外貨建債券ってなに?
外貨建債券とは、日本円(円貨)以外の通貨(外貨)で元本の払い込み、利子の受け取り、償還金の受け取りが行われる債券のことをいいます。
円貨建債券と比べて相対的に高い金利!
日本の金利は、諸外国と比較して相対的に低くなっています。諸外国の通貨で発行される外貨建債券は、利率の低い円貨建債券と比べ、相対的に利率が高いため、より多くの利金を受けとることができます。
各国の政策金利
- 出所:Bloomberg 2024/8/1現在
低利率の債券と高利率の債券とで受け取れる利金がどの程度違うのか、
次の図で実感してみましょう!
利率が異なる債券に100万円を投資した場合、
- ※上記の計算は、税金を考慮しておりません。
為替差益を得るチャンスがあります!
外貨建債券は、為替の変動によって為替差益を得られる可能性があります。
例えば、1米ドル=100円から相場が変動して1米ドル=110円の円安になった場合、1米ドルで交換できる円が100円から110円に増えますが、この増えた10円分を『為替差益』といいます。
期間:5年、利率:年3.0%(税引前)の米ドル建の債券に1万米ドル投資した場合のイメージ
- ※図中のUSDは米ドルを表します。また、税金を考慮しておりません。
投資元本と利金の円換算金額は、為替レートの水準によって変動します
- ① 為替レートが購入時より円安水準となっていれば、その分、投資元本と利金を円に換算した金額は増えます。
- ② 為替レートが購入時より円高水準となっていれば、その分、投資元本と利金を円に換算した金額は減ります。
- ※上記の計算は、為替スプレッド・税金を考慮しておりません。