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2021-11-29 05:28:21

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週刊日本株式アウトルック

日経平均は方向感に乏しい展開か、新政権への期待薄の中で外部環境に敏感に

2021/11/12
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2021/11/15〜11/19)

来週(2021/11/15〜11/19)の日経平均株価の予想レンジは28,900円-29,600円。東京株式市場は企業の決算発表が一巡することで、売買判断のきっかけとなる材料が減少する。岸田新政権への期待感は引き続き高まりにくいため、為替や海外株式など外部動向に影響を受けやすくなる。特に、調整が続く上海総合指数や香港ハンセン指数に持ち直す気配が確認できれば、先物の買い戻しが主導して29,500円を超える展開も想定される。
一方、東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率を示す、騰落レシオ(25日)は94.6%(11/11)と全体的に方向感が一致しておらず、依然として限られた資金フロー内での循環物色にとどまっている。スケジュール的には良くも悪くもサプライズが生じうるイベントもなく、このところ売り買いに大きな偏りがみられない海外投資家の動向にも大きな変化はなさそうだ。
ただ、証券会社からの決算コメントや投資判断レポートなどが増え始めるため、好決算を発表しながらも材料出尽くしで大幅に売られた銘柄への見直し買いによって、指数の下支え要因になることはあるだろう。

米連邦準備理事会(FRB)の人事や、中国の不動産企業の問題など、予定外の報道などが流れる可能性には留意が必要だ。FRBの人事ではパウエルFRB議長は来年2月、クラリダFRB副議長も来年1月に任期を迎える。正副議長が来年初めに全員交代する可能性もあり、今後のFRB要人の去就は予断を許さない状況にある。
今週、中国当局が「三条紅線」(3つのレッドライン)と呼ばれる不動産部門の負債比率規制を緩和する思惑や政府系企業が主導する統合再編が進むとの期待から、上海総合指数や香港ハンセン指数はいったん底値をつけるような動きになった。だが、中国の不動産問題や商品市況関連などのヘッドラインは依然として影響が大きい。10月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がいずれも市場予想を上回ったことで、企業収益や景気の下押し懸念も根強く、来週発表される中国10月鉱工業生産、中国10月小売売上高などへの反応も注目される。

日経平均株価(図表1)は11/11、下方のマド埋め(29000円)水準のやや手前から切り返し、「陽線つつみ足」を形成した。上昇に転じた25日移動平均線(28,939円 11/11)なども下値で意識された公算が大きい。
RSI(9日)は50.1%→60.9%(11/11)に上昇し、強弱の分かれ目である50%付近から再び過熱ゾーンに向けて騰勢を強められるかが焦点となる。逆に、50%水準を下回ると弱気局面入りにつながる公算が大きい。

3万円台が視野に入るものの、9/29の急落で形成したマド埋め(30,001円)の達成が近くて遠い。11/4高値から5陰連(5日連続陰線)を形成するなど、3万円台に突っかけるにはまだ時間的側面からは上値の抵抗は強いとみられる。当面は日柄調整を続けることが必要であり、上方向にトレンドが長く続く環境ではなさそうだ。

上値メドは、11/4高値(29,880円)、9/28安値(30,001円)、9/27高値(30,414円)、9/14高値(30,795円)など。下値メドは、10/29高値(29,000円)、25日移動平均線(28,939円 同)、200日移動平均線(28,890円 同)、75日移動平均線(28,719円 同)、10/29安値(28,475円)などが考えられる。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2021/1/4-2021/11/11)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表では、7-9月期GDP速報値(11/15)、10月貿易収支、9月機械受注(11/17)、10月首都圏マンション販売(11/18)、10月全国消費者物価指数(11/19)がある。

企業決算では、リクルートHD、三菱UFJ、マツキヨココカラ、アウトソシング、日製鋼、戸田建、チェンジ、ミダックHD、FRONTEO、テスHD、ジーエヌアイ、VTHD、日工営、アミューズ、トレックスセミ、ジモティー、紀文食品、ココペリ、新コスモス、INC、クラウドワクス、ALBERT、UMCエレ、焼肉坂井、力の源HD、日本情報、カヤック、ITbookHD、キャリア、HCH、キッズスマイル、ビートレンド、リビンT、夢展望、フレアス、インフォネット、タメニー、HUMANAHD(11/15)、東京海上、MS&AD、SOMPOHD(11/19)などが発表を予定している。


一方、海外の経済指標の発表では、中国10月鉱工業生産、中国10月小売売上高、米11月ニューヨーク連銀景気指数(11/15)、米10月小売売上高、米10月鉱工業生産、米11月NAHB住宅市場指数、米9月対米証券投資(11/16)、米10月住宅着工件数(11/17)、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(11/18)がある。

米企業決算では、タイソン・フーズ(11/15)、ホームデポ、ウォルマート(11/16)、ロウズ、ターゲット、エヌビディア(11/17)、アプライド・マテリアルズ(11/18)が発表を予定している。

来週の注目銘柄!(11/15〜11/19)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3291

3,150

2,360

戸建て分譲住宅のガリバー、全国シェア3割を有す。同社は11/8、2022年3月期の上期(4-9月)の連結営業利益(IFIS)が857億円(前年同期比62.9%増)で着地したと発表。コロナ禍における生活様式の変化に伴って分譲戸建住宅への関心が高まり、主力の戸建分譲事業の業績が堅調に推移したことが寄与したもよう。なお、すでに10月に上記の理由で上期業績予想を引き上げており、今回は通期見通しが据え置かれたことから株価は材料出尽くしで売りが優勢となった。だが、中期波動は2020年3月安値を起点とした上昇後のボックスの踊り場を形成中。足元の下げはボックス下限に向けた動きであり、下値買いの好機となろう。低バリュエーション、高配当、好需給も魅力的だ。ターゲットは3,150円、ロスカットは2,360円

4185

5,100

3,660

レジストなど半導体材料が柱。医薬品受託製造、合成樹脂も手掛ける。同社は11/8、2022年3月期の通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の430.0億円から523.0億円(前期比52.8%増)に引き上げた。半導体市場やバイオ医薬品関連市場などが好調に推移している。年間配当予想も60円から70円に修正した。一方、株価は好業績の材料出尽くしから売りが優勢となったが、直近安値となった10/5安値3,680円を起点とした上昇に対する押しは限定的。13週移動平均線上からの見直し買いによる上昇再開が期待できそうだ。ターゲットは5,100円、ロスカットは3,660円

6855

2,600円

1,955円

半導体検査用プローブカード大手。同社は11/9、2022年3月期の通期の連結営業利益予想を従来の28.0億円から42.1億円(前期比58.1%増)に、期末配当予想を10円から20円に上方修正した。データセンター向け需要が引き続き堅調な成長が期待できる一方、ノートパソコン需要の一巡やスマートフォンの出荷台数の低下、半導体不足の影響なども踏まえた。株価は上記を好感して200日移動平均線上から大陽線を形成し、9月の戻り高値(2,092円)を更新した。目先的には反動安も予想されるが、当面は上方向にトレンドが発生する公算が大きい。中期波動は高値もみ合いを続けており、年初来高値(2,643円)更新後の動きもイメージしておきたい。ターゲットは2,600円、ロスカットは1,955円

8088

7,500

6,110

産業・家庭用ガス専門商社。LPガス首位。同社は11/10、2022年3月期の上期(4-9月)の連結営業利益が137億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。総合エネルギー事業において、LPガス輸入価格が高値で推移したほか、海外でのカセットコンロ、ボンベの販売が好調に推移した。産業ガス・機械事業において新型コロナワクチン向けのドライアイスの販売が伸長したことなども寄与したもよう。株価は上記決算が材料出尽くしで弱気の反応を示したものの、押し目買いの好機とみられる。長期トレンドを判断する52週移動平均線(6,460円処)前後を下値で意識できていれば、上放れにつながる可能性が高い。ターゲットは7,500円、ロスカットは6,110円

9468

8,500

5,650

出版大手KADOKAWAと動画サイト運営のドワンゴが統合した。同社は10/29、2022年3月期の通期の連結営業利益予想を従来の100.0億円〜140.0億円から155.0億円(前期比13.8%増)に上方修正した。上期(4-9月)は出版セグメントにおいて海外事業や権利許諾の拡大、電子書籍事業の成長を背景に大きく伸長。下期以降も業績をけん引する事業領域の成長が順調に推移する見通し。株価は右肩上がりを続けている。バリュエーション面には割安感はないが、高値更新基調にあり、好需給銘柄といえよう。高値警戒感はあるものの、好決算発表直後であり急反落は想定しづらい。12/31を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。ターゲットは8,500円、ロスカットは5,650円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・11/10現在、東証1部上場銘柄で時価総額が1兆円以下、PERが40.0倍以下、PBRが3.5倍以下、予想配当利回りが0.7%以上、今期営業増益予想の中から、テクニカル面や成長性、話題性なども含め総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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