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2020-06-03 12:24:28

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週刊日本株式アウトルック

手詰まり感強く方向感に乏しい展開か、緊急事態解除や主力企業の決算にらみ

2020/5/15
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2020/5/18〜5/22)

来週(2020/5/18〜5/22)の日経平均株価の予想レンジは19,500円-20,100円。東京株式市場は上値を追えるほどの期待材料はなく、戻り売りに押される傾向が強くなりそうだ。これまで米国市場をけん引してきたハイテク株が伸び悩めば、手詰まり感が一層強くなる。経済活動再開を宣言している国が増えている点は好材料ではあるものの、現時点では景気や企業業績への不透明感が根強く、海運、鉄鋼、非鉄など年初から出遅れ感の強い業種への買い戻しにとどまりそう。トヨタ自動車株が決算発表後も悪材料出尽くし感につながらず、自動車株には物色が向かいにくい。メガバンク株も米金融株の上昇についていけず、指数上昇をけん引する主力業種がさえない展開が予想される。

5/14に安倍首相は39県で緊急事態宣言を解除することを正式に表明した。東京や大阪など8つの都道府県に関しても可能なら5/21にも解除する意向を示しており、解除後の需要回復を見越して小売株や外食株、空運、陸運の一角には押し目買いが予想される。ソフトバンクG、コマツ、SUBARU、富士フイルムなど引き続き主要企業の決算発表が多く予定されており、全体的には商い低迷の中で個別物色の対応となろう。

一方、トランプ大統領の中国へ対する強硬姿勢は株売り要因になる。通商問題や次世代ハイテク分野への覇権争いから、新型コロナウイルスの感染拡大の追及および賠償などに焦点が移ってくる可能性が高い。大統領選挙を控えていることもあり、トランプ大統領が時には親中になり、時には反中になるという、支持率を意識した動きになりやすいため、為替・株式市場もその都度の発言などで右往左往することになりそうだ。ムニューシン米財務長官も、「トランプ米大統領は中国に対するあらゆる選択肢を見直している」「中国は新型コロナに関するより多くの情報を提供せねばならない」とも発言している。

国内の経済指標の発表では、1-3月期GDP速報値(5/18)、3月機械受注、4月首都圏マンション発売(5/20)、4月貿易収支(5/21)など。海外では、米5月フィラデルフィア連銀景気指数、米4月景気先行指数、米4月中古住宅販売(5/21)などが注目材料となる。

日経平均株価(図表1)は10日移動平均線(20,016円 5/14)や25日移動平均線(19,603円 同)をサポートに緩やかな戻り歩調にあるが、1月高値から3月安値までの下げに対する半値戻し(20,237円)を達成した水準からの戻りが鈍い。今後は2万円の大台固めから上値を追えるかが焦点となるが、依然として下落基調を続ける75日移動平均線(20,630円 同)や100日移動平均線(21,420円 同)が上値に控えている点が気になるところだ。

25日移動平均線が下落基調にあった当時、株価の上値を押さえる要因になっただけに、次は両線で挟んだ水準で上昇が一服する可能性がある。黄金分割比率である61.8%戻しの水準が21,150円である点も踏まえると、水準到達後は調整局面入りも想定する必要はあるだろう。

RSI(9日)は52.9%(5/14)と強弱の分岐水準である50%を上回る強気局面にある。上昇基調にある25日移動平均線の支持が強ければ上昇トレンドは加速につながるだろうが、下落基調にある75日移動平均線の抵抗が強ければ調整局面入りが予想される。

他の留意点としては、2018年以降の価格帯別の累積売買代金をみると、21,000円以上から500円刻みで200兆円前後の大量の売買が過去にあったことがわわる。3月に向けての急落過程で、買い持ちの整理も大幅に進んだ可能性はあるが、戻り待ちの売りが強くなる水準と判断できる。セル・イン・メイという格言がこの時期よく聞かれるように、ここから一段高があったとしても、5月はどこかで戻り高値を付けることが予想される。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2019/4/1-2020/5/14)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントは、1-3月期GDP速報値(5/18)、3月機械受注、4月首都圏マンション発売(5/20)、4月貿易収支(5/21)、4月全国消費者物価指数(5/22)などがある。

企業決算では、ソフトバンクG、テルモ、コマツ、パナソニック、SUBARU、中部電、光通信、AGC、ガイシ、栗田工、日ユニシス、住友ゴム、ニフコ、住友ベ、太陽HD、ケネディ商、日医工、住電設、Jオイル、トーエネク、ニチコン、ケンコーマヨ、NSW、フォスタ電、SRSHD、大成ラミック、東特線、ジャムコ、船井電機、ケイアイスター、ティラド、日ケミファ、シダックス(5/18)、ソニーFH、住友電、シャープ、三菱自、日揮HD、日化薬、古河電、寿スピリッツ、スターツ、サンゲツ、日曹達、タカラトミー、UACJ、生化学、ゼビオHD、蝶理、双葉電、東テク、SREHD、クリナップ、デジハHD、古河池、東リ、ヒラノテク、大戸屋HD、うかい、TYK、東京計器、AOITYOHD(5/19)、東京海上、MS&AD、バンナムHD、JXTG、SOMPOHD、島津製、東センチュリー、アズビル、東急不HD、アマダ、太平洋セメ、堀場製、西鉄、大和リビン、信金中金 PS、日水、船総研HD、三谷セキ、オートバクス、ソラスト、高松G、AOKI HD、紙パル商、丸大食、ヨネックス、第一実、日ピラー、JVCKW、宮越HD、山田コンサル、IJTT、TDCソフト、元気寿司、神鋼商、FRONTEO、フジ日糖、ジューテックH、大木ヘルケア、多摩川HD、社宅S、ラサ商事(5/20)、オリックス、マキタ、すかいHD、日東紡、コスモエネHD、リゾートトラス、ゼリア新薬、セーレン、東プレ、オイラ大地、日道路、特種東海、加賀電、ジーテクト、市光工、日新製糖、北越工、OSJBHD、エイジス、第一交通、グルメ杵屋、ダイコク電、サカイオーベ、トレックスセミ、セントケアHD(5/21)、富士フイルム、明治HD、東急、三菱Uリース、博報堂DY、カシオ、リログループ、科研薬、浜ゴム、アシックス、前田建、住阪セメ、ニッコンHD、大気社、奥村組、デサント、エフ・シー・シー、稲畑産、福井コンピ、NITTOKU、IDEC、日比谷、永谷園HD、高圧ガス、ツクイ、板硝子、朝日放送、共同印、日阪製、伯東、JMS、エスリード、アドベンチャ、マツオカ、日本コークス、ナカバヤシ、荏原実業、力の源HD、ユアサフナ、ヤマタネ、TBK、永大産業、菱製鋼、ディーエムエス、チエル、ピエトロ(5/22)
などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標は、米4月住宅着工件数(5/19)、FOMC議事録(4/28〜4/29開催分)、米5月フィラデルフィア連銀景気指数、米4月景気先行指数、米4月中古住宅販売(5/21)などがある。

米企業決算では、ホームデポ、ウォルマート(5/19)、ターゲット、ロウズ・カンパニーズ、エル・ブラン(5/20)、ベストバイ、エヌビディア(5/21)などが予定している。

来週の注目銘柄(2020/5/18〜5/22)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3088

4,780

3,300

都市型ドラッグストアの草分け。同社は5/13、2021年3月期通期の連結営業利益予想を305億円(前期比18.8%減)とすると発表した。新型コロナウイルスの影響が上期まで継続すると想定したという。2020年3月期通期の営業利益は376億円(前の期比4.3%増)。新規出店のほか、改装による既存店活性化、プライベートブランド商品の構成比拡大が奏功した。株価はこれを受け、一時大幅高。75日移動平均線を瞬間的に上抜ける場面も見られており、今期見通しについては悪材料出尽くし感から、前期については底堅い業績が好感され、今後もじわじわと買いが向かうと考える。ターゲットは4,780円、ロスカットは3,300円

3276

1,380

960

賃貸住宅の一括借り上げ専業。5/11、同社は2020年12月期1Q(1-3月)の決算を発表した。販管費の増加を背景に営業利益は5億円(前年同期比12.3%減)と減益になったものの、売上高は114億円(同9.0%増)と増加しており、逆境の強さを見せた。株価は4月から緩やかな右肩上がりを継続しており、底堅さが際立つ。週足では13週移動平均線を上抜ける展開も見せており、テクニカル的な買いも今後期待できそうだ。ターゲットは1,380円、ロスカットは960円

6785

1,020

700

自動車電装部品・電子部品のコネクターが主力。株価は足元で堅調な値動きを見せている。世界的にロックダウン(都市封鎖)措置が徐々に解除されるなど経済活動再開に向けた期待が高まる中、自動車・部品株などの景気敏感系は強い勢いで持ち直しの展開。テクニカル面でも、25・75日移動平均線を明確に上抜ける動きを見せており、3月の急落相場前の水準にまで回復した。堅調なモメンタムによる買い安心感から、今後も買いは集まりやすいとみる。ターゲットは1,020円、ロスカットは700円

7148

700

480

課税繰り延べメリットのオペリース商品で成長。同社は4/21、2020年9月期の通期連結営業利益予想を従来の140億円から46億円(前期比68%減)に下方修正すると発表した。世界各国の入国制限・行動制限を受けた航空業界の経営環境が急速に悪化し、オペレーティング・リース出資案件に対する投資家の慎重姿勢が継続すると想定。しかし、それ以降の株価は堅実な値動きとなっている。予想が引き下げられたことで目先の悪材料は出尽くし。加えて、併せて発表された20億円規模の自社株買いによる株価下支え効果もあり、今後も買い安心感から資金は向かいやすいと考える。ターゲットは700円、ロスカットは480円

7811

1,960

1,360

グラビア印刷を軸にラミネート、コーティング事業を展開。3月中盤には株価は2016年7月以来の安値をつけたものの、それ以降は堅調そのものとなっている。新型コロナウイルスの感染に伴う外出自粛・中食活発化の中で食品包装需要の急激な高まりが期待されている。今期の見通しについては通期営業利益が16億円(前期比6.2%増)となっており、将来的に引き上げられることも視野に、今後も買われる展開になるとみる。ターゲットは1,960円、ロスカットは1,360円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で5/13現在、時価総額が5,000億円以下、PBRが4.0倍以下、PERが16.0倍以下、配当利回りが1.4%以上、株価が10日移動平均線を上回っている中から、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
  • ※NISA口座で上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。

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