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2019-07-22 00:39:41

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は自律反発局面を迎えるか

日経平均は自律反発局面を迎えるか

2019/5/13

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1米中貿易摩擦激化懸念の再燃から5週ぶりに下落

大型連休明けの先週の225先物は、前週末比940円安(下落率4.22%)の21310円と5週間ぶりに下落に転じた。連休中の6日、米通商代表部(USTR)が2000億ドル相当の中国製品に対する関税率を10%から25%へ引き上げると表明したことを受け、中国商務省は即座に米国が実際に関税引き上げを行えば、「対抗措置を講じざるを得ない」との報道官談話を発表した。米中貿易摩擦の激化懸念が再燃し、週明け7日から225先物は22000円の大台を割り込んだ。関税の引き上げ期限が週末の10日とされ、米中閣僚級による通商協議の動向が気掛かり材料となり、週を通じて買い手控えムードが強まった。

4月26日時点の裁定残高は、ネットベースで669億円の買い越し(前週は4278億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、1億818万株の買い越しと4月19日時点(2億540万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(4月26日時点)

海外短期筋の手口目立つ

225先物の手口では、海外ヘッジファンドの注文を執行しているCSが週を通じてコンスタントに売りをこなし、売り方トップになったほか、モルガンSなどもそれに続いた。一方、買い手口では、裁定取引業者のソジェンが前週に続き買い方トップになった。また、TOPIX先物の手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたモルガンSが売り方トップになり、CSやバークレイなどが上位に並んだ。週を通じて、両先物にCSやモルガンSが並び、短期筋の売りが意識された。また、リスクパリティ絡みの商いを連想させるバークレイによるTOPIX先物売りも確認される格好となった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VI急騰で危険水域の20ptを突破

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は前週末比7.03pt高(上昇率41.95%)の23.79ptと急上昇した。米中貿易交渉の激化懸念の再燃を映して、世界的な株安連鎖が続くなか、VIも上昇基調を強めた。トランプ米政権が中国製品に対する関税引き上げ表明したことで、週末10日には一時24.66ptまで上げ幅を拡大させた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は小幅反落、連休明けには13.7倍割り込む場面も

NT倍率(先物)は小幅反落。連休明け7日は、日経平均・TOPIXともに下落してスタートしたものの、TOPIXが相対的な底堅さをみせたことから、NT倍率は13.7倍を割り込んだ。米中貿易交渉への警戒感の高まりからともに連日で大幅安となるなか、10日にかけてトランプ大統領発言や中国株高を手掛かり材料に日経平均が反発をみせると、NT倍率は13.84倍まで上昇する場面もみられた。ただ、米国の対中追加関税発動を受け日経平均がマイナスに転じたことで、NT倍率は26日終値を若干下回る水準まで調整をみせた。

3自律反発局面を迎えるか注目

今週の225先物は、米中通商協議の行方を見極めながら自律反発局面もありそうだ。トランプ米政権は10日に中国への制裁関税引き上げを決めたが、市場からは「約1カ月の間に撤回される可能性が大きい」との声も聞かれるなど、動揺は今のところ少ないようだ。そんな中、関税引き上げ期限に向けて値幅調整も相当進んだことから、いったんは売り圧力は和らぐとみられ、自律反発の動きも出やすくなろう。国内では、週半ばまで決算発表が多くあることから、引き続き個別物色は活況が見込まれる。海外市場が落ち着きを取り戻せば、直近で売り込まれた銘柄などに押し目買いが入り、225先物にも買い戻し圧力が強まる展開も期待できそうだ。ただ、週後半にかけては中国や米国で経済指標の発表が多く予定されている。米中リスクが意識された直後だけに様子見ムードが強まる可能性がある。依然として米中協議関連に対するニュースフローに振らされる展開が続くことが想定されるなか、米VIX先物のショートポジションは先週末時点で引き続き節目の10万枚を超えたままであり、VIX先物の買い戻しに伴う同指数の急騰といった展開にも注意が必要だ。予想レンジは21000-22000円とする。

経済スケジュール(5月13日〜5月17日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

5月13日

国内

08:50

外貨準備高(4月)

14:00

景気動向指数(3月)

 

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

 

決算発表 いすゞ自動車、エーザイ、コニカミノルタ、スズケン、ブリヂストン、ユニ・チャーム、ユー・エス・エス、九州旅客鉄道

 

決算発表 凸版印刷、国際石油開発帝石、大和ハウス工業、大林組、大正製薬ホールディングス、大陽日酸

 

決算発表 東京急行電鉄、東芝、浜松ホトニクス、王子ホールディングス、JXTGホールディングス、明治ホールディングス

海外

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:00

印・CPI(4月)

 

ブ・貿易収支(週次)(5月12日まで1カ月間、14日までに)

 

米・ボストン連銀総裁とクラリダ連邦準備制度理事会(FRB)副議長が連銀イベントで開会の挨拶

 

露・ポンペオ米国務長官がロシア訪問、ラブロフ外相と会談(14日まで)

 

香港・株式市場は休場(灌仏会の翌日)

 

フィリピン・中間選挙

5月14日

国内

08:50

国際収支(経常収支)(3月)

08:50

貸出・預金動向(4月、日本銀行)

10:00

営業毎旬報告(5月10日現在、日本銀行)

 

決算発表 アコム、セコム、ヤクルト本社、リクルートホールディングス、ルネサスエレクトロニクス、三菱ケミカルホールディングス

 

決算発表 三菱地所、博報堂DYホールディングス、大塚ホールディングス、大日本印刷、日清製粉グループ本社、日産自動車

15:30

印・卸売物価(4月)

17:30

英・失業率(4月)

17:30

英・ILO失業率(3カ月)(3月)

18:00

独・ZEW期待指数(5月)

18:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(3月)

18:30

南ア・失業率(1-3月)

20:00

ブ・金融政策委員会(COPOM)議事録公表

21:30

米・輸入物価指数(4月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

5月15日

国内

08:50

マネーストック(4月、日本銀行)

15:00

工作機械受注(4月)

 

国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)

 

決算発表 かんぽ生命保険、みずほフィナンシャルグループ、ゆうちょ銀行、アルフレッサ ホールディング

 

決算発表 ソニーフィナンシャルホールデ、メディパルホールディングス、三井住友トラスト・ホールディングス

 

決算発表 三菱UFJフィナンシャル・グループ、住友化学、出光興産、日本ペイントホールディングス、日本郵政

 

決算発表 朝日インテック、第一生命ホールディングス、阪急阪神ホールディングス、電通、鹿島建設、KDDI、SMC

 

決算発表 コカ・コーラ ボトラーズジャパ、三井住友フィナンシャルグループ、日産化学、T&Dホールディングス

海外

11:00

中・固定資産投資(都市部)(4月)

11:00

中・失業率(4月)

11:00

中・鉱工業生産指数(4月)

11:00

中・小売売上高(4月)

15:00

独・GDP(1-3月)

16:00

トルコ・失業率(2月)

18:00

欧・ユーロ圏GDP改定値(1-3月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:30

加・消費者物価指数(4月)

21:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(5月)

21:30

米・小売売上高(4月)

22:15

米・鉱工業生産指数(4月)

23:00

米・企業在庫(3月)

23:00

米・NAHB住宅市場指数(5月)

29:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(3月)

 

印・貿易収支(4月)

 

米・リッチモンド連銀総裁が講演

 

国際エネルギー機関(IEA)月報

 

決算発表 クレディ・アグリコル、シスコシステムズ、テンセント・ホールディングス、アリババ・グループ・ホールディング

5月16日

国内

08:50

国内企業物価指数(4月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

 

国庫短期証券(1年)入札

 

決算発表 住友不動産

10:30

豪・失業率(4月)

13:00

マレーシア・GDP(1-3月)

18:00

欧・貿易収支(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(5月15日まで1カ月間)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・住宅建設許可件数(4月)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)

 

欧・ユーロ圏財務相会合

 

米・ミネアポリス連銀総裁が講演

 

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

 

決算発表 エヌビディア、ウォルマート

5月17日

国内

13:30

第3次産業活動指数(3月)

 

国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)

 

決算発表 信金中央金庫、光通信

海外

15:00

欧・新車販売台数(4月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(5月15日まで1カ月間)

18:00

欧・ユーロ圏CPI(4月)

23:00

米・景気先行指数(4月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が地域会合に参加

 

欧・欧財務相理事会

5月18日

海外

 

豪・総選挙

5月19日

海外

 

印・総選挙(下院選挙)の投票最終日(4月11日から7回に分けて実施)

  • 提供:フィスコ社
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