SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 19:27:39

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  急落時にバーゲンハンターになれるか

サキモノの『ココがPOINT!』

2018/10/29

急落時にバーゲンハンターになれるか

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1世界的な株安連鎖懸念を背景に4週連続の下落

先週の225先物は前週末比1,300円安の21,230円と大幅に続落し、4週連続して下落した。米中貿易戦争の激化に伴う景気減速や企業収益の悪化懸念、米国と対立を深めるサウジアラビアとの緊張の高まりなどの先行き不透明感から、23日に225先物は710円下落し、22,000円の大台を割り込んだ。その後、業績不振などを背景に米ハイテク株が下落したことを受け、25日には760円の急落となった。この間、TOPIXやマザーズ指数など東京市場の主要指数は年初来安値を更新し、日経平均も下げ基調を強めている。センチメントが急激に悪化しており、米国株が自律反発的に値を上げても225先物の戻りは限定的で、週末には22,000円台を割り込んだ。今月3日に24,000円台だった225先物は約3週間で3,000円近く下落しており、株価の急落が投資家の不安感を増幅させ、売りを招く悪循環に陥っている。

10月19日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆22億円の買い越し(前週は1兆4,874億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、5億829万株の買い越しと10月12日時点(7億527万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(10月19日時点)

海外ファンドの売りが継続

225先物の手口では、海外の商品投資顧問業者(CTA)からの注文とみられる売り手口を執行したCSが週を通じてコンスタントに売りをこなし、売り方トップとなったほか、メリル、UBS、JPモルガンなど海外勢の売りが目立った。一方、野村、大和、三菱UFJ、SBIなど国内勢がコンスタントに買いをこなし、買い方上位に名を連ねた。また、TOPIX先物の手口では、2月のVIXショックの際、リスクパリティ戦略をとるマクロ系ファンドの売りをこなしたバークレイが前週に続いて売り方筆頭になり、話題となった。また、モルガンS、UBS、CSなどの海外勢も週を通じて売りをこなした。一方、ドイツやメリルが週を通じてコンスタントに買いを入れた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは不安心理の増幅から急上昇し、一時30pt台

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比5.75pt高(上昇率25.72%)の28.11ptと急上昇した。米国企業の業績悪化懸念やサウジアラビア情勢、イタリアの財政不安など先行き不透明な材料が山積。米国株が急落し、これが、日本、中国、欧州など世界的な株安連鎖に陥った。また、株安が新たな不安を招き、売りを呼ぶ悪循環に陥っている。このため、VIは一時2月のVIXショック時に記録して以来となる30pt台に約8カ月ぶりに乗せる場面もみられた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、高値更新する場面もみられたが

NT倍率(先物)は下落。日本株全般が調整色を強めるなか、週半ばにかけてNYダウの下げ渋りや中国株高などもあり、日経平均が22,000円付近で下げ渋ると、NT倍率は一時13.42倍まで上昇した。ただ、ハイテク株安などから日経平均が節目の21,000円を一時割り込むなど急落すると、NT倍率も下落し13.3倍を割り込んだ。

3急落時にバーゲンハンターになれるか

今週の225先物は、引き続き外部環境の先行き懸念が相場に影を落とすなか、底値を探る展開になりそうだ。週末26日の米国市場は、グーグルの親会社のアルファベットやアマゾン・ドットコムなど大手IT企業の業績不安を背景にNYダウ、ナスダック総合指数ともに大幅に反落した。先週末の東京市場はこれを先取りする形で大幅に下落したことから、押し目を拾う動きも想定されよう。

足元では米企業の業績悪化懸念は拭えていない。今週も30日にフェイスブック、11月1日にアップルの決算発表を控えているだけに、次第に両企業の業績動向を見極めようとの雰囲気が強まりやすく、本格的な戻り局面とはなりにくいだろう。

市場では「特にアップルの決算が芳しくなければ、米ハイテク企業の高収益は終ったとの認識につながりやすい」とされる。東京市場にもアップル関連のハイテク企業が多いだけに、国内ハイテク部品の企業の業績不振につながり、株価の戻りも重くなる可能性がありそうだ。

ただ、日経平均株価のPERは10/26時点で12.37倍となっている。この水準は2016年2月のチャイナ・ショック(12.89倍)、同6月のイギリスのEU離脱は12.82倍を下回っている。当時はもちろん米中貿易戦争はなかったが、その水準よりも割安感が強い。買い出動するのであれば、割安になり、下値が限られている現在のような状況ではないか。

基本的にこうした状況は長くは続かないと考えている。ここから数週間で米中間選挙や各国の企業決算が確認できれば、マーケットは落ち着きを取り戻し、適正な株価水準に向かう。予想レンジは20,500-21,500円とする。

経済スケジュール(10月29日〜11月2日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
10月29日 国内 08:50 商業動態統計(9月)
日印首脳会談
決算発表 大正薬HD、日本取引所、積水化、塩野義薬、三菱電、特殊陶、JR東海、コマツ、スタンレー、日清粉G
決算発表 JR東日本、小林製薬、オービック、TOTO、ミスミG、ファナック、JR西日本、大和証G、日精工
海外 20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M)(10月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:30 米・個人所得(9月)
21:30 米・個人消費支出(9月)
21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(9月)
22:30 ブ・基礎的財政収支(9月)
27:00 ブ・貿易収支(週次)(10月28日まで1カ月間)
米・シカゴ連銀総裁が講演
決算発表 HSBCホールディングス
10月30日 国内 08:30 有効求人倍率(9月)
08:30 失業率(9月)
16:00 東証住宅価格
日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年、残存25年超、残存10-25年)(日本銀行)
VALUENEXが東証マザーズに新規上場(公開価格:1840円)
決算発表 ヒューリック、大東建、田辺三菱、ローム、三井物、コニカミノルタ、JFEHD、ソニー、日野自
決算発表 京セラ、エプソン、SBIHD、NEC、AGC、マキタ、大日住薬、オリランド、任天堂、大ガス、東電HD
決算発表 協和キリン、ディスコ、シャープ、オムロン、ホンダ、ポーラオルHD
海外 17:55 独・失業率(失業保険申請率)(10月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感改定値(10月)
19:00 欧・ユーロ圏域内GDP速報値(7-9月)
20:00 ブ・全国失業率(9月)
22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(8月)
22:00 独・消費者物価指数(10月)
23:00 米・消費者信頼感指数(10月)
米・アップルがニューヨークで製品発表会
決算発表 GE、マスターカード、ファイザー、コカ・コーラ、フェイスブック、BNPパリバ、フォルクスワーゲン
決算発表 BP、フィアット・クライスラー、中国農業銀行、中国工商銀行
10月31日 国内 08:50 日・鉱工業生産指数(9月)
13:00 自動車生産台数(8月)
14:00 消費者態度指数(10月)
14:00 住宅着工件数(9月)
14:00 住宅着工戸数(9月)
14:00 建設工事受注(9月)
15:30 黒田日銀総裁が定例会見
19:00 外国為替平衡操作の実施状況(9月27日-10月29日)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
日銀経済・物価情勢の展望(展望リポート)
当面の長期国債等の買い入れの運営について(日本銀行)
決算発表 デンソー、豊田織、アステラ薬、第一三共、リクシルG、小田急、日通、HOYA、アイシン精、三菱重
決算発表 東武鉄道、武田薬、ルネサスエ、ドコモ、パナソニク、マツダ、メディパル、ヤフー、東エレク、大塚商会
決算発表 村田製、JT、ヤマトHD、コナミHD、コーセー、大陽日酸、九州電、JAL、ヤマハ発、TDK、日東電
決算発表 住友化、野村HD、ZOZO、豊田通商、Jパワー、東ガス、京成
海外 09:30 豪・消費者物価指数(7-9月)
10:00 中・非製造業PMI(10月)
10:00 中・製造業PMI(10月)
10:00 中・総合PMI(10月)
17:00 台湾・GDP速報値(7-9月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(9月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(10月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:00 南ア・貿易収支(9月)
21:15 米・ADP全米雇用報告(10月)
21:30 米・雇用コスト指数(7-9月)
22:45 米・シカゴ購買部協会景気指数(10月)
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(11月1日までに)
決算発表 GM、AIG、スプリント、エアバス、サノフィ、サムスン電子
11月1日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 製造業PMI(10月)
14:00 自動車販売台数(10月)
決算発表 小野薬、キッコマン、エーザイ、王子HD、住友商、阪急阪神H、三菱ケミHD
決算発表 スズキ、IHI、ヤマハ、住友電工、アコム、キーエンス、KDD
海外 09:30 豪・貿易収支(9月)
10:45 中・財新製造業PMI(10月)
14:00 印・製造業PMI(10月)
17:15 スイス・消費者物価指数(10月)
18:30 英・製造業PMI(10月)
20:00 ブ・鉱工業生産(9月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月)
21:00 ブ・製造業PMI(10月)
21:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が金融政策発表
21:30 米・労働生産性速報値(7-9月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:00 米・建設支出(9月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(10月)
ブ・CNI設備稼働率(季調済)(9月、2日までに)
英・カーニー総裁が記者会見
中国が一部品目の輸入関税引き下げ
米・自動車販売(10月、2日までに)
決算発表 ダウ・デュポン、メットライフ、スターバックス、アップル
決算発表 ロイヤル・ダッチ・シェル、INGグループ、クレディ・スイス、シャイアー
11月2日 国内 08:50 マネタリーベース(10月、日本銀行)
10:00 営業毎旬報告(10月31日現在、日本銀行)
決算発表 伊藤忠、三菱商、旭化成、丸紅、SGHD、アサヒ、ANAHD、いすゞ自、NTTデ、新日鉄住金
海外 09:30 豪・小売売上高(9月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI改定値(10月)
21:30 米・貿易収支(9月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(10月)
21:30 米・失業率(10月)
21:30 米・平均時給(10月)
21:30 加・貿易収支(9月)
21:30 加・失業率(10月)
23:00 米・製造業受注(9月)
ブ・株式市場は祝日のため休場(死者の日)
決算発表 シーゲイト、エクソンモービル、シェブロン、アリババ
  • 提供:フィスコ社
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

サキモノのココがPOINT!

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.