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2018-04-22 02:11:36

外国株式 > バンガードETFを活用した“超低コスト”グローバル分散投資

バンガードETFを活用した“超低コスト”グローバル分散投資

ザ・バンガード・グループ・インク(以下、バンガード)とは?

1975年設立。本社は米国ペンシルバニア州バレーフォージ。総資産3.4兆ドル(約410兆円)。インデックスファンド世界最大手として知られ、ETF(上場投資信託)においてもシェア第2位(2015年12月末時点)

「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)とは?

米国を含む先進国及び新興国の大型・中型・小型株で構成される「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」への連動を目指す。米国NYSE Arca上場。設定は2008年6月24日。

1究極の分散投資「VT」、2015年は過去最高の流入

約9年半ぶりの米利上げの影響などから世界経済の先行き不透明感が強まる中、グローバルな分散投資の重要性が改めて認識されています。特に国内外の投資家の間で注目されているのがインデックスファンド世界最大手バンガードのグローバル株式ETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)です。同ETFは、世界約47カ国の大型・中型・小型株式約8,000銘柄で構成され、全世界の時価総額98%以上をカバー。ETF1本で全世界の株式に投資可能という、いわば“究極の分散投資”を実現する利便性が人気の秘訣となっています。
VTにいち早く注目したのが日本の投資家です。VTは投信ブロガーの投票により優れたファンドを表彰する「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」で、2012年、2013年と2年連続第1位となったほか、直近の2015年でも第3位を獲得するなど1位争いの常連で、高い支持を集めています。米国でも人気が急速に高まっており、純資金流出入額(推計値)は2015年に19.1億ドル(約2,300億円)の流入超過と、2014年に比べて約2.5倍に伸び、2008年の上場来で過去最高となりました(図表1)。

図表1:VTの純資金流出入額推移(推計値)
  • ※出所:モーニングスター作成

2VTは圧倒的な低コスト、国内ETFに比べ4分の1以下

世界分散投資の利便性に加えてコストの低さもVTの魅力です。日本の信託報酬に相当する経費率は従来0.17%と“超低コスト”を実現していましたが、2016年2月に改定された目論見書によると、さらに0.14%まで引き下がっています。これを日本の投信や国内上場ETFと比較すると、海外の株式に投資する投信の信託報酬等の平均が1.65%、ETFの平均が0.68%となっており、比較的安いETFに比べてもVTのコストは4分の1以下と、圧倒的な低コストです(図表2)。
経費率はETFを保有し続ける限り毎日かかるコストのため、長期で持つ場合は特に低く抑えることが大切です。例えば保有資産が10万円の場合、0.14%のコストなら1年間に費用として差し引かれるのはわずか140円、10年でも1,400円です。これが国内投信の1.65%なら毎年1,650円差し引かれ、10年なら1万6,500円となります。つまり、保有コストだけ考えれば、国内投信に比べてVTは10年で1万5,000円近くお得ということになります。

図表2:国内投信・ETFとVTのコスト比較
  • ※「国際株式型平均(国内投信)」は国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ラップ口座専用、ETFなど除く)のうちモーニングスターの大分類「国際株式型」に属するファンドの信託報酬等(税抜)の平均値、「国際株式型平均(国内上場ETF)」は国内上場ETFのうち同分類に属するETFの信託報酬等(税抜)の平均値
  • ※2015年12月末時点(ただし、VTのコストは2016年2月の更新後)
  • ※出所:モーニングスター作成

3世界債券への分散投資により、リスクを抑制

バンガードのETFを用いて、グローバルな株式・債券ポートフォリオを構築することも可能です。例えば、世界の株式に投資するVTを50%、米国の債券に投資する「バンガード・米国トータル債券市場ETF」(BND)を30%、米国以外の世界の債券に投資する「バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)」(BNDX)を20%組み入れたポートフォリオを考えてみましょう(図表3)。
分散投資のメリットは、株式と債券のように反対の値動きをする資産を組み合わせることにより、リスク(リターンの振れ)を軽減できることです。実際、図表3の比率に従って過去3年間投資した場合のリスク・リターンを見ると(図表4)、トータルリターンは5.21%(年率)、リスクは5.76%(同)となっています。VTだけに投資していた場合のトータルリターンは7.82%ですので、債券を組み入れることでリターンは低下しましたが、リスクはVTの10.83%に比べて半分近くに抑制することができました。
株式への投資は長期的に期待リターンが債券よりも高いものの、値動きが大きいため短期的にはリターンが大きく下振れすることもあります。資産の目減りをなるべく避けたい方は株式だけでなく債券のETFも組み入れることをおすすめします。

図表3:バンガードETFを用いた世界株式・債券のポートフォリオ例
  • ※出所:モーニングスター作成
図表4:バンガードの世界株式・債券ETFと分散投資のリスク・リターン
  • ※各ETFのリスク・リターンは連動指数で代替。VT=FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス、BND=バークレイズ米国総合浮動調整インデックス、BNDX=バークレイズ・グローバル総合(米ドル除く)浮動調整RIC基準インデックス(米ドルヘッジベース)
  • ※2015年12月末までの過去3年のリスク・リターン(年率)に基づく(ドルベース)。上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • ※分散投資のリスク・リターンはVTを50%、BNDを30%、BNDXを20%組み入れて毎月リバランスしたと仮定
  • ※出所:モーニングスター作成

4“自分流”にポートフォリオのカスタマイズ可能、コストさらに安く

VTは1本保有するだけで全世界の株式に投資できる利便性の高さが魅力ですが、一歩進んだ投資法として、複数のバンガードETFを組み合わせることにより、“自分流”のポートフォリオを構築し、さらにコストをVTより引き下げることもできます(図表5)。

図表5:バンガードETFを用いた世界株式のポーフォリオ例とコスト

タイプ

ティッカー

ETF名

投資対象

経費率(%)

組入比率

ポートフォリオ全体の経費率(%)

米国重視型

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

米国株式

0.05

75%

0.07

バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF

全世界株式(米国除く)

0.13

25%

米国&配当重視型

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

米国株式

0.05

50%

0.08

バンガード・米国増配株式ETF

米国の増配銘柄

0.10

15%

バンガード・米国高配当株式ETF

米国の高配当銘柄

0.09

15%

バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF

全世界株式(米国除く)

0.13

20%

コア・サテライト型

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

米国株式

0.05

50%

0.08

バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF

米国のヘルスケア関連株

0.09

30%

バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF

全世界株式(米国除く)

0.13

20%

新興国重視型

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

米国株式

0.05

30%

0.11

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF

先進国(除く米国)

0.09

20%

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF

新興国株式

0.15

50%

(参考)VT1本

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

全世界株式

0.14

100%

0.14

  • ※出所:モーニングスター作成

例えば、VTは米国の組入比率が約5割となっていますが、今後の米国経済の成長を期待して75%に引き上げたい方は、図表5の「米国重視型」にあるように米国株式に投資する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(VTI)を75%、「バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF」(VXUS)を25%組み合わせることで、ポートフォリオ全体の経費率は0.07%と、VTの0.14%の半分となります。なお、ETFを組み合わせたポートフォリオ全体の経費率の計算は各ETFの経費率に組入比率を掛けて計算します。この場合は、「(VTIの経費率0.05%×組入比率75%)+(VXUSの経費率0.13%×組入比率25%)=0.07%」という計算です。つまり、多く組み入れるETFのコストが低いほど、ポートフォリオのコストも低くなります。
また、配当を重視したポートフォリオ(図表5の「米国&配当重視型」)では、「バンガード・米国増配株式ETF」(VIG)「バンガード・米国高配当株式ETF」(VYM)を15%ずつ組み入れています。VIGは米国株式の中で10年以上連続の増配実績を有する銘柄に投資するETF、VYMは米国株式の中で予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を中心に組み入れるETFとなります。2015年12月末時点の組み入れトップ10を見ると、両ETFに共通する銘柄としては、マイクロソフトや医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンなどの米大手優良企業が組み入れられています。近年は債券の利回りが低下する中、高配当株が“債券代替”の投資先として注目されており、大型株中心に長期で安定的に配当収入を得たい方は特に注目です。

5「サテライト」としてセクターETFを追加し、リターン上積みを追求

また、セクターETFなどへの投資によりさらに高いリターンを追求したい方は、VTIとVXUSに加えて米国のヘルスケア関連株に投資する「バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF」(VHT)を3割組み入れるポートフォリオを構築することもできます(図表5の「コア・サテライト型」)。ヘルスケア関連株は近年、先進国の高齢化や新興国の医薬品需要の高まり、新薬開発の加速を背景に株価が上昇基調を強めており、VHTは過去3年の累積リターンが91.78%(ドルベース)となりました。リターンを上積みするサテライトとしてVHTを加えることにより、「コア・サテライト」型のポートフォリオの過去3年の累積リターンはVTを大きく上回っています(図表6)。また、ポートフォリオ全体のコストも0.08%と、VTに比べてかなり低くなります。

図表6:VTと「コア・サテライト型(VTI・VHT・VXUSへの分散投資)」の累積リターン
  • ※「コア・サテライト型」のリターンはVTIを50%、VHTを30%、VXUSを20%組み入れて毎月リバランスしたと仮定(ドルベース)。上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • ※期間:2012年12月末〜2015年12月末
  • ※出所:モーニングスター作成

足元で株価が低迷する新興国への“逆張り”投資として、図表5では、新興国株式に投資する「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF」(VWO)を50%と最も多く組み入れる「新興国重視型」のポートフォリオも示しています。こちらのポートフォリオもコストは0.11%と、VTより低く抑えることが可能です。 なお、「新興国重視型」のポートフォリオで組み入れるVWOと、米国を除く先進国株式に投資する「バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF」(VEA)については、2015年6月にVWOが中国本土市場のA株、VEAがカナダを新たに投資対象とすること、さらには両ETFが大型・中型だけでなく小型も新たに投資対象とすることが発表されており、より幅広い分散が可能となっています。

先行き不透明な中でETFに注目、バンガードの低コストETFは長期で威力発揮

足元ではマーケットの変動が大きくなり、新興国、先進国のいずれも先行き不透明感が強まっていることから、特定の国・地域に選別投資するのではなく世界に幅広く分散投資できるETFが注目を集めています。また、世界経済の成長鈍化への懸念から株式や債券のリターンが低下する中、リターンの押し下げ要因となるコストを安く抑えることはいっそう重要となります。コストはETFを保有し続ける限りかかるため、長期では特にバンガードのような低コストETFへの投資が威力を発揮するでしょう。

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