2017/1/16

外国為替保証金取引（FX）の魅力を活かした新しいサービス「積立FX」を2016/10/17に開始して、まもなく3ヶ月。
おかげさまで積立FXをご利用いただくお客さまも増加して、積み立てられたFXのポジション残高は順調に増加しています。

※積立FXポジション残高推移 SBI証券作成

サービス開始後の相場状況としては、2016/11/8に実施された米大統領選でトランプ氏が当選して以降、外国為替市場では特に米ドル円のボラティリティが大きく上昇し、急激な円安トレンドとなりました。

出所： 総合分析チャート　米ドル円4時間足

1日で2円以上動くような日も多く、短期トレードをされるお客さまにも投資機会が多くありましたが、思惑と逆方向に動くとリスクも一気に大きくなるような相場が続いています。

このような相場状況下で、仮にサービス開始後すぐに積立FXを開始していたら、現時点でどのようなポジションになっているかシミュレーションしてみました。

※2016/10/17〜2017/1/12の期間における積立FXの購入価格、購入平均価格、保有数量の推移 SBI証券作成
※上記はシミュレーションを元にした過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

レバレッジは積立FXで設定できる最大の3倍で、毎月3万円分の保証金を使って、毎日、米ドルを購入する設定でのシミュレーションとなります。

■積立FXでは、1倍・2倍・3倍のレバレッジが選択できます。（一部通貨は2倍まで）
■積立FXでは、毎月の購入数量を外貨または円貨（保証金額）で指定できます。
■積立FXでの購入頻度は、毎日・毎週・毎月の3パターンから選択できます。
■積立FXで購入できる通貨は6種類です。

3万円の保証金、レバレッジ3倍で設定すると、1ヶ月間で9万円分の米ドルを購入することになります。
1ヶ月が20営業日だとすると、4,500円（9万円÷20日）分の米ドル円を毎営業日11:30の値段で自動的に買い付けることになります。

購入時の通貨を円貨で指定していることで、ドルコスト平均法の効果が現れます。米ドル/円が安いときにはたくさん米ドルを購入し、高いときには少なく購入することで、購入平均価格も抑えられ、より投資効率が高まることになります。

1ドル＝100円のときは、45.00ドル購入
1ドル＝110円のときは、40.90ドル購入

2017/1/12時点で急激な円安相場となっていることから、購入平均価格も上昇していますが、実際の米ドル円の相場に比べれば緩やかな上昇となっていることがグラフから確認できます。

また、積立FXではいつでも任意のタイミングで追加購入もしくは売却もできるので、お客さまの投資スタイルに合わせた運用も可能です。

超低金利が続く日本に対し、今年は3回の追加利上げも予想されている米国金利を含め、他の外国通貨の高金利を享受することや、いくつかの通貨に投資を行うことで、通貨の下落リスクを軽減（分散）するなどの目的で注目を集めている外貨投資。
外貨投資の一環として積立FXのご利用もご検討してみませんか？