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2022-01-28 15:37:11

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週刊日本株式アウトルック

小型グロース株への短期売買が中心、海運株の掉尾の一振みられるか

2021/12/24
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2021/12/27〜12/30)

来週(2021/12/27〜12/30)の日経平均株価の予想レンジは28,400円-29,400円。東京株式市場は年の最終週を迎える。クリスマス休暇明けの海外投資家の動向次第といえるが、意欲的な売買は期待しづらい。低調な売買代金が続く中、大型株へは銘柄入れ替え程度にとどまりそうだ。一方、年末のドル需要や米系企業のレパトリ(国外滞留資金の本国環流)を通じてドル高・円安基調が強まれば追い風になるほか、S&P500指数の史上最高値更新にナスダックが追随するような動きがみられる場合、先物主導で上値を試す展開も想定される。
物色面では米主要指数の不安定な動きが依然として警戒要因となり、小型グロース株へのリバウンド狙いの買いや回転売買が中心となりそうだ。海運株に依然として買いが続くなど、相場全体が手詰まりの中では物色が向かいやすい。ここ数日、海運3社ともに緩やかな上昇基調にあるが、IPOラッシュ明けとなる週明けあたりに強く上方向に抜け出せば、海運株の掉尾の一振が期待できそうだ。また、東証1部銘柄の12%程度を占める12月決算銘柄には権利・配当取り狙いの買いが入ることが予想される。


2022年前半の日経平均株価は1月と5月が高値か安値の重要月になるとみている。ただ、2021年のもみ合い相場の範ちゅうを脱しきれず、上値・下値ともに限定的だろう。後半は、2023年に向けて相場が上放れるタイミング(起点)を迎える公算が大きい。調整したグロース株への見直し買い、バリュー株への押し目買いが後半は同時に起こり、プライム市場を中心に全体底上げを想定している。米中の景気が失速しないことが前提条件だ。
投資主体では海外投資家の動向がカギを握る。市場再編によって4月から新市場への移行が予定されており、業績回復とともに企業価値の評価が高まれば買い越し基調に転じるシナリオはあるとみられる。
TOPIX(東証株価指数)は1994年の戻り高値を起点とした長期の上値抵抗線を明確に上抜けた。当面の上値メドは2,220ポイント(来期の企業業績が10%増益、PER15.5倍とみた場合)程度とみている。NT倍率の14.4倍(12/23現在)換算で日経平均株価は31,900円処となる。

物色・テーマは自動車関連や音声・映像・ゲームソフトなどコンテンツ関連に注目している。半導体不足の解消と同時に電気自動車の開発・投入計画が前倒しとなり、円安背景もあり自動車関連企業の業績期待や割安面が再評価される。小型グロース株の仕込み場にもなるとみている。小型グロース指数を大型グロース指数で割った相対指数は2018年6月から大型優位が続き、2010年以来の水準まで低下した。小型・大型の優劣は循環的に3年半程度で入れ替わっており、2022年以降は小型優位の3年に移行すると予想している。

一方、リスク要因は米中の景気の失速に加え、天災リスクや地政学リスクほか、現実的なのは米中摩擦の激化が3年ぶりに台頭する可能性が高いことである。東京株式市場は売り仕掛けなどに対する耐性が弱い。いったん水準を大きく下げると立て直しに時間がかかるため、3万円台回復には一層時間を要すことになるだろう。最悪シナリオでみた日経平均株価の下値メドは24,500円処とみている。

日経平均株価(図表1)は12/23まで3日続伸となり、25日移動平均線(28,634円 12/23)を上回って終えた。
RSI(9日)は47.3%→55.9%(12/23)に上昇。強弱の分かれ目となる50%水準を上回った。25日移動平均線が依然として下向きに推移していることで反動安に注意が必要である一方、5日移動平均線(28,525円 同)が下げ止まる可能性がある。12/16につけた戻り高値(29,070円)が視野に入っており、まずは上値に控えている11/16高値を起点とした短期の上値抵抗線と200日移動平均線(28,831円 同)を超えられるかどうか。掉尾の一振につながるポイントとして、週明けあたりまでの動きは重要とみられる。

目先の上値メドは、12/16高値(29,070円)や75日移動平均線(29,100円 同)、9/14高値を起点に11/16高値を通る右肩下がりの上値抵抗線など。下値メドは10日移動平均線(28,539円 同)、12/20安値27,893円、12/3安値27,588円、8/20安値26,954円などが考えられる。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2021/1/4-12/23)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表は、日銀金融政策決定会合の「主な意見」(12/16〜17開催分)、11月商業動態統計(12/27)、11月完全失業率、11月有効求人倍率、11月鉱工業生産(12/28)、大納会(12/30)がある。

企業決算では、しまむら、アダストリア、ナガイレーベ、ハローズ、オークワ、あさひ、ピックルス、三陽商(12/27)、スギHD、Jフロント、アウトソシング、DCM、WNIウェザー、トシンG、ケーヨー、マルマエ、TAKARA&C、パイプドH、FフォースG、識学(12/28)、ハイデ日高(12/29)がある。

海外の経済指標の発表は、米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(12/28)、米11月NAR仮契約住宅販売指数(12/29)、中国12月製造業PMI(12/31)がある。

来週の注目銘柄!(12/27〜12/30)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1973

2,200

1,690

一般企業・通信会社向けにシステム構築やクラウド提供を手がける。2022年3月期上期(4-9月)の連結営業利益は76.2億円(前年同期比13.2%増)で着地。前年に大きく貢献したメガソーラープロジェクトやGIGAスクール関連の売り上げの減少に加え、半導体不足に起因した製品調達の遅れなどが影響し、会社計画を下振れた。株価は9月高値2,289円から調整局面が続くが、6月につけた安値1,700円を前に押し目買いが優勢となっている。国内証券による投資判断もあり、12/23の株価は大幅高。値固めを経て、9月高値に向けて緩やかに戻る展開が予想される。ターゲットは2,200円、ロスカットは1,690円

2875

5,600

4,800

即席麺は国内2位。米国、メキシコでは圧倒的首位で快走する。2022年3月期の通期連結営業利益は320億円(前期比12.2%減)を見込む。10月の決算発表時に従来の335億円から下方修正した。原材料費や人件費、物流費の上昇、サプライチェーンの停滞などにより、想定を上回るコスト上昇を見込む。一方、株価は比較的安定している。11月相場は軟調に推移したが、12月の持ち直しによって上記決算による材料出尽くしで瞬間上昇した当時の水準を回復している。一目均衡表では抵抗帯(雲)上を回復しており、強気局面入りである。ターゲットは5,600円、ロスカットは4,800円

6504

6,700

5,740

重電大手でパワエレ機器や自販機、パワー半導体に強みをもつ。2022年3月期の通期連結営業利益は670億円(前期比37.9%増)を見込む。10月の決算発表時に従来の600億円から引き上げた。パワエレエネルギーやパワエレインダストリーの見通しを引き上げたことが寄与するもよう。株価は着実に下値を切り上げるトレンドを形成。相場全体が不安定になる中でも、下値買い意欲は旺盛。一目均衡表では「三役好転」の強気局面を保っており、先高期待は強い。ターゲットは6,700円、ロスカットは5,740円

7272

3,400

2,500

2輪で世界大手。稼ぎ頭はマリン、産業ロボットも強化している。2021年12月期の通期連結営業利益は1,720億円(前期比2.1倍)を見込む。11月の決算発表時に従来の1,600億円から上方修正した。半導体などの部品不足による販売機会損失と東南アジアなどでの新型コロナウイルス感染症の再拡大影響を受けるものの、経費削減でカバーする。株価は相場全体の弱さに連れて短期下降トレンドが続いたが、7月安値と8月安値付近に接近しており値ごろ感が強くなっている。中期波動は2020年3月安値(1,121円)から上昇が続いたあとの踊り場の局面。週足の一目均衡表では抵抗帯(雲)上を推移しており、強気局面が続いている。ターゲットは3,400円、ロスカットは2,500円

9433

3,700

3,210

通信とライフデザインの融合を目指す。2022年3月期の上期(4-9月)の連結営業利益は5,731億円(前年同期比2.7%減)で着地。端末販売収入の増加やモバイル・通信料収入の増加により、売上高は増加した一方、スマホ活用をベースに金融事業が大幅増益と想定超となった。新たな中期経営計画は2022年5月に公表される予定である。株価は短期波動で下落局面にあるが、9月高値3,899円から三段下げの調整が一巡したところだ。2002年2月安値338.3円を起点として、下値を切り上げる長期上昇波動が続いており、押し目買いの好機とみる。ディフェンシブ色も兼ね備えている上、19期連続で増配しており高配当も魅力的である。ターゲットは3,700円、ロスカットは3,210円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・12/22現在、東証1部上場銘柄で時価総額が2,000億円以上、PERが20.0倍以下、PBRが2.5倍以下、信用倍率が10.0倍以下(12/17現在)、配当利回りが1.5%以上の中から、テクニカル面や業績面、成長性や話題性を含め総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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