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2020-07-04 19:06:11

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週刊日本株式アウトルック

循環的なテーマ株物色続くも円高進行には注意、IPO再開で新興市場は活況強めるか

2020/6/19
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2020/6/22〜6/26)

来週(2020/6/22〜6/26)の日経平均株価の予想レンジは21,800-22,800円。東京株式市場は特に好材料が期待できるイベントはなく、材料難の中で方向感に乏しい展開か。東証1部の売買代金も減少し、夏枯れ相場を早くもイメージさせられるだろう。
米主要指数の底堅さが維持される中でも、円高進行によるリスク回避が上値を抑える可能性が高い。一方、下落する場面では日銀によるETF買いが入ることで、ヘッジファンドなど短期筋による売りが断続的に続く地合いではなさそうだ。週を通じて落ち着きどころを探る地合いが続く公算が大きい。

一方、東証マザーズ指数は直近高値に対して株価水準が比較的高く、米ナスダックに再び強い動きがみられるようだと、マザーズ市場を中心にグロース株への選別物色が意識されそうだ。来週はマザーズ市場に4社上場が予定されており、IPO(新規株式上場)も再開する。既存上場銘柄への換金売りも予想されるが、マザーズ市場の1日の売買代金は2,000億円台を維持しており、上値追いが続く銘柄の値崩れまでは想定しづらい。むしろ、資金流入による活況につながる可能性が高く、売買代金が3,000億円を超えられるかが注目される。
物色傾向は変わらず、DX(デジタルトランスフォーメーション)やオンライン診療、オンライン教育、テレワーク、5G関連などテーマごとに日替わりで物色される展開か。新型コロナウイルスの影響で今期業績見通しを公表していない企業が多い。来週は「会社四季報」が発売される週でもあり、上述したテーマ性やこれまで連続増益の実績がある実力株への物色が意識されそう。

リスク要因は米国と中国での新型コロナウイルス感染の拡大「第2波」への恐怖や、米国での黒人差別抗議デモの激化、朝鮮半島の地政学リスクなどがある。指数の過熱感は25日移動平均線までの調整で一時期に比べて沈静化している。ただ、約3カ月間上昇が続いたことで好材料に反応が鈍くなっている半面、悪材料にはボラティリティが高まる可能性があり、特に急速な円高進行には留意したい。

海外の経済指標では、米5月中古住宅販売(6/22)、米5月新築住宅販売(6/23)、独6月Ifo景況感指数(6/24)、米5月耐久財受注(6/25)などが景況感の認識において注目される。

日経平均株価(図表1)は過熱指標を横目に上昇を続けてきたが、先週後半からは調整色を強めている。6/16には反発し1,000円を超える上昇幅となったが、10日移動平均線(22,596円 6/18)が上値を抑えるフシとなっている。短期的には値固めを経て、直近高値(23,185円)更新につながるか、直近高値からの二段下げパターンになるかが焦点となる。
一方、200日移動平均線(21,783円 同)が上向きに変わり始めている点はポジティブな要因となる。直近高値から200日移動平均線までのスピード調整は年初来の高値水準を前に生じたものであるが、高値更新に勢いをつけるための揺り戻しの可能性が高い。

当面の上値のフシは、2/25の急落で形成したマド埋めの23,378円処、3/25高値から4/3安値までの下げ幅の3倍返しとなる23,400円処、昨年11月高値レベルの23,600円処となる。6/9高値から6/15安値までの下げ幅の倍返し24,841円などにも注目。3/19安値から3/25高値までの上昇幅を6/15安値から同値幅上げた24,735円にも近く、年初来高値更新後の重要なフシとなる。

ただ、それらを達成する条件があるとすれば、6月の終値が21,800円処を上回れるかどうかである。5月は過去のもみ合い期間の平均値を示す、24カ月線(21,786円 同)や36カ月線(21,775円 同)まで上値を伸ばし、6月はその2つが重なる21,800円処(12カ月線も含めると3つが同じ水準)の重要なフシを上回っている。上述した200日移動平均線までの調整は、月足の重要なフシまでの揺り戻しが生じたということである。
21,800円処を月末の終値で上回った状況を維持できれば、早い時期に一段高のシナリオ。下回ると7月以降は調整のシナリオが浮上し、21,000円や20,000円の心理的フシまで下落余地は拡大する公算が大きい。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2019/8/1-2020/6/18)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表では、日銀金融政策決定会合の「主な意見」(6/15〜16開催分)(6/24)、4月全産業活動指数(6/25)、6月都区部消費者物価指数(6/26)などがある。

企業決算では、ツルハHD、コーセル(6/22)、スギHD、ガンホー、チムニー(6/23)、エイチ・アイエス、やまや、国際計測(6/24)、ニトリHD、壱番屋、スカパーJ、出前館、ジャステック、スバル興(6/25)、高島屋、オークワ、ハローズ、ハイレックス、瑞光、ヴィアHD、YE DIGIT、NaITO、フィット(6/26)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標の発表は、米5月中古住宅販売(6/22)、米5月新築住宅販売(6/23)、独6月Ifo景況感指数、米4月FHFA住宅価格指数(6/24)、米1-3月期GDP確報値、米5月耐久財受注(6/25)、米5月個人所得・個人消費支出(6/26)などがある。

来週の注目銘柄(2020/6/22〜6/26)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1419

1,600

1,120

注文住宅会社。同社の2020年5月期の3Q累計(6-2月)連結営業利益は前年同期比2倍の55.6億円だった。価格改定による利益率の改善などが大きく寄与。建設業界を中心に工事の中止が相次ぐなど事業環境自体は悪かったものの、値上げによる採算改善が大幅な増益へとつながり、株価は一時1,500円台まで回復した。足元では26週移動平均線が上値を抑えることで軟調な値動きとなっているものの、日経平均株価が一時23,000円台につけるなど市場全体でリスク回避が後退する中、下値を拾う動きは盛んになると考える。ターゲットは1,600円、ロスカットは1,120円

1887

720

500

重機土工事得意。同社の2020年5月期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は84.9億円(前年同期比32.2%減)と大きく減少した。建築事業の好採算工事の割合が低下したことが影響。ただ、株価は非常に底堅い推移を見せている。国内で工事再開が進み、業績悪化懸念が後退する中、2月の急落前の水準をうかがう値動きとなっている。今期予想PERも6倍台と割安感が強く、今後も買いは向かいやすいとみる。ターゲットは720円、ロスカットは500円

4182

2,160

1,500

キシレン系芳香族や機能化学品を生産。株価は3月以降、非常に強い勢いで上昇している。5月に入ってからは5週連続で陽線を形成。2月下旬頃の株価水準を回復しており、強いモメンタムからくる買い安心感は強い。配当利回りも4%前後と高く、今後も買いは向かいやすいと考える。ターゲットは2,160円、ロスカットは1,500円

7940

1,050

740

壁紙、防虫網で首位。同社は新型コロナウイルス対策関連として注目を集めている。感染防止を目的とした透明ビニールカーテンの販売を強化したほか、同商品について問い合わせ多数のため窓口を整理するとも発表。加えて、フェイスガードも発売するほか、高機能マスクも直営ECサイトで発売すると発表しており、度重なる関連材料を受けて株価は急騰した。新型コロナウイルスに向けた懸念は後退しつつあるものの、対策需要についてはまだまだ膨らみを見せるとみられ、今後も業績拡大を期待した買いは向かいやすいとみる。ターゲットは1,050円、ロスカットは740円

7961

1,830

1,270

木材加工と地盤改良(ジオテック)に特化。建設業界を中心に工事が再開される中、木材加工と地盤関連サービスの需要拡大に向けた思惑が広まっている。地味な業態ゆえに株価の反発の動きは緩いものの、逆にそれが買いチャンスへとつながっており、上昇余地の大きい段階でエントリーすることをおすすめする。配当利回りが3%台半ばというのも、買いを呼び込みやすいとみる。ターゲットは1,830円、ロスカットは1,270円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で6/18現在、時価総額が5,000億円以下、PBRが2.0倍以下、配当利回りが3.0%以上、株価が5日移動平均線を上回っている中から、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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