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2020-06-03 12:21:50

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週刊日本株式アウトルック

出遅れ内需株物色で相場全体も堅調か

2020/4/10
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2020/4/13〜4/17)

来週(2020/4/13〜4/17)の日経平均株価の予想レンジは19,100円-20,200円。東京株式市場は反発基調が続く公算が大きい。今週の日経平均株価が1,500円超も上昇していることで目先の高値警戒はあるが、3/25の戻り高値(19,564円)に迫っており、超えて一段高となるかが重要なポイントとなる。ダウ平均やマザーズ指数などは当時の戻り高値を既に上回っており、追随するような動きは十分に考えられる。
日本政府による緊急事態宣言・緊急経済対策(事業規模108.2兆円)の下支え効果や、中国共産党の中央政治局が長期的な新型コロナウイルス感染対策と全面的な生産再開を指示したと伝わり、経済活動の正常化への期待が高まっている。ただ一方、米国株の動向に左右される面が多い点は否めない。米国ではJPモルガン、ジョンソン・エンド・ジョンソン(4/14)、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス・グループ、ユナイテッドヘルス・グループ(4/15)など主力企業が決算発表を予定しており、反発基調を強める米国株の反応や、日本時間早朝のダウ先の動向などが日々の方向感の決め手となる。

2015年以降、TOPIX(東証株価指数)が200日移動平均線(以下、200日線)を割り込んで急速に下落したあと、再び200日線に向けて反発する局面では、海運、鉄鋼、機械、電機など景気敏感セクターがけん引した。一方、直近3月安値から足元までは、パルプ、医薬品、水産など全体に影響が薄いセクターが上昇率上位となっている。200日線近くまで強い反発が続くためには、過去と同様に主力の景気敏感セクターが上昇し、全体をけん引することが条件となる。
医薬品セクターと景気敏感セクターの半年間の期間収益率(図表1)をみても、足元含め、特に2018年以降は医薬品が景気敏感を上回る場面が目立つ。ただ、こういう状態がいつまでも続くことはない。新型コロナウイルスの感染数のピークアウトに加え、企業の生産活動の再開、需要の回復の兆しが出てくると、景気敏感業種への期待感から、2016年のように追い上げ逆転する状況になることが予想される。

国内の経済指標では、3月訪日外国人客数(4/15)、3月首都圏マンション販売(4/16)などに注目。海外では、中国3月貿易収支(4/14)、米3月小売売上高、米4月NY連銀製造業景気指数、米3月鉱工業生産(4/15)、米4月フィラデルフィア連銀景気指数(4/16)、中国1-3月期GDP、中国3月工業生産、中国3月小売売上高、米3月景気先行指数(4/17)など重要指標が多い。

図表1:医薬品セクターと景気敏感セクターの期間収益率(2015/1/5-2020/4/8)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は25日移動平均線(18,594円 4/9)を上回り、3/25に付けた戻り高値(19,564円)が視野に入ってきた。25日移動平均線は依然として下落基調にあるため、早々に反落の可能性も高いが、5日移動平均線(18,809円 同)や10日移動平均線(18,732円 同)が上昇に転じており下値不安は和らぎつつあるようだ。
3/25高値を上回ると下値を切り上げる波動に変わる。200日移動平均線(21,876円 同)からのかい離率はマイナス11.6%と依然として売られ過ぎを示唆しており、同線に向けて上昇余地が拡大する公算が大きい。
RSI(9日)は49.3%(4/9)と強弱の分岐点となる50%付近にある。短期的には上昇しやすいタイミングにあり、戻り高値更新をきっかけに騰勢を強める展開が予想される。

一方、上昇継続の際は物色の中身が重要である。今回と同じように大きな下落局面だった、2015年8月高値〜2016年2月安値までの下落に対するその後の戻り、2018年1月高値〜同年12月安値までの下落に対するその後の戻りでは、海運、鉄鋼、電機、機械といった景気敏感セクターが戻りをけん引した。今年3月安値から上述の戻り高値までは、パルプや水産が上位を占める。新型コロナウイルス関連として「紙」、「冷凍食品」など材料はあるにせよ、相場全体を引っ張っていくには懐疑的なセクターである。過去のケースのように主たる景気敏感セクターがけん引する状況にならないと、上げ相場の持続性は短いだろう。

短期的な上値のフシは、昨年8/6安値20,110円前後、昨年10/4安値21,276円前後。21,000円〜23,000円は過去の累積売買代金が積み上がっている水準でもあり、上値抵抗が極端に強くなる公算が大きい。

図表2:日経平均株価の日足チャート(2019/4/1-2020/4/9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントは、3月訪日外国客数(4/15)、3月首都圏マンション販売(4/16)、2月第3次産業活動指数(4/17)などがある。

企業決算では、ファミリーマート、コスモス薬品、イズミ、高島屋、Sansan、コーナン商事、フジ、歌舞伎、日本国土、ハローズ、ウエストHD、サムティ、ヨンドシーHD、ラクトJPN、三栄建築、トランザクショ、進和、アレンザHD、モリト、AIT、佐鳥電機、ヒトコムHD、サインポスト、中本パクス、イージェイHD、MORESCO、AVANTIA、リベレステ、前沢工、東名、農総研、ファーマライズ、エヌピーシー、ナルミヤ、津田駒、ジェーソン、識学、ヴィッツ、スタジオアタオ、ニューテック、インターライフ、プロパスト、昴、グランド、デザインワン、文教堂HD、フェスタリアHD(4/13)、東宝、松竹、吉野家HD、クリレスHD、マネフォワ−ド、乃村工、ドトル日レス、S Foods、北の達人、ベイカレント、パルGHD、サーバーワクス、TKP、メディアドゥ、UUUM、RPA、IDOM、テラスカイ、ダイト、SFP、タマホーム、松屋、ベクトル、キャンドゥ、柿安本店、古野電、スタジオアリス、Gunosy、大庄、ロゼッタ、リックソフト、バリュエンスH、アオキスーパー、三陽商、ライトオン、タキヒヨー、ピックルス、トウキョベース、串カツ田中、セラク、ウォンテッドリ、ロコンド、アクトコール、シンメンテHD、トレファク、ハブ、ポプラ、ALiNK、U&C、AHCG、エディア、アクアライン(4/14)、ヨシムラフード、日置電(4/15)、いちご(4/16)、アークス(4/17)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標は、中国3月貿易収支(4/14)、米3月小売売上高、米4月NY連銀製造業景気指数、米3月鉱工業生産 、米2月企業在庫、ベージュブック、G20財務大臣・中央銀行総裁会議(テレビ会議)(4/15)、米3月住宅着工件数、米4月フィラデルフィア連銀景気指数(4/16)、中国1-3月期GDP、中国3月工業生産、中国3月小売売上高、米3月景気先行指数(4/17)
などがある。

米企業決算では、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(4/14)、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、ユナイテッドヘルス・グループ(4/15)、アボットラボラトリーズ、インテュイティブ・サージカル、ハネウェルインターナショナル(4/16)などが予定している。

来週の注目銘柄(2020/4/13〜4/17)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1847

1,500

1,000

商業施設の新築・内改装が主力の建築中堅。2020年3月期3Q累計(4-12月)の営業利益は32億円(前年同期比3.9%減)と小幅な減益となった。しかし、近年の売上高・利益は堅調な成長を継続しており、特に営業利益は2016年3月期に大きく増加して以降、高水準を維持している。依然として40億円を上回る通期見通しが示されている以上、業績の堅調なモメンタムは続いていると捉える見方は強いと思われ、7%を超える配当利回りも注目を集めるポイントとなることから、今後は買われやすいと考える。ターゲットは1,500円、ロスカットは1,000円

4845

600

420

サイト内検索など、企業向けASPサービス展開。株価は3月中旬以降、持ち直しの動きを見せている。加えて直近では、エストニアと日本を拠点に活動するブロックハイブ(千代田区)と、個人認証技術に関するサービスの開発・普及を目的に資本業務提携すると発表。政府向けなどの需要の広がりが期待され、リリース後に株価は大幅高となった。今期予想PSR(株価売上高倍率)も0.4倍とグロース株にしては過小評価気味であり、今後も反発狙いの買いが向かいやすいとみる。ターゲットは600円、ロスカットは420円

6262

480

330

伸縮性ある生地に適した環縫いミシンでトップ。製造業ながら景気敏感性は低いという特質を持つことで、3月中旬以降株価の反発の勢いは相対的に強い。今期の利益見通しはさえないものの、市場では悪材料出尽くし感もあり、来期への期待買いがさらに下値を支えている。配当利回りが5%強と高水準な点も個人投資家を中心に買いにつながりやすく、今後も堅調な持ち直しを継続すると考える。ターゲットは480円、ロスカットは330円

7214

730

500

独立系自動車部品メーカー。2020年3月期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は4億円の赤字(前期は9億円の黒字)と軟調となったものの、通期の黒字予想は維持されており、相対的に業績縮小懸念は少ない。ビジネスモデルとしては景気敏感であり、自動車・部品株がリスク回避で売られる中で同社も株価が下落したものの、500円付近(配当利回り7%)で下げ止まる展開となっており、反発狙いの買いが支えることで徐々に投資家の資金が回帰しつつある。小型株ということもあり、リスク選好の強い個人投資家を中心に今後は買いがさらに強まると考える。ターゲットは730円、ロスカットは500円

7537

640

440

独立系の外国製半導体商社。景気敏感系の業種は2〜3月で軒並み大幅安となったものの、半導体関連は軟調な相場の中でもDRAMの価格上昇を背景にSOX指数が強い動きを時折見せるなどして、底堅さもみえている。足元の株価回復の勢いも相対的に強く、またそれが買い安心感につながってさらに買いを呼び込みやすい状況になっていると推察する。近年の強い増益モメンタムもあって下値で買いを仕込む流れも強いとみて、今後も堅調な値動きを見せると考える。ターゲットは640円、ロスカットは440円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で4/9現在、時価総額が200億円以下、PBRが1.5倍以下、予想配当利回りが4.0%以上、株価が5日移動平均線を上回り、かつ200日移動平均線を下回っている中から、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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