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2019-06-26 21:44:19

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週刊日本株式アウトルック

日経平均はメジャーSQを前に21000円意識する展開か

2019/6/7
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2019/6/10〜6/14)

来週(2019/6/10〜6/14)の日経平均株価の予想レンジは20,750円-21,150円。東京株式市場は方向感に乏しい展開か。日経平均株価は直近安値から反発基調が続くが、戻り売りの強い水準に差し掛かり上値が抑えられやすい。一方、円高一服で時価総額の大きい自動車関連株に下値買いが入り出しており、相場全体の底割れ懸念を遠ざける。翌週には6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えており、利下げ期待が下支え要因にもなろう。
米雇用統計など米国の重要指標の発表が一巡し、相対的に材料難の週となる。6月メジャーSQのある週で先物のポジションを一方向に傾ける売買は期待薄であり、9月限へのロールオーバー中心の商いにとどまる見込み。米国と中国やメキシコとの貿易摩擦への影響は織り込みづらく、債券・為替を含め不安定な状況にある中、現物市場でもリスクオンに急変することは想定しがたい。

米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測の高まりがドル円の上値を抑え、米中貿易戦争や日米通商協議への警戒感が相場や投資家心理の重荷となっている。
米中貿易戦争ではトランプ米大統領は対中制裁関税第4弾(約3000億ドル)の発動を、大阪サミット(6/28-29)での米中首脳会談の結果を見極めた上で決断すると述べている。
日米通商協議に関しては7月の参議院選挙後に本格的な交渉が先送りされたものの、6/10-12には日米実務者級通商協議(農産物、工業製品に関する貿易交渉が行われる模様)の開催が予定されている。

国内の経済指標では、1-3月期GDP改定値、5月景気ウォッチャー調査(6/10)、5月工作機械受注(6/11)、4月機械受注(6/12)に注目。一方、海外では、中国5月貿易収支(6/10)、中国5月固定資産投資、中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、米5月小売売上高(6/14)などが注目される。


日経平均株価(図表1)は2/8安値(20,315円)や昨年12/27高値(20,211円)を下値で意識し、強い反発に転じた。5/14安値(20,751円)をクリアし、次は5/24安値(20,922円)付近がフシとなる。
RSI(9日)は直近底値の12.3%→37.4%(6/6)に上昇。6/5のマド形成で直近2日間の動きがアイランドリバーサルの底入れパターンになる可能性があり、RSIのボトムアウト(30%超え)とともに、戻りがしばらく継続するかが焦点となる。

一方、5/14安値(20,751円)を割り込んだことで、現時点では4/24高値(22,362円)起点に二段下げの調整パターンで下値模索が続いているといえよう。中短期の移動平均線の下落基調が続いていることや、一目均衡表でも「三役逆転」の弱気局面が続く。下のマドを早々に埋め戻す可能性も依然として高く、2万円をいったん割り込むケースも想定しておきたい。

上値メドは、5/24安値20,922円、25日移動平均線(21,203円 6/6)、200日移動平均線(21,736円 6/6)、3/4高値21860円となる。下値メドは、4/24高値(22,362円)から5/14安値までの下げ幅1,611円を安値からさらに下げたE計算値19,140円前後が考えられる。
6月相場で重要なのは、2012年の安値水準を起点に2016年安値や昨年12月安値を通る下値支持線上で下げ止まれるかである。下げ止まれば長期上昇波動は維持され、昨年12月安値に対する二番底の位置付けとして、年後半の投資戦略を再考することができよう。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2018/1/4-2019/6/6)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントは、1-3月期GDP改定値、4月経常収支、5月景気ウォッチャー調査(6/10)、5月マネーストック、5月工作機械受注(6/11)、4月機械受注、5月企業物価指数(6/12)、4-6月期法人企業景気予測調査、4月第3次産業活動指数(6/13)、メジャーSQ(6/14)がある。

企業決算では、学情、サトウ食品、コーセーアールイ、シーアールイー、ザッパラス、萩原工業、ピジョン、シルバーライフ(6/10)、アスカネット、グッドコムA、JPNミート、ネオジャパン、三井ハイテ、トーホー、きんえい、シーイーシー、丹青社(6/11)、太洋基礎、テンポスHD、神戸物産、Hamee、アセンテック、HEROZ、オーエムツー(6/12)、カイカ、ラクーンHD、Bガレージ、トーエル、稲葉製作、ラクスル、ウエスコHD、鎌倉新書、ヤーマン、小林産、正栄食、ドーム(6/13)、フルスピード、丸善CHI、モルフォ、エイチーム、エニグモ、フリービット、スマレジ、サンバイオ、オハラ、MSOL、プロレド、梅の花、3Dマトリックス、アルデプロ、ギフト(6/14)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、中国5月貿易収支、米国がメキシコからの輸入品すべてに5%の追加関税(6/10)、米5月生産者物価、米ゲーム見本市「E3」(ロサンゼルス、〜6/13)(6/11)、中国5月消費者物価、中国5月生産者物価、米5月消費者物価、米5月財政収支(6/12)、米5月輸出入物価指数(6/13)、中国5月固定資産投資、中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、米5月小売売上高、米5月鉱工業生産、米4月企業在庫(6/14)
などが注目される。


新規上場では6/12にユーピーアール(7065)が東証2部に上場する。運搬用パレットなど物流機器のレンタル・販売を手掛ける。競合の上場企業こそ少ないものの、特に新味はない成熟業態企業。今期予想も減益だ。配当利回りは低く、公開規模16億円強で需給妙味もない。物流機器の関連としてロボットスーツがラインアップにあるが、減益予想の成熟業態でどこまで材料視されるかどうか。

来週の注目銘柄(2019/6/10〜6/14)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1898

800

550

東急系の道路舗装大手。業績は底堅く、2020年3月期通期の連結営業利益予想は111億円(前期比1.3%増)、2019年3月期通期の営業利益は110億円(前の期比11.0%増)だった。加えて、同社は資本効率の改善も進めている。本決算と併せて、上限18万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表。業績の成長が緩慢な一方で、資本構成の調整を図る姿勢は好感できる。その寄与もあって、今期の予想ROEは12%と高水準で、買いを誘いやすいとみる。ターゲットは800円、ロスカットは550円

3254

1,920

1,330

関西中心に投資用ワンルームからファミリー向けの開発・販売に展開。同社は5/10、決算発表と同時に中期経営計画を上方修正した。旧会社計画値と比較した営業利益は2020年3月期が44億円増の325億円、2021年3月期が44億円増の364億円。低金利を背景に個人による不動産投資需要は根強いとみられ、こうした背景から国内大手証券でも目標株価の引き上げがあった。市場では好調な販売が続くと考えられており、今後も買いが向かうとみる。ターゲットは1,920円、ロスカットは1,330円

5304

11,500

8,000

独立系炭素製品の大手。2020年3月期通期の連結営業利益予想は198億円(前期比17.0%増)。前2019年3月期の営業利益は169億円(前の期比16.6倍)と、驚異的な伸びを見せた。炭素製品の需要回復に伴う販売数量の増加、販売価格の上昇が寄与しており、今後は製品別ビジネス戦略の加速、品質改革の拡大、原料調達最適化の拡大、コストダウンの拡大、設備最適化の追求などを進める計画だ。高いROEと低いPBRにより、株式益回りは40%と非常に高い水準となっている。ターゲットは11,500円、ロスカットは8,000円

6677

2,500

1,720

フォトマスク専業で、大型液晶パネル用世界首位。業績、株主還元ともに評価できる。同社は5/13、2019年9月期通期の連結営業利益予想を従来の47.0億円から56.0億円(前年同期比27.4%増)に引き上げると発表。中国向け第10.5世代、第11世代用フォトマスクの売り上げが伸びていることが寄与する。これにより、市場予想50.0億円を上回る見通しとなった。併せて、期末配当予想を17円から30円(前期は17円)へと大きく引き上げ。好調なファンダメンタルズを受け、今後も資金が流入するとみる。ターゲットは2,500円、ロスカットは1,720円

8935

1,270

880

首都圏で「ガーラ」ブランドの投資用ワンルームマンション販売が主力。前2019年3月期の連結営業利益は当初計画78億円から100億円へ引き上げられるなど、好調に推移した。水準としては前の期と比較して3割以上の増益。今期も増収増益見通しで、業績はここ数年堅調なモメンタムで推移している。一方で、バリュエーションは不動産セクターということもあって低めだ。今期予想PERは5倍以下で、今期予想ROE16%を踏まえると割安感が強い。海外リスクが高まる中、資金の逃避先としても物色されやすいとみる。ターゲットは1,270円、ロスカットは880円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証上場銘柄で6/5現在、時価総額が1,000億円以下、PBRが1.3倍以下、配当利回りが1.5%以上、今期増収増益予想(日経予想、純損益)の中から、テクニカル面や話題性、材料性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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