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お客さまからのリクエストにお応えし、韓国株式「LGエネルギーソリューション」を取り扱い!(1/28〜)
お客さまからのリクエストにお応えし、1/28(金)より、韓国株式「LGエネルギーソリューション」を取り扱いいたします。
上場日:2022/1/27(木)
追加銘柄
ティッカー |
銘柄名 |
事業内容 |
市場 |
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LG ENERGY SOLUTION |
自動車バッテリーを製造および販売 |
KOSPI |
EVバッテリー世界2位のLGエネルギーソリューションが韓国市場に上場へ(1/27)
LGエネルギーソリューション(373220)
LGエネルギーソリューションは今回のIPOで最大108億ドルの調達を目指しており、実現すれば韓国史上最大のIPOとなる見通しです。韓国現地紙の報道によると、1/18-1/19に行われた一般公募への申し込みは440万人を超え、総額114兆900億ウォン(約11兆円)の証拠金を確保したもようです。申し込み数と証拠金はともに過去最高記録を更新しました。
会社概要
韓国LG化学 (051910)の電池子会社です。電気自動車(EV)向けバッテリーセル、エネルギー貯蔵システム(ESS)およびスマートフォン向けバッテリを供給します。元々はLG化学のバッテリー事業部門でしたが、2020年12月にLGエネルギーソリューションとして分社化しました。分社化の際に掲げた目標は、バッテリーの製造から再利用までの関連サービス全般を提供する世界1位の総合エネルギーソリューション企業へ成長することです。ゼネラル・モーターズ(GM)やステランティス(STLA)、テスラ(TSLA)、現代自動車(005380)などに車載電池を供給しています。GMやステランティスおよび現代自動車とは、それぞれ合弁会社を設立しています。
注目点
(1)世界EVバッテリー市場でシェア2位
世界EVバッテリー市場は、中国の寧徳時代(CATL、300750)、韓国のLGエネルギーソリューション(373220)、日本のパナソニック(6752)の3社がシェア7割を占める3強体制となっています。近年は、CATLとLGエネルギーソリューションが首位争いを繰り広げています。LGエネルギーソリューションの市場シェアは2020年に23%まで上昇し、首位のCATL(24%)と僅差に迫りました。2021年1-9月はLGエネルギーソリューションの市場シェアが24%、CATLは31%でした。CATLとの差は広がりましたが、LGエネルギーソリューションは引き続き、世界1/4弱のシェアを維持しました。欧米自動車メーカーの強い顧客基盤が支えとなっています。
(2)規模拡大に向け、生産能力強化へ
LGエネルギーソリューションは、EV化を背景に世界EVバッテリー市場の見通しは堅調とみています。2024年までの年平均増収率を30%以上と予想しています。需要拡大に対応するため、二次電池の年間生産能力を2021年9月末時点の155ギガワットから2025年までに400ギガワットへ増やす計画です。韓国、米国、中国、欧州の4地域の生産体制のうち、特にCATLが“攻略しにくい”米国(米中対立が背景)を強化する予定です。生産能力の拡大においては、自動車メーカーとの合弁会社を積極に活用しています。たとえば、GMとの合弁会社であるUltium Cellsの第1工場(生産能力40ギガワット)は2022年に量産開始の予定ですが、第2工場は2024年までに40ギガワット以上の生産能力を確保する計画です。
(3)バッテリーの安全性問題
LGエネルギーソリューションは、2021年に上場する予定でしたが、同社製バッテリーを搭載したGMのボルトの火災事故やリコール問題を受け、延期となりました。その後、リコール費用などをめぐり、GMと合意に達し、IPOを再開した経緯があります。実際、2020-2021年の間、同社製バッテリーを搭載した現代自動車とGMで3回の大規模なリコールが発生しました。リコール費用の計上により、同社の2020年10-12月期と2021年7-9月期決算は赤字に転落しました。同社は品質改善に取り組んでいますが、今後再び火災事故や大規模なリコール問題が発生した場合、信用リスクにつながり、業績にも打撃を与える可能性があります。
図表1 売上高の推移(通期ベース、10億ドル)
図表2 2021年の業績推移(四半期ベース、10億ウォン)
図表3 地域別売上高構成比(2021年7-9月期)
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