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2020-02-29 22:07:01

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日経平均は新型コロナウイルス拡大懸念で一時500円安

2020/1/27

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1新型肺炎への懸念で3週ぶりに下落

先週の225先物は前週末比230円安(下落率0.95%)の23,800円と3週ぶりに下落した。週初は米中両国の経済指標の改善などを背景に買いが先行して始まった。その後、新型肺炎の感染拡大が世界的な経済活動に影響を及ぼし、景気に対する悪影響が懸念されるなか、中国・上海、香港市場などアジア株が下落したことから短期筋による利益確定の動きを促した。ただ、米国企業の良好な決算などを映して、米国株が最高値圏でもみ合ったほか、国内でも本格化する主要企業の決算への期待もあり、下値では押し目を拾う動きもあった。一方、先週末24日から中国の春節休場を前に、さらなる感染拡大を警戒する向きも多かった。

1月17日時点の裁定残高は、ネットベースで3,626億円の売り越し(前週は2,276億円の売り越し)から増加した。株数ベースでは、1億3,007万株の売り越しで、1月10日時点(7,221万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(1月17日時点)

海外ファンドの売買が目立つ週に

225先物手口では、週を通じてコンスタントに売り越したCSが売り方トップになったほか、21日に2,000枚以上売り越したモルガンSが売り方2位になった。前述した新型肺炎への懸念から商品投資顧問業者(CTA)とみられる売りが出たとの指摘がみられた。一方で、買い手口では、裁定取引業者のAアムロCが21日に2,000枚以上買い越したことなどから買い方筆頭になったほか、週を通じてコンスタントに買いを入れたソジェンやJPモルガンの海外勢が買い方上位に並んだ。また、TOPIX先物の手口では、週を通じてコンスタントに売り越した野村がトップに躍り出たほか、JPモルガン、ドイツ、モルガンSの海外勢がこれに追随し上位に並んだ。買い手口では、週を通じてコンスタントに買い越したメリルが買い方トップになったほか、22日に2,000枚超買い越したCSがこれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週ぶりの大幅上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.68pt高(上昇率12.72%)の14.88ptと3週ぶりに急騰した。中国で多発する新型肺炎への警戒感が高まるなか、週末24日からの春節休暇入りを前に更なる感染拡大が懸念され、投資家のセンチメントも悪化。また、円相場も1ドル=109円台前半を窺う円高に振れたこともマインドの悪化につながり、VIは23日には一時15.73ptまで上昇。一方、市場予想を上回る業績予想を示したディスコ<6146>や米半導体大手インテルの決算を受けて投資マインドはやや改善したものの、春節休暇入りを前に感染拡大への警戒感も根強く、方向感は定まりにくかった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、新型肺炎への懸念も

NT倍率(先物)は低下。21日の日経平均は4日ぶりに大幅反落となり24,000円台を割り込み、NT倍率は13.74倍に低下。その後週末にかけてNT倍率はほぼ横ばいで推移した。新型コロナウイルスによる肺炎拡大による影響が懸念され、短期筋による利益確定の動きもみられた。

3日経平均は新型コロナウイルス拡大懸念で一時500円安

1/27には新型コロナウイルス拡大懸念で一時500円安となるなど、今週の225先物は不安定な展開が想定されよう。新型コロナウイルスによるとみられる肺炎の拡大は継続しており、どこまで感染拡大するか読めない中で買いを入れる投資家は少ないと想定される。ただ、企業業績改善への期待感は継続しており綱引きになりそうだ。

中国で多発する新型肺炎の感染拡大が続けば、中国経済が停滞し、日本の景気や企業業績に悪影響を及ぼしかねない。中国・上海市場が春節で30日まで休場のため、市場では「中国での感染拡大が報じられると、リスク回避目的の売りが225先物にも膨らむ可能性がある」といった指摘もある。

一方、月末にかけて主要企業の19年4-12月期決算発表が集中するなか、業績期待の高いハイテク株中心に底入れ期待が一段と高まった場合は短期筋のセンチメントにも好影響を与えよう。また、パンデミックによる株式市場の下落は過去に何度もあるが、最終的に終息した数か月前から株式市場は反発し始めることが多いため、過度に悲観的になり、本来の景気環境や売買動向を見誤らないようにしたい。今週の予想レンジは、23,000-24,100円とする。

経済スケジュール(1月27日〜1月31日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月27日 国内 決算発表 日東電、JSR
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(1月23日まで1カ月間)
18:00 独・IFO企業景況感指数(1月)
24:00 米・新築住宅販売件数(12月)
27:00 ブ・貿易収支(週次)(1月25日まで1カ月間)
中・株式市場は春節(旧正月)のため休場(30日まで)
香港・株式市場は春節(旧正月)のため休場(28日まで)
1月28日 国内 08:50 企業向けサービス価格指数(12月)
決算発表 エムスリー、オービック、信越化、日立化成
海外 22:30 米・耐久財受注(12月)
23:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(11月)
24:00 米・消費者信頼感指数(1月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)(29日まで)
米議会予算局(CBO)が経済・財政見通し
決算発表 アップル、スターバックス、ファイザー、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ
決算発表 ユナイテッド・テク、ロッキード、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、SAP
1月29日 国内 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月20・21日分)
08:50 日銀金融政策決定会合議事録公表(2009年7-12月開催分)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
14:00 消費者態度指数(1月)
決算発表 アドテスト、オムロン、キヤノン、ファナック、ミスミG、NEC、日立ハイテ、日立建機、日野自、LINE
海外 09:30 豪・消費者物価指数(10-12月)
18:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(12月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30 米・卸売在庫(12月)
24:00 米・中古住宅販売成約指数(12月)
28:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
米・FOMC終了後、パウエルFRB議長が記者会見
米・ゴールドマン・サックス・グループが初の投資家デー開催
決算発表 AT&T、GE、テスラ、フェイスブック、ボーイング、マイクロソフト
決算発表 マクドナルド、マスターカード、ノバルティス、ペイパル
1月30日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 貸出先別貸出金 法人(12月)
15:30 日本取引所グループの清田CEOが定例会見
16:00 雨宮日銀副総裁が講演
決算発表 アコム、アルプスA、オリランド、カシオ、コナミHD、ヒューリック、マキタ、ヤマトHD、三井住友H、三井住友F、中外薬
決算発表 京セラ、任天堂、信中金、大日住薬、大東建、大ガス、富士通、小糸製、日本取引所、日精工、日本M&A、日清粉G
決算発表 日立金、東エレク、東ガス、東電HD、JR東日本、JR東海、積水化、野村HD、NRI、ANAHD、ドコモ
海外 06:45 NZ・貿易収支(12月)
17:55 独・失業率(失業保険申請率)(1月)
19:00 欧・ユーロ圏景況感指数(1月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(1月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(12月)
21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
22:00 独・消費者物価指数(1月)
22:30 米・GDP速報値(10-12月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
英・金融政策報告、カーニー総裁が記者会見
決算発表 アマゾン、イーライリリー、コカ・コーラ、ビザ、ベライゾン、UPS、ドイツ銀行
決算発表 ボルボ マーシュ・アンド・マクレナン、ロイヤル・ダッチ・シェル、ロシュ、サムスン電子
1月31日 国内 08:30 有効求人倍率(12月)
08:30 失業率(12月)
08:30 東京CPI(1月)
08:50 小売売上高(12月)
08:50 鉱工業生産(12月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(12月)
13:00 自動車生産台数(11月)
14:00 建設工事受注(12月)
14:00 住宅着工件数(12月)
決算発表 みずほFG、りそなHD、アステラ薬、エーザイ、キーエンス、コーセー、エプソン
決算発表 デンソー、メディパル、ヤクルト、三菱自、中部電、京成、住友化、味の素、大和証G
決算発表 コマツ、小林製薬、小野薬、ガイシ、JAL、日通、日立、清水建、第一三共、ALSOK、JR西日本
決算発表 豊田織、豊田通商、関西電、KDDI、リクシルG、SBI、SCSK、SGHD、TDK、TOTO、ZOZO
海外 10:00 中・製造業PMI(1月)
10:00 中・非製造業PMI(1月)
10:00 中・総合PMI(1月)
19:00 欧・ユーロ圏GDP速報値(10-12月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(1月)
20:30 印・インフラ産業8業種(12月)
21:00 南ア・貿易収支(12月)
21:30 印・年間GDP予想(2019年)
21:30 ブ・基礎的財政収支(12月)
22:30 米・個人所得(12月)
22:30 米・個人消費支出(12月)
22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(12月)
22:30 米・雇用コスト指数(10-12月)
23:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(1月)
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(1月)
印・財政赤字(12月)
決算発表 エクソンモービル、キャタピラー
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