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2024-05-12 09:08:23

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週刊日本株式アウトルック

日経平均は週足はらみ足、主力株への見直し買いが指数の支えか

2021/8/10
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

今週の株式見通し(2021/8/9〜8/13)

今週(2021/8/9〜8/13)の日経平均株価の予想レンジは27,700円〜28,300円。米7月雇用統計の発表を通じて米国株式の堅調さが保たれば、3連休明けの日本株には買い戻しが期待できる。決算発表銘柄への短期高速売買が続くことが予想されるが、発表後に売りが一巡した主力株への押し目買いが指数の支えとなる。
一方、海運株の動向が注目される。大手3社の1Q決算が出そろったことで、いったん好材料が出尽くした。需給相場の様相を呈しているが、過熱感を背景に一時的に急落するリスクもはらむ。来週は海運が業種別騰落の下位に落ち込む場面も想定され、他の景気敏感セクターや経済再生関連など次の物色ターゲットを模索する局面か。

国内の輸出企業を中心に夏季休業を前にしたドル売り需要が円高要因となり、外部環境次第では主力株の上値の重荷となる。香港株や中国本土株の戻りが一巡したあとの動向にも注意が必要だ。
一方、マザーズ市場の自律反発が予想される。新興銘柄の決算発表が増えることで注目度が高まりやすく、米金利低下などを追い風に好業績株には見直し買いが入りやすい。

新型コロナウイルス・デルタ株の感染拡大や、8月から復活した連邦債務上限の引き上げ協議の難航など懸念材料は少なくない。8月後半に開催されるジャクソンホール会合ではパウエルFRB議長がテーパリング開始に言及するとの観測などもあり、当面は株価反発局面でも躍動的な動きは期待薄だろう。

国内の経済指標では、7月景気ウォッチャー調査(8/10)、7月工作機械受注(8/11)などに注目。海外では、独8月ZEW景況感指数(8/10)、米7月消費者物価指数(8/11)などが株価材料として注目される。


日経平均株価(図表1)は200日移動平均線(27,927円 8/6)にはまだ届かずも、10日移動平均線(27,700円 同)維持している。
RSI(9日)は49.6%(8/6)で推移し、強弱の分岐となる50%前後の動き。7/26高値(28,036円)を超えれば、目先の下げ止まり感が強まる公算が大きい。
下値メドは、1/6高値(27,196円)、心理的節目27,000円、昨年12/21高値(26,905円)などが考えられる。
週足のローソク足は、前週の陰線のレンジ内で「陽線はらみ足」を形成した。一目均衡表の雲の上限付近まで調整したあとの現象であり、分岐足として反発につながるかが注目される。

8月相場では12カ月移動平均線(27,265円処)を下値支持に反発につながるかがポイントである。終値で下回ると、逆に9月以降の上値抵抗水準に変化しかねない。
一方、TOPIX(東証株価指数)の月足をみると、12カ月移動平均線上で三角もみ合いを形成中。一つのトレンドの高値圏で三角もみ合いを形成する場合、一段高につながるケースが多い。もみ合いはまだ続く可能性はあるが、日経平均株価の年初来高値からの下落率10%程度に対してTOPIXは5.5%程度にとどまっており、日本株に対して再び強気ムードが出てくるときは、TOPIXが主導するイメージではないか。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2021/1/4-2021/8/6)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントでは、7月景気ウォッチャー調査(8/10)、7月工作機械受注(8/11)、7月企業物価指数、7月都心オフィス空室率(8/12)、オプションSQ(8/13)がある。

企業決算では、ソフトバンクG、ブリヂストン、日ペイントH、アサヒ、三井不、大和ハウス、キリンHD、INPEX、GMOPG、T&DHD、日産化、飯田GHD、近鉄GHD、ワークマン、日本新薬、パーソルHD、F&LC、昭電工、東急不HD、横河電、住友林、IHI、東建物、ロート、IIJ、TOYOTIRE、GMO、東海カ、太平洋セメ、堀場製、上組、テクノプロHD、セイノーHD、DIC、ショーボンド、ヤオコー、アルバック、日揮HD、IRJHD、ニプロ、第一興商、日製鋼、イーレックス、伊予銀、HUグループ、パイロット、コロワイド、フジシール、阪和興、エスケー化研、マルハニチロ、エディオン、バローHD、大気社、北越コーポ、石油資源、昭和産、フクシマガリレ、プレイド、ヘリオス、GMO−FG、MTG(8/10)、SMC、ゆうちょ、日本郵政、第一生命、ネクソン、楽天G、電通G、かんぽ、東急、コカコーラBJH、浜ゴム、Gウイン、カネカ、福山運、ADEKA、ミライトHD、森永菓、九州FG、TKC、アイフル、BML、CKD、加藤産業、ソラスト、山善、LINK&M、ノーリツ、RSTECH、鴻池運輸、シークス、ライフネット、サカタインクス、理ビタミン、日本KFC、松田産業、日本ハウズ、関電化、マイクロニクス、やまびこ、紙パル商、QDレーザ、ソレイジア、MDNT、データHR、リビン保証、Sイノベション、ホットリンク、イーエムネットJ(8/11)、リクルートHD、東芝、住友不、ヤマトHD、サントリーBF、明治HD、光通信、メルカリ、トレンド、JFEHD、マクドナルド、ラクス、マツモトキヨシ、サンドラッグ、リログループ、クラレ、森永乳、メニコン、東映、マブチ、東芝テック、三谷商、住友ベ、西鉄、センコーGHD、オイラ大地、アンビス、雪印メグ、東和薬品、そーせい、サイボウズ、三谷セキ、タカラトミー、メドピア、OKI、ケアネット、テスHD、日機装、スノーピーク、サンアスタリスク、FFJ、スパイダーP、ミンカブ、HENNGE、Ine、AIinside、カオナビ、アルファポリス、ACSL、アイキューブ、ベルトラ、ペイロール、キッズバイオ、ファルコム、コンフィデンス、FFRI、HPCシステムス、カヤック(8/12)、富士フイルム、ENEOS、三菱HCキャ、日通、アサヒインテック、オープンハウス、フリー、荏原、アシックス、ゼンショーHD、日電子、すかいHD、Dガレージ、ガンホー、チェンジ、ウェルスナビ、トリドールHD、メドレー、シチズン、オプティム、ユーグレナ、プレサンス、フェローテック、プラスアルファ、モスフード、ギフティ、アルテリア、ジーエヌアイ、ロイヤルHD、ノーリツ鋼機、DmMiX、スルガ銀、特種東海、PKSHA、サイバダイン、ニューラル、アドベンチャ、ヤプリ、ブシロード、Chatwork、ココペリ、i−plug、サイバセキュリ、フリークアウト、Kudan、エネチェンジ、KaizenPF、ALBERT、ジーニー、トヨクモ、ロコガイド、インパクト、ナノキャリア、いつも、ライトアップ(8/13)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標の発表では、中国7月生産者物価指数、中国7月消費者物価指数(8/9)、独8月ZEW景況感指数(8/10)、米7月消費者物価指数、米10年国債入札(8/11)、英4-6月期GDP、米7月生産者物価指数、米30年国債入札(8/12)がある。

来週の注目銘柄!(8/9〜8/13)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

2801

9,600

6,700

しょうゆ最大手でシェア約3割。同社の1Q(4-6月)の連結営業利益は143.4億円(前年同期比23.0%増)と堅調に伸びた。海外の食品製造・販売ならびに食料品卸売事業が大幅に伸長した。株価はリリース後買いで反応している。チャートとしては52週移動平均線で反発した状況であり、好材料も相まって今後も買いは向かいやすいと考える。ターゲットは9,600円、ロスカットは6,700円

3697

28,000

19,500

ソフトウェアテスト事業が主力。同社の3Q累計(9-5月)の連結営業利益は26.4億円(前年同期比60.8%増)と大幅に増加した。主力のエンタープライズ市場で、前期からIT投資規模が大きい通信・保険業界などの各分野に注力したことが奏功し、大幅な伸長となった。外資系大手証券では高成長の鍵を握る人材マネジメント力を改めて評価するとしており、投資評価「買い」を継続。目先の好材料の多さもあって、今後も注目は集まりやすいとみる。ターゲットは28,000円、ロスカットは19,500円

6707

7,000

4,900

独立系パワー半導体大手。株価は2月以降売り買い交錯で推移しているものの、直近では国内大手証券が目標株価を引き上げるなどしている。市場ではアレグロコア(アレグロの事業オペレーション)を含む連結業績の成長確度は高いとみられており、今後は徐々に買いが優勢となり、上方にブレークする展開を予想する。ターゲットは7,000円、ロスカットは4,900円

7936

3,300

2,300

欧米のランニングに強み。株価は5月に急騰後、やや右肩下がりで推移しつつある。国内大手証券では欧州や中国など海外を中心に業績は順調で、最高益更新も視野に入ると指摘し、投資評価「買い」を継続している。今期は会社計画を上回る進捗で業績が推移しており、目先の業績拡大期待は強い。26週移動平均線のサポートも足元で期待できる中、今後も資金流入が強まると予想する。ターゲットは3,300円、ロスカットは2,300円

8136

2,600

1,800

「ハローキティ」等キャラクター商品の企画・販売、ライセンス事業を展開。同社の1Q(4-6月)の連結営業損益は5900万円の赤字(前年同期は11.8億円の赤字)だった。赤字であるものの前年同期からは損失幅が大きく縮んでおり、株式市場では買いが優勢になっている。足元ではEC部門が伸長し、マスクなどの衛生関連商品や、巣ごもり需要のルームウェア、気温の上昇に伴い冷感素材商品が堅調となっている。チャート的には13週移動平均線上で反発した形にもなっており、今後はテクニカル的な観点からも買いは向かいやすいと考える。ターゲットは2,600円、ロスカットは1,800円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・8/5現在、東証1部上場で時価総額が1,000億円以上、PERが30.0倍以上、PBRが1.0倍以上、信用倍率が3.0倍以下(7/30現在)、株価が10日・75日移動平均線を上回っている中から、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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