントが大幅に悪化。国内でも、コンサートやスポーツ関連のイベント開催が中止や延期になるなど、悪影響が出たことも投資マインドの悪化に繋がった。225先物は週を通じて下げ続け、21,000円台を割り込む場面もあった。

2月21日時点の裁定残高は、ネットベースで2,932億円の売り越し(前週は3,073億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、1億1,078万株の売り越しで、2月14日時点(1億1,303万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(2月21日時点)

海外ファンドの売り急増

225先物手口では、CS、JPモルガン、ドイツ、AアムロCなど海外ヘッジファンドなどの短期筋の注文を執行したとみられる海外勢が週を通じてコンスタントに売りをこなした。一方で、買い手口では、日経平均を対象とした上場投資信託(ETF)絡みの買い需要から野村が買い方筆頭となった。また、TOPIX先物の手口では、JPモルガン、バークレイ、シティG、GSの海外勢が週を通じてコンスタントに売りをこなし、上位に並んだ。バークレイはリスク・パリティ戦略に絡んだ売りが出たとみられる。一方、買い手口では、裁定取引業者のソジェン、AアムロCの買いが上位になったほか、日銀のETF買いの注文を執行したとみられる大和が週を通じて買いを入れた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは約4年半ぶりの水準まで急騰

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比23.90pt高(上昇率126.38%)の42.81ptと危険水準とみられる20ptを大きく突破した。新型肺炎の感染が世界的に広がりを見せるなか、世界景気の悪化に対する警戒感が強まり、世界同時株安が進行。日経平均も一時21,000円台を割り込むなど投資マインドが大幅に悪化した。VIは、週を通じて上昇を続け、約4年ぶりとなる40pt台に急騰した。これに伴い、同指標などを対象として持ち高を自動的に変動させるリスク・パリティ戦略を取るファンドによる売りも出たと見られる。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、コロナショックで日経平均は一時21000円割れ

NT倍率(先物)は拡大。前週の日経平均は下げ幅で2,200円超(下落率9%超)、週間ベースでは3週連続安となった。TOPIX先物に対する海外ファンドによる大口の売り手口がみられたことで、NT倍率は週を通じて上昇、週末28日のNT倍率は14.05倍に拡大した。

3日経平均は急反発!21,000円は岩盤か?

今週の225先物は引き続き不安定な値動きが想定される。新型肺炎の感染者が世界的に拡大するなか、株安連鎖に歯止めがかかるのかが注目される。前週末の米国市場では、NYダウが一時1,000ドル超下落したが、利下げ期待などから終盤に下げ幅を縮めた。

先週は日米ともに大きく下落しており、自律反発ムードの高まりに期待したいところ。ただ、欧米での感染は今後拡大期入りすることが予想され、引き続き新型肺炎に関する報道には注意が必要だろう。また、2月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が過去最低となった。新型肺炎の感染拡大の影響が実体面で表れており、中国景気の急激な悪化が鮮明になっているだけに、センチメントの改善に繋がるかは不透明だ。

また、今週は米中で重要な経済指標の発表が相次ぐ。新型肺炎の拡大による景況感の悪化が鮮明になれば、下げが拡大する可能性もあるだけに警戒が必要である。欧米などで新型肺炎の封じ込めが成功するか今後2週間程度がカギを握るとみられるだけに、総悲観に傾いたセンチメントが回復するか正念場となりそうだ。また、米VIXや日経VI急騰を受け、前述したファンドによる売りにも引き続き警戒したいところ。

ただ、日経平均株価の21,000円割れは、PBR1倍水準で下値目処として意識されやすい。アベノミクス以降はPBR1倍前後で底となって、株価反発となっているため、岩盤とみられている。ここを割り込んでくることになると金融不安と景気後退が引き起こしたリーマンショック級の下落を想定することになり、想定は難しいが瞬間的に19,000円前後まで下げる可能性がある。現状ではそこまでは想定されないが今後の成行は注視が必要。今週の予想レンジは20,700-21,800円とする。

経済スケジュール(3月2日〜3月8日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月2日

国内

08:50

設備投資(10-12月)

08:50

企業利益(10-12月)

08:50

企業売上高(10-12月)

09:30

製造業PMI(2月)

14:00

自動車販売台数(2月)

 

カーブスホールディングスが東証1部に新規上場(公開価格:750円)

海外

10:45

中・財新製造業PMI(2月)

14:00

印・製造業PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(2月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(2月29日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

20:30

印・インフラ産業8業種(1月)

22:00

ブ・製造業PMI(2月)

23:45

米・製造業PMI(2月)

24:00

米・ISM製造業景況指数(2月)

24:00

米・建設支出(1月)

27:00

ブ・貿易収支(2月)

 

イスラエル・総選挙

 

欧・欧と離脱した英国との交渉開始

3月3日

国内

08:50

貸出先別貸出金 法人(1月)

08:50

マネタリーベース(2月)

10:00

営業毎旬報告(2月29日現在、日本銀行)

14:00

消費者態度指数(2月)

海外

09:30

豪・経常収支(10-12月)

12:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

16:00

トルコ・消費者物価指数(2月)

18:30

南ア・GDP(10-12月)

19:00

欧・ユーロ圏失業率(1月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(2月)

19:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(1月)

 

米・大統領選スーパーチューズデー

 

米・シカゴ連銀総裁が質疑応答に参加

 

米・ニューヨーク連銀幹部が準備金に関して質疑応答など

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

米・自動車販売(2月、4日までに)

 

マレーシア・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

世界貿易機関(WTO)一般理事会(4日まで)

 

韓国・GDP(10-12月)

3月4日

国内

09:30

サービス業PMI(2月)

09:30

総合PMI(2月)

 

Kids Smile Holdingsが東証マザーズに新規上場(公開価格:2260円)

海外

09:30

豪・GDP(10-12月)

10:45

中・財新サービス業PMI(2月)

10:45

中・財新総合PMI(2月)

14:00

印・サービス業PMI(2月)

14:00

印・総合PMI(2月)

16:30

スイス・消費者物価指数(2月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(2月)

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(2月)

19:00

欧・ユーロ圏小売売上高(1月)

21:00

ブ・GDP(10-12月)

21:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

22:15

米・ADP全米雇用報告(2月)

23:45

米・サービス業PMI(2月)

23:45

米・総合PMI(2月)

24:00

米・ISM非製造業総合景況指数(2月)

24:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

ブ・CNI設備稼働率(1月、5日までに)

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

米・セントルイス連銀総裁が開会のあいさつ

3月5日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

10:30

鈴木日銀審議委員が福島県金融経済懇談会であいさつ

 

決算発表 積水ハウス

海外

09:30

豪・貿易収支(1月)

21:00

ブ・PPI 製造業(1月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・労働生産性(10-12月)

24:00

米・製造業受注(1月)

 

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演

 

オーストリア・石油輸出国機構(OPEC)臨時総会

 

経済協力開発機構(OECD)が経済見通しを公表

 

米・ダラス連銀総裁が講演

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

決算発表 メルク

3月6日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(1月)

08:30

実質賃金総額(1月)

08:30

家計支出(1月)

14:00

景気先行CI指数(1月)

14:00

景気一致指数(1月)

 

ウイルテックが東証2部に新規上場(公開価格:1200円)

 

きずなホールディングスが東証マザーズに新規上場(公開価格:2320円)

海外

09:30

豪・小売売上高(1月)

16:00

独・製造業受注(1月)

22:30

米・非農業部門雇用者数(2月)

22:30

米・失業率(2月)

22:30

米・平均時給(2月)

22:30

米・貿易収支(1月)

22:30

加・貿易収支(1月)

22:30

加・失業率(2月)

24:00

米・卸売在庫(1月)

29:00

米・消費者信用残高(1月)

 

米・シカゴ連銀総裁とクリーブランド連銀総裁がニューヨークでのイベントに参加

 

米・セントルイス連銀総裁がニューヨークでのイベントに参加

 

米・カンザスシティー連銀総裁がニューヨークでのイベントに参加

 

米・ニューヨーク連銀総裁とボストン連銀総裁がニューヨークでのイベントに参加

 

オーストリア・OPECプラス会合

3月7日

海外

 

中・外貨準備高(2月)

 

中・貿易収支(2月)

3月8日

海外

 

米・夏時間開始

  • 提供:フィスコ社

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