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週刊日本株式アウトルック

日本株を取り巻く外部環境に警戒要因多く、個別株重視で幕間つなぎへ

2021/7/30
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2021/8/2〜8/6)

来週(2021/8/2〜8/6)の日経平均株価の予想レンジは27,500円〜28,300円。東京株式市場は外部環境をにらみながら神経質な展開が予想される。米国株の堅調さは支えになる一方、中国・香港株の不安定な動きが上値を抑える要因になる。米中の重要経済指標の発表が多くなる週であり、様子見姿勢から指数はほぼ横ばいのレンジ推移か。東京オリンピック開催中でもあり、新型コロナの感染被害動向に神経質となる状況は続く。
国内企業の決算発表が続くことから、個別株への物色が中心となろう。8/4のソニーGやトヨタ自動車、8/5の任天堂の決算などは中でも注目を集める。だが、グロース株への決算評価は比較的厳しく、マザーズ市場の値崩れも個人投資家の心理悪化につながっている。消去法的には、高配当や割安感でも買える景気敏感系のバリュー株に対する決算反応に注目が集まる。

日経平均株価は2011年〜昨年までの10年間、月別の変動率では7月が最も小さいが、8月から11月までは徐々に変動率が大きくなっていく傾向がある(図表1)。8月に過去の事象面で市場に大きな影響を与えたのは、地政学リスクに加え、アジア通貨危機、パリバショック、中国人民元切り下げ、米国債の格下げショックなどがあった。
今年は中国リスクや、新型コロナウイルスのデルタ株の世界的な感染拡大懸念が重荷となる。中国政府によるネット企業への統制の強化に加え、教育セクターに対する規制を警戒し中国・香港株が大幅安を強いられているが、その影響が欧米株にも波及しつつある。現時点では経済や市場の動きは限られているものの、楽観的だった米国経済の流れが変わる可能性もあり警戒はしておきたい。

国内の経済指標では、7月都区部消費者物価指数(8/3)、6月景気動向指数(8/6)などに注目。海外では、中国7月製造業PMI(7/31)、中国7月財新製造業PMI、米7月ISM製造業景気指数(8/2)、米7月ADP全米雇用リポート、米7月ISM非製造業指数(8/4)、米7月雇用統計8/6)などが特に株価材料として注目される。

図表1:日経平均の月別の変動率(絶対値平均、2011年-2020年)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は200日移動平均線(27,804円 7/29)を挟んでもみ合いが続いている。10日移動平均線(27,864円 同)は依然として下向きの推移ではあるが、5日移動平均線(27743円 同)の上昇を通じて反発基調を強められるか。
RSI(9日)は32.7%(7/29)に上昇。目先的には上昇しやすいタイミングに入っており、強弱の分岐となる50%超えが焦点となる。同時に7/26高値(28,036円)を上回れるかが短期的な注目ポイントとなる。。
下値メドは、7/20安値(27,330円)、1/6高値(27,196円)、心理的節目27,000円、昨年12/21高値(26,905円)などが考えられる。

図表2:日経平均株価の日足チャート(2021/1/4-2021/7/29)
  • 出所:QUICKよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントでは、7月新車販売台数(8/2)、7月都区部消費者物価指数(8/3)、6月家計調査、6月毎月勤労統計調査、6月景気動向指数(8/6)がある。

企業決算では、三菱UFJ、塩野義、大塚商、AGC、三菱重、JSR、日本ハム、西武HD、ハウス食G、あおぞら、ケーズHD、丸和運輸、ニチアス、プリマハム、太陽HD、日鉄物産、キッセイ薬、千代建、日軽金HD、ティーガイア、長谷川香、三菱ロジ、GMOFHD(8/2)、ダイキン、三菱商、ZHD、三井物、花王、クボタ、オリックス、協和キリン、日本製鉄、丸紅、SUBARU、JAL、住友化、CTC、王子HD、ユー・エス・エス、東ソー、ブラザー、カシオ、ニチレイ、双日、JR九州、山崎パン、タカラバイオ、ダイセル、宝HD、レンゴー、ウシオ電、NOK、宇部興、科研薬、東京精、群馬銀、ジョイ本田、フジミインコ、三洋化、船総研HD、イリソ電子、兼松、タカラスタン、キョーリンHD、リコーリース、三井海洋、日管財、SREHD、紀陽銀行、イエローハット(8/3)、トヨタ、ソニーG、ソフトバンク、伊藤忠、テルモ、エーザイ、ユニチャーム、住友商、三菱ケミHD、ミネベアミツミ、ヤマハ、東レ、いすゞ、郵船、リコー、イビデン、カカクコム、ライオン、コンコルディア、日油、ファンケル、空港ビル、日ユニシス、川崎船、ネットワン、日光電、富士急、五洋建、長瀬産、寿スピリッツ、日水、サンリオ、日清紡HD、三菱食品、オカムラ、JTOWER、タクマ、セーレン、日東紡、ダスキン、日立造、スカパーJ、日本ライフL、コロプラ、JCU(8/4)、任天堂、東エレク、資生堂、オリンパス、NTTデータ、スズキ、バンナムHD、キッコーマン、島津製、ダイフク、シャープ、ホトニクス、ヤマハ発、コナミHD、大成建、日清食HD、大日印、SUMCO、TIS、三井化学、太陽誘電、スクエニHD、大林組、アズビル、ペプチド、三浦工、大正薬HD、丸井G、THK、アルフレッサHD、ピジョン、住友ゴム、レノバ、ニコン、川重、エア・ウォーター、カルビー、JMDC、応化工、TBSHD、グリコ、フジHD、めぶきFG、ツムラ、神戸鋼、GSユアサ、不二製油、DMG森精、日触媒、ダイワボHD、コスモエネHD、サワイGHD、ニッパツ、BASE、Appier、ユーザベース、JAM、モダリス、UNITED(8/5)、NTT、東京海上、シスメックス、大塚HD、菱地所、レーザーテク、MS&AD、セコム、SOMPOHD、旭化成、住友鉱、出光興産、鹿島、関西ペ、東センチュリー、ホシザキ、博報堂DY、凸版印、参天薬、ハーモニック、リンナイ、千葉銀、三菱ガス、長谷工、コムシスHD、アマダ、名鉄、セガサミーHD、NIPPO、岩谷産、京急、京阪HD、ふくおか、全国保証、スズケン、帝人、デンカ、協エクシオ、大王紙、三菱マ、セブン銀行、シップHD、DeNA、ベネッセHD、カチタス、DOWA、戸田建、FUJI、クレセゾン、丸一管、デサント、JESHD、ナカニシ、伊藤米久、アリアケ、ミルボン、フジテック、アンジェス、バルミューダ、NexTone、アイペットHD、オンコリス、ロードスター(8/6)
などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標の発表やイベントでは、中国7月製造業PMI(7/31)、中国7月財新製造業PMI、米7月ISM製造業景気指数(8/2)、米6月製造業受注(8/3)、米7月ADP全米雇用リポート、米7月ISM非製造業指数(8/4)、英国金融政策発表、米6月貿易収支(8/5)、米7月雇用統計、米6月消費者信用残高(8/6)がある。

来週の注目銘柄!(8/2〜8/6)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1605

1,000

700

原油・ガス開発生産国内最大手。欧米での新型コロナウイルスワクチンの普及に伴って経済回復観測が強まっており、原油相場は70ドル台と高値圏で推移している。2月以降は株価はもみ合いが続いているものの、今期予想PERが8倍と割安感もあって、今後は買いが徐々に優勢になると考える。ターゲットは1,000円、ロスカットは700円

5214

3,300

2,300

FPD(フラットパネルディスプレー)用ガラスと自動車用ガラス繊維の2本柱。国内外で経済活動の再開機運が強まる中、自動車関連市場が盛り返すことで収益拡大期待は高まりやすい。また、国内大手証券では目標株価を引き上げた。こういった足元のポジティブ要素が材料視されやすく、今後は資金流入が予想される。ターゲットは3,300円、ロスカットは2,300円

5302

5,400

3,800

炭素製品大手。株価は5月以降弱い動きを見せているものの、国内外で進む新型コロナウイルスワクチンの普及に伴って経済の再開期待が高まる中、下値を拾う動きが今後活発化すると考える。とりわけ半導体関連についてはテレワーク普及などに伴う市場の拡大も期待でき、アフターコロナの収益拡大も見越した買いも向かいやすいとみる。ターゲットは5,400円、ロスカットは3,800円

8316

4,800

3,300

傘下に三井住友銀、SMBC日興証券、プロミスなど。同社は2022年3期通期の連結純利益予想は6,000億円(前期比17.0%増)と発表した。増益の計画発表に加え、フィリピンの商業銀行であるリサール商業銀行の株式取得や、米証券ジェフリーズとの資本業務提携の報道など足元では材料が多く、これらも買いを呼び込みやすい。株価は6月以降右肩下がりで推移しているものの、目先の豊富な材料を背景に今後は反発局面を迎えると考える。ターゲットは4,800円、ロスカットは3,300円

8835

830

580

太平洋炭礦が発祥。株価は3月に急騰し、すぐさま急落して以降、横ばいが続いている。ただ、同社は卸売業という業種柄注目が向かいづらい部分もあるが、バイオマス燃料販売に進出するなど注目すべき動きも見て取れる。昨今の脱炭素の潮流の中でこういった材料が将来的に投資家の買いにつながるとみて、今エントリーするのが吉と考える。ターゲットは830円、ロスカットは580円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・7/29現在、東証1部上場でPBRが1.3倍以下、PERが25.0倍以下、配当利回りが3.0%以上、株価が5日移動平均線を上回っている中から、テクニカル面、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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