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サキモノの『ココがPOINT!』

2016/09/26

株式市場は金融政策から財政政策に視点が移る

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 日銀会合の結果発表後は買われるも上値重い

前週の225先物は週間ベースで220円の上昇となった。3営業日立会いと手がけにくいなか、20-21日に開催された日銀による金融政策決定会合では、「長短金利操作付き質的・量的金融緩和」が発表された。従来の枠組みを変更した追加措置にとどまったが、マイナス金利深掘りは先送りとなったことで銀行株が買い戻される展開に。一方、国債買入が柔軟となったことからテーパリングが意識されて、為替市場では円高ドル安が加速する場面も見られた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が、追加利上げを先送りとしたほか、17-18年の金利見通しを引き下げたこともドル売り材料に。日銀、財務省、金融庁による口先介入などが影響して100円割れは回避されたが、為替水準が影響して、週末の225先物は反落となった。

なお、9月16日時点の裁定残高は、ネットベースで1771.62億円の売り越し(前週は1436.52億円の売り越し)と売り越し幅が拡大。一方、株数ベースでは2516万株の売り越しと9月9日時点(同827万株の売り越し)との比較でも売り越し幅が拡大している。

日経225と裁定残(9/16時点)
モルガンがNTショートの売買

225先物の手口では、モルガンが売り筆頭となったが、2438枚の売り越しとさほど大きな傾きとはならなかった。一方、買い筆頭は2週連続でドイツ証券。日銀会合の結果発表の日には3477枚買い越している。TOPIX先物では、ソシエテ、メリルリンチが5000枚超の売り越しとなった一方、225先物を売り越したモルガンが買い筆頭となった。一部NTショートの売買との観測。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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日経VIは一時18p台まで急低下

日経VI(ボラティリティ・インデックス)は19.47p。一時18.85pと8月12日の18.45p以来の水準まで低下している。日銀会合の結果発表以降、日経VIが急低下したわけだが、この動きは7月29日の日銀会合後とほぼ同じだ。先行き不透明感の後退、つまりリスクプレミアムの低下が東京市場で発生している。本来ならば、ボラティリティ低下は相場の安定と見なされ、長期の運用資金が流入する可能性が高まるのだが、今回同様、日経VIが低下した8月はそのような動きは見られなかった。今回も上下に動けない低体温相場となりそうな状況にある。なお、米VIX指数は12.29まで低下しているほか、欧州VSTOXX指数は16.8292と今年最も低い水準で推移。

ボラティリティ
NT倍率(先物)は12.4倍まで縮小

NT倍率(先物)は12.4倍台まで縮小している。日銀金融政策決定会合で、ETF買入枠をこれまでの日経平均型重視からTOPIX型重視に変更。10月から適用とのことだが、市場ではTOPIX優勢を織り込む格好となり、NT倍率(先物)はアンワインド(巻き戻し)の格好に。また、配当の権利落ちに絡んだ再投資がTOPIX先物に入ることを見込んだ買いも入っているとの観測。

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金融政策から経済政策に視点が移る

日銀会合後の東京市場は、一部金融株が動意付いたものの、指数の上値は重く売買は盛り上がっていない。外国人投資家は静観しているようだが、週明けからスタートする臨時国会がポイントか。今国会では、第2次補正予算案やTPP(環太平洋戦略経済連携協定)承認案などの成立を目指す予定だ。積極的な経済政策を打ち出すとなれば、長らく静観している外国人投資家が反応する可能性もある。

市場の争点は金融政策から経済政策に移ると思われる。国会開幕後、すぐに目新しい政策が出ることはないだろうが、カジノ関連銘柄の一角が早くも動意付いていることなどから市場の関心は高いと見る。メディアでの報道には注目したい。今週は16,200円から16,900円のレンジを想定する。

経済スケジュール(9月26日〜9月30日)

  • 提供:フィスコ社

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