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2020-05-29 20:00:19

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週刊日本株式アウトルック

大型株は薄商いの中で不安定、新興市場の出直りに注目か

2020/4/3
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2020/4/6〜4/10)

来週(2020/4/6〜4/10)の日経平均株価の予想レンジは17,000円-19,000円。東京株式市場は材料難の中、外部環境に神経質な展開か。国内では新型コロナウイルス「COVID-19」感染者の拡大が日々警戒されており、景気や市場動向に対する不透明感が強い。外出自粛要請からもう一段引き締められる可能性がある点なども、押し目買いの手控え要因となる。テーマ性や材料の出た個別株物色が中心で、東証1部の売買代金は3兆円を割り込む日が続く公算が大きい。

国内企業の3月本決算発表が月の後半に控えている。特に、新型コロナウイルスによる悪影響が企業業績や経営者マインドにどの程度影響を与えうるか。来週は2月決算企業の業績発表が多く、株価の反動が注目される。
3月中旬からのリバウンド相場では、規模別の大型株指数よりもマザース指数や日経ジャスダックなどの新興指数の方が比較的早く戻り高値を付けて調整している。新興市場は今週のように日銀によるETF買いが入る、入らないで目先の売買に振り回されることがないこともあり、調整一巡後の上昇回復はマザースやジャスダック銘柄の方が早い可能性がある。
米国の経済指標は予想よりも悪化していないが、株価は依然として値動きの荒い展開が続く。4月のダウ平均は2019年まで14年連続で上昇してきた安心材料はある。ただ、米国内の「COVID-19」感染者や死亡者が増えていることや、米企業決算がまもなく始まる警戒感から、戻りが鈍く上値が重い印象が続きそうだ。

国内の経済指標では、2月毎月勤労統計、2月家計調査、2月景気動向指数(4/7)、2月機械受注、3月景気ウォッチャー調査(4/8)、3月工作機械受注(4/9)など。海外では、中国3月消費者物価指数、中国3月生産者物価指数、米3月消費者物価指数(4/10)などが発表される。

日経平均株価(図表1)は16,000円台前半からの切り返しが一服。下落基調にある25日移動平均線(19,097円 4/2)で頭打ちになり、4/1は上昇基調にある10日移動平均線(18,301円 同)を割り込む強い陰線を形成した。RSI(9日)は60.2%(4/2)と過熱感はないが、来週は上昇の勢いが低下しやすいタイミングに入る。一方、一目均衡表でみると転換線(18,022円 同)上を維持しており、同線の上昇転換で再び株価が強くなるかどうかの局面でもある。いずれにしても、25日移動平均線付近を戻り高値に短期二番底を試すパターンはよくあり、現時点では許容できる動きといえる。
短期的な上値のフシは、昨年8/6安値20,110円前後、昨年10/4安値21,276円前後。21,000円〜23,000円は過去の累積売買代金が積み上がっている水準でもあり、上値抵抗が極端に強くなる公算が大きい。

2018年10月高値(24,448円)からの急落では、2012年安値を起点とした長期上昇トレンドラインや、60カ月移動平均線で下げ止まり、今年1月高値(24,115円)までの上昇につながった。一方、3月の急落では上昇トレンドラインを下回り、トレンドの崩れ感がかなり強くなった。2016年安値を下回らずに月足は長い下ヒゲを形成したことで、短期的には反発が続く可能性が高い。だが、戻り高値を付けたあと、数カ月後には二番底を試すようなリスク回避の動きはあるだろう。その際、3月安値を割り込むか、割り込まないかは現時点では判断できないが、大きく下値を切り下げることはないとみている。

当面、考えられる動きは長期もみ合い相場である。例えば、アベノミクス相場の勢いが止まったのは2018年1月高値(24,129円)を付けたあとだが、そこからすでにもみ合い相場が続いているという見方ができる。今年の1月高値を起点とした調整幅はここ最近で一番大きいが、もみ合い(ひし形の三角もち合い)の時間的中心で生じる現象と考えた場合、あと2年程度はもみ合いが続くとこが予想される。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2019/4/1-2020/4/2)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントは、2月毎月勤労統計、2月家計調査、2月景気動向指数(4/7)、2月機械受注、3月景気ウォッチャー調査(4/8)、3月都心オフィス空室率、3月工作機械受注(4/9)、3月企業物価指数、オプションSQ(4/10)などがある。

企業決算では、ニトリHD、壱番屋、クリエイトSDH、WNIウェザー、薬王堂HD、トーセイ(4/6)、スギHD、マニー、ディップ、リソー教育、Fブラザース、シリコンスタシオ、放電精密、三光合成(4/7)、ウエルシアHD、ABCマート、サイゼリヤ、ベル24HD、シーズメン、フェリシモ、GameWith、コジマ、タカキュー(4/8)、ファーストリテイ、7&I−HD、ローソン、イオンモール、島忠、SHIFT、竹内製作、トーセ、ドーン、アルバイトタイ、ライク、大黒天、AFC−HD、ほぼ日、東京個別、クリーク&リバ、エスクローAJ、ツインバード、スリーエフ、MrMaxHD、オオバ(4/9)、安川電、久光薬、Jフロント、イオンFS、JINSHD、ライフコーポ、DCM、近鉄百、ベルク、SERIOHD、コメダ、コシダカHD、パソナG、カネ美食品、ジーフット、ブロッコリー、わらべや、キリン堂HD、フィルカンパニ、メディカネット、IGポート、メディ工房、ファンタジー、チームスピリト、明光ネット、ローツェ、東洋電、クックビズ、247、カーブスHD、サンデー、マックハウス、シグマ光機、インタアクション、オンワードHD、ワキタ、ヤマトインタ、チヨダ、リンガハット、USENNEXT、カンセキ、プレナス(4/10)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標は、米2月消費者信用残高(4/7)、米3月生産者物価指数(4/9)、中国3月消費者物価指数、中国3月生産者物価指数、米3月消費者物価指数(4/10)などがある。

なお、4/10は聖金曜日のため、米国、英国、香港市場などが休場となる。

来週の注目銘柄(2020/4/6〜4/10)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

2871

3,760

2,600

冷蔵倉庫と冷凍食品(ブランド別)で首位。足元では新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特需の期待により、物色されている。外出を控える動きが広がっている中、家庭で簡便に調理できる冷凍食品の需要が増えるとの思惑が買いを呼び込んでいる。加えて、環太平洋経済連携協定(TPP)や日欧経済連携協定(EPA)で食肉の輸入量が増えていることを背景に、冷蔵倉庫の売上増の期待も高まりつつある。こういった買い材料が豊富な中、今後も株価は堅調に推移すると考える。ターゲットは3,760円、ロスカットは2,600円

4465

3,700

2,570

業務用洗剤、洗浄剤、固形燃料の製造、販売。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、除菌剤や手指消毒用などを取り扱う同社に向けた業績拡大期待が高まっている。実際、同社は消毒液の注文が急増していると発表。3月下旬には2020年5月期3Q累計(6-2月)の営業利益が12.8億円(前年同期比58.6%増)と大きく伸びたとしており、感染終息への見通しが立たない中、今後も物色は向かい続けると考える。ターゲットは3,700円、ロスカットは2,570円

5273

5,500

3,800

パイル(基礎工事用杭)、電柱などコンクリート2次製品大手。2020年3月期3Q累計(4-12月)の営業利益は63億円(前年同期比3.7%減)と微減したものの、通期の営業利益予想を従来の69億円から73億円(前期比10.1%減)まで引き上げた。直近では上限2億8,000万円の自社株買いも発表し、株価は上場来高値圏で推移。リスク回避の強い地合いの中で、こういった株価モメンタムは買い安心感につながりやすいとみる。ターゲットは5,500円、ロスカットは3,800円

8132

3,300

2,270

LPガス、灯油主体の燃料商社。石油株の性質を持っているものの、3月上旬に、他社と協業してマイクロ風車発電事業に参入すると発表した。世界的に再生エネルギーでの発電が普及する中で東京市場でも関連銘柄のバリュエーションが上昇する中、同社もその波の恩恵を享受すると考えられる。加えて、直近では昨年終盤に発表したPC1台がマルウェアに感染した件についての続報を発表し、重大な個人情報漏洩はなかったとした。これを受けて株価は急動意しており、それが今後の長期的な強い騰勢に入るきっかけにもなり得ると考える。ターゲットは3,300円、ロスカットは2,270円

8279

8,470

5,900

埼玉県中心に食品スーパーを展開。スーパー業態は新型コロナウイルスから受ける悪影響が景気敏感業種と比較して相対的に軽微と考えられ、リスク回避の買いは集まりやすい。直近では2月度の月次を発表しているが、売上高は既存店で前年同期比11%増、全店で同14%増と好調であり、市場でもこれを好感する動きが見られた。株価は利益確定売りが混じることで多少荒い値動きを見せているが、長期的には堅調なトレンドを維持すると考える。ターゲットは8,470円、ロスカットは5,900円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で4/2現在、時価総額が5,000億円以下、PERが25.0倍以下、PBRが2.5倍以下、予想配当利回りが0.5%以上、株価が25日移動平均線と200日移動平均線を上回っている中から、業績面、話題性、成長性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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