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【高配当米国株式】3月権利落ち、3万円以下で買える銘柄をご紹介
2024/2/28
2024年、いよいよNISANISAが抜本的拡充・恒久化が図られ、スタートしました!
こちらでは世界規模で事業を展開する、高配当利回り銘柄をご紹介します。
選定基準は以下のとおりです
1)2023年10月〜12月のSBI証券、取引数上位200銘柄
2)配当利回り上位5銘柄
3)3月権利付き最終日を予定
なお、ご紹介する銘柄はすべて3万円以下で買付できる銘柄となっております!
権利付き最終日とは?
その銘柄を保有することで配当など株主の権利を得ることができる最終売買日を指します。
各銘柄の「現地配当・権利落ち日」「直近現地分配金・権利落ち日」の現地前営業日までに買付し、その日の取引終了時点で保有していた場合、外国株式の配当金などの権利を得ることができます。
権利落ち日に買付をしても、配当金などの権利を得ることができないので注意が必要です。
また、米国株式は国内株式のように月末に権利落ち日が集中しておらず、銘柄ごとに確認する必要がありますのでご注意ください。
10〜12月の取引上位銘柄から3月権利付き最終日、高配当の5銘柄をご紹介!
5銘柄の配当利回り、最低購入金額、株価チャート(週足2年)は2024/2/15終値、1ドル150.00円で換算しております。
米国最大のタバコ・メーカー
- 米国最大のタバコ・メーカー。「マールボロ」が主力ブランドで、2022年の米国紙巻きたばこ市場では42.5%のトップシェアを誇ります。フィリップ・モリス・インターナショナルは2008年に分離した兄弟会社で、フィリップ・モリスが米国外、アルトリアが米国市場をそれぞれターゲットとする役割分担となっています。売上高構成比(物品税を除く売上高)は、有煙たばこが87.2%、無煙たばこが12.5%、その他が0.3%となっています(2023年12月期)
- 世界的な健康志向の高まりなどからたばこの販売本数が年々減少するなか、価格の引き上げなどにより売上高を維持するとともに、生産性の向上やコスト削減によって利益の増加を目指しています。
一方、有煙たばこへの依存を下げるために、ビールのアンハイザー・ブッシュ・インベブ、大麻関連のクロノス・グループへの株式投資を行うほか、ニコチン・パッチの「on!」の提供会社を買収しています。兄弟会社フィリップ・モリス・インターナショナルが提供する加熱式タバコの「IQOS」は、米国での提供の目途が立っていません。一方、2023年6月に電子たばこメーカーNJOY社を買収して、同社の事業展開の加速を目指します。2028年までの中期経営目標として、調整後EPSと配当について年率1桁台半ばの拡大をかかげています。
最低購入金額
約6,100円
配当利回り
9.7%
配当権利確定月
3.6.9.12月
世界最大のタバコ・メーカー
- 煙のない未来の実現に取り組み、長期にわたり事業ポートフォリオを進化させながら、たばこおよびニコチン以外の製品も扱います。ヨーロッパを主力とし、東アジア・オーストラリア、南・東南アジア、中東・アフリカなど世界各地で事業を展開します。アルトリア(MO)とは兄弟会社です。
- 業績は堅調も、通期の利益見通しは市場予想を下回りました。2/8発表の決算で2024年12月期通期の見通しを発表。本業収益は6.5〜8%増になるとしましたが、調整後EPSは6.32〜6.44 ドル、市場予想は 6.55 ドルと下回りました。今まで業績を牽引してきた加熱式たばこの「IQOS」の成長が鈍化しつつあるようです。一方で、ニコチン・パウチの「Zyn」販売量は前年同期比で78%増と好調。いわゆる無煙製品で成長を継続できるかが鍵となりそうです。
最低購入金額
約13,400円
配当利回り
5.8%
配当権利確定月
3.6.9.12月
世界最大級の鉱山会社
- オーストラリアを拠点とする資源会社。主に鉄鉱石、銅、ニッケル、カリウム、冶金(製鉄)石炭などの商品を生産します。また、再生可能エネルギー用の銅、電気自動車用ニッケル、持続可能な農業用カリウム、世界のインフラストラクチャーやエネルギー転換に必要な鉄鋼用鉄鉱石や冶金石炭など、各種資源の提供にも注力します。
- コモディティ事業が主である同社は中国など世界景気の影響を受けやすく、配当も半期毎の決算で増減します。1/18、同社は2023年12月期上半期決算を発表。西オーストラリア州の鉄鉱石生産量は前四半期比で5%増。銅の生産高はチリのスペンス鉱区とサウス・オーストラリア州が好調で7%増と堅調でした。鉄鉱石需要を左右する、中国の景気刺激策は注目です。
最低購入金額
約9,000円
配当利回り
5.3%
配当権利確定月
3.9月
英国拠点の鉱業、金属会社
- 英国を拠点とする鉱業及び金属会社。鉄鉱石、アルミニウム、銅、鉱物などを生産します。17の鉱山のネットワーク、4つの独立した港湾ターミナル、約2000キロメートルにわたる鉄道網を含む鉄鉱石資産の統合ポートフォリオを運営します。
- リオ・ティントもコモディティ事業が主であり、中国など世界景気の影響を受けやすく、配当も半期毎の決算で増減します。2023年7月26日発表の上半期決算ではオペレーション・パフォーマンスの5%向上からネット・キャッシュを約70億ドル創出(前年同期比-33%)。おおよそ半分の29億ドル、一株当たり1.77ドル(前年同期比-34%)を配当金として支払いました。シュタウホルムCEOは魅力的な水準の配当を継続することに注力すると述べました。
最低購入金額
約10,200円
配当利回り
5.2%
配当権利確定月
3.8月
アメリカの金生産大手企業
- 金生産の世界的大手であり、銅、亜鉛、鉛、銀も生産する。資産及び鉱山のポートフォリオは、アフリカ、オーストラリア、ラテンアメリカ及びカリブ海、北米、パプアニューギニアなど世界的に展開しています。株式は1925年に公開、S&P500指数に採用されている金生産会社です。
- 昨年、同社はオーストラリアの大手鉱山会社であるニュークレスト・マイニングを買収しました。買収規模は約2.5兆円。金(ゴールド)は地政学リスクの高まりなどから価格が上昇傾向にありますが、生産コストも上昇しております。ニュークレストの買収は、金事業の統合、拡大もさることながら、銅の生産能力を拡大する狙いもありそうです。銅は脱炭素化に伴い、需要が拡大傾向にあるからです。
最低購入金額
約5,000円
配当利回り
4.8%
配当権利確定月
3.5.9.11月
ご紹介する個別銘柄に関する情報は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、個別銘柄の売買を推奨・勧誘することを目的として提供するものではありません。
2/15時点でコーポレートアクションなど取引注意情報がある銘柄は除外しております。また、3月権利落ち銘柄の選定にあたり「時価総額が100億ドル以下」の銘柄も除外しております。
このページでは米国高配当ETFの一つであるバンガード米国高配当株式ETF(VYM)の分配利回りを上回る銘柄を「高配当銘柄」として紹介しております。このETFは同クラスの組入れ資産3位の大型ETFで、400を上回る銘柄を組入れている事に特色があります。2024/2/15の分配利回りは3.85%です。
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