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2019-08-25 20:25:37

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週刊日本株式アウトルック

日経平均は高値警戒感強く、大型株物色も手詰まりか

2018/10/5
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2018/10/9〜10/12)

来週(2018/10/9〜10/12)の日経平均株価の予想レンジは23,600円-24,000円。短期的な調整局面が続きそうだ。ドル円が昨年11月以来となる114円台に乗せ、大型株への循環物色が続きやすい環境といえる。ただ、東証1部の騰落レシオが130%以上の水準からピークアウトしていることや、業績面で安心感のあるインバウンド関連の一角が軟調なほか、好調な業績が伝えられたTDKなどが指数を押し下げるなど、全般的に高値警戒ムードがただよっている。今週は米長期金利の上昇で出遅れ感のある銀行や保険が買われたが、その他のセクターへの波及効果はなく大型株物色には手詰まり感が強い。
米国と中国のハイテク戦争の中、ハイテク技術移転の制約を通じて日本製品の輸出減少が懸念されている。米ナスダックや半導体指数なども再び不安定になってきており、電機セクターは見送られそうだ。

イベントでは週末のマイナーSQ程度で、全般的に材料難の週である。小売企業の決算発表が多く、業績内容に対する反応を見ながら個別物色の様相が強まる展開が予想される。
米国株式市場は9月雇用統計の発表を通過し、次は企業決算の材料待ちとなる。10/12に予定されているシティグループ、JPモルガン・チェースなど金融機関の発表を皮切りに決算相場に突入する。

注目の国内経済指標の発表やイベントでは、9月景気ウォッチャー調査(10/9)、8月機械受注(10/10)、オプションSQ(10/12)など。海外では、G20財務大臣・中央銀行総裁会議(インドネシア・バリ)、米9月消費者物価指数(10/11)、中国9月貿易収支(10/12)などが注目される。
日経平均株価(図表1)は直近高値(24,448円)を起点に3日連続で陰線が続いた。終値で一目均衡表の転換線(24,106円 10/4)や5日移動平均線(24,144円 同)、10日移動平均線(24,003円 同)を下回った。

RSI(9日)は前日67.7%→61.0%(10/4)に低下。7/5安値(21,462円)〜7/18高値(22,949円)までの上げ幅に対するE計算値24,436円をすでに達成しており、ピークアウト感が強い。ただ、5月以降の長いもみ合い期間に対する現状までの上昇幅としては依然として物足りない。短期的に調整が続く場合であっても、高値更新基調がしばらく続く波動形成が予想される。

当面の上値メドは、心理的節目の25,000円、3/26安値(20,347円)〜5/21高値(23,050円)までの上昇幅2,703円を、5/21高値からさらに上げた25,753円。あと考えられるのは、1/23高値(24,129円)〜3/26安値までの下落幅3,782円を、その下落波動の中値22,238円からの上昇とみた26,020円となる。短期的な下値メドとしては、9/20安値23,582円、8/30高値23,032円〜25日移動平均線(23,282円 同)、心理的節目である22,500円付近が考えられる。

図表1:日経平均株価の日足チャート(2018/3/1-2018/10/4)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表やイベントでは、8月経常収支、9月景気ウォッチャー調査(10/9)、8月機械受注(10/10)、9月国内企業物価指数、9月都心オフィス空室率(10/11)、8月第3次産業活動指数、オプションSQ(10/12)がある。

企業決算では、Jフロント、ライク、AFC-HD、ネクステージ、キリン堂HD、サムティ、Fブラザース、ダイユーリック、リソー教育、エコス、幸和製作、ヨンドシー、近鉄百、イズミ、フジ、ヤマザワ(10/9)、イオン、安川電、コメダ、スタジオアリス、イオン九州、ABCマート、ジーフット、パルGHD、U.S.M.H、アズ企画、ファンタジー、久光薬、OSG、ベル24HD、技研製、ローツェ、竹内製作、イオン北海、コジマ、サイゼリヤ、チヨダ、ライフコーポ、MV東海、MV西日本、イオンモール、AIT、プレナス、ミニストップ(10/10)、ファーストリテイ、7&I-HD、ローソン、ユニー・ファミマ、松屋、コシダカHD、いちご、ディップ、夢の街、ビックカメラ、SHIFT、創通、PRTIMES、ダイト、明光ネット、スター精、マニー、MrMaxHD、乃村工、CSP、モリト、アークス(10/11)、島忠、UUUM、高島屋、タマホーム、S Foods、キャンドゥ、ブロッコリー、大黒天、JINS、SFP、ニッケ、フィルカンパニ、コスモス薬品、クリレスHD、ほぼ日、サインポスト、Gunosy、古野電、コーナン商事、IDOM、リテールPT、リンガハット、USENNEXT、東宝、歌舞伎(10/12)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、IMF・世銀年次総会(〜10/14 インドネシア・バリ)(10/8)、米9月生産者物価指数(10/10)、G20財務大臣・中央銀行総裁会議(インドネシア・バリ)、米9月消費者物価指数、米9月財政収支(10/11)、中国9月貿易収支、米9月輸出入物価指数(10/12)などが注目される。

米企業決算では、シティグループ、JPモルガン・チェース、PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ(10/12)などが発表を予定している。

新規上場では、CRGホールディングス(7041)が10/10にマザーズに上場する。人材総合持ち株会社。コールセンター派遣のキャスティングロード(CR)が中核子会社。人材派遣や職業紹介に加え、製造請負、BPOサービスなどを事業子会社ごとに展開している。新味もない人材会社ではあるが、人手不足を背景に成長期待のあるセクターではある。昨年からはシニア層の活用にも乗り出したほか、RPA事業にも関わっている。寄与度は低く限定的ながらテーマ性も抱えている。業績進ちょく率も高く、上方修正の期待も後押しする形で堅調なスタートを切れるのではないか。

10/12は、がん領域の創薬ベンチャーである、Delta―Fly Pharma(4598)がマザーズに上場する。代表取締役社長の江島清氏はかつて大塚ホールディングス傘下の大鵬薬品工業で、元取締役徳島研究センター長を務めた。現在、徳島大学の客員教授を兼任している。既存の抗がん活性物質などを「モジュール(構成単位)」として利用し、創意工夫(用法用量・結合様式など)を加えて「アセンブリー(組み立て)」することで、新規抗がん剤を創製する「モジュール創薬」という創薬方法を採用している。大手製薬会社と複数の提携があるが、古巣で地元の大塚グループとの関係がないのは気になるところ。提携もヤクルト本社以外は中堅ばかりだ。吸収金額もバイオ株としては決して大型というわけでもないが絶対額として荷もたれ感があり、足元の利益が出てないグロース系が特に売られる相場のなか、消化には不安がある。

一方、同日にイーソル(4420)がマザーズに上場する。組み込みソフトウエアの開発。自動車関連やデジタル家電、産業機器、医療機器などのメーカーを顧客としている。2016年4月にはデンソーと日本電気通信システム(NEC通信システム)の3社で、車載ソフトの市場に特化した合弁会社(現持ち分法適用会社)を設立した。デンソーなど大手とも提携するソフトウエア企業ということで人気化しそう。今期の営業増益率は14%強だが、上期進ちょく率は96.6%にも達している。前倒しがあったということで下期の上乗せは限られるようだが、かなり堅めに見積もってはいるもよう。ただ、利益率は低く、衰退期の事業も抱えている。吸収額も今の地合いでは軽いとも言えず、持ち越しの可能性は低いだろう。

来週の注目銘柄(2018/10/9〜10/12)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

2335

1,150円

910円

金融や流通向けなどのシステム開発を手がける。2019年3月期の第1四半期(4-6月)の連結営業利益は1.1億円(前年同期比52.4%増)で着地。上期の会社計画3.1億円に対する進ちょくは35.6%となっている。建設機械メーカー向けシステム構築案件の拡大や電力会社向けシステム構築案件などが拡大。製造原価が前年同水準で推移したことに加え、クラウドサービス・ブロックチェーンなどの研究開発活動が当初計画通り推移したことも奏功した。株価は1,000円台を回復し、2017年6月高値(1,088円)や年初来高値(1,081円)が視野に入ってきた。PERは20倍台前半で、成長性を鑑みると過熱感はない。上述した高値の壁を上抜けると上値追いが期待できる。ターゲットは1,150円、ロスカットは910円

2768

490円

390円

大手商社。自動車、航空、肥料に強い。2019年3月期の第1四半期の純利益は198億円(前年同期比35%増)と順調な滑り出しとなった。石炭などの資源価格の上昇や取り扱い数量増加による金属・資源での増収や、国内自動車ディーラー事業などの新規取得による自動車での増収などが寄与した。また、9月19日にはGMOクラウドと自動車向けIoTソリューションを活用したコネクテッドカー関連事業の推進で業務提携契約を締結。将来的には合弁会社の設立も見据えており、こちらの進展にも期待したい。株価は2012年以降で右肩上がりが続いている。短期波動は年初来高値である5月高値(433円)を起点に調整局面にあったが、一目均衡表では抵抗帯(雲)を上抜け、「三役好転」の強気局面に入っている。年初来高値更新となれば、調整値幅に対する倍返しが狙えそう。ターゲットは490円、ロスカットは390円

3141

6,990円

5,290円

ドラッグチェーン最大手級。イオン子会社。2019年2月期の上期(3-8月)の連結営業利益は150億円(前年同期比3.9%増)で着地。通期の会社計画318億円に対する進ちょくは47.3%となった。既存店の改装などウエルシアモデルの積極的な推進、顧客への安心の提供と利便性向上を目的とした24時間営業店舗の拡大、調剤併設店舗の増加による調剤売り上げの伸長などにより、既存店の売上高が好調に推移した。一方、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢の反応となった。しかし、中期トレンドは右肩上がり。短期的な調整局面は押し目買いが有効だろう。25日・75日・100日移動平均線が集中する5700円前後が下値のフシになりやすい。ターゲットは6,990円、ロスカットは5,290円

3769

8,000円

6,850円

電子商取引関連の決済サービスを幅広く手がける。キャッシュレス関連銘柄として市場の注目度も高く、株価は長期にわたって右肩上がりの基調が続いている。1:2の株式分割を発表しており、9/26より最低投資金額の水準が引き下げられた。大型分割のタイミングでは需給要因で株価が乱高下する可能性がある点が警戒材料ではあったが、分割手前では買いが入っており、分割後の値動きも落ち着いている。需給の悪化が見られなければ、買いやすくなった今が仕込みのタイミング。先日の日本経済新聞によると、三井住友がキャッシュレス化の進展をにらんでカード会社を完全子会社化すると報じられており、決済関連銘柄が改めて注目される公算が大きい。直近の信用倍率は0.63倍と需給は軽い。中期的には1万円の大台を試す展開を予想する。ターゲットは8,000円、ロスカットは6,850円

3930

2,800円

1,890円

インターネット上で利用者自身がコンテンツを発信できる「UGC(User Generated Content)」サービスを提供している。同社は9月に2019年7月期の通期営業利益予想を3.5億円(前期比11%増)と発表した。コンテンツマーケティングサービスにおいては、「はてなブログMedia」の拡販を行う。テクノロジーソリューションサービスおいては、クラウド支援サービス「Mackerel」の拡販を図るとしている。8月には、アマゾン ウェブ サービス最上位コンサルティングパートナーのクラスメソッドと「Mackerel」販売店契約を締結。「Mackerel」の顧客数のさらなる積み上げが期待される。株価は直近の上昇で年初来高値を更新。出来高の増加をともなっており、大口投資家による資金流入の観測が強い。上場時に付けた高値(3,355円)を起点とする上値抵抗線が目前に迫っており、上抜ければ一段高が期待できそうだ。ターゲットは2,800円、ロスカットは1,890円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証上場銘柄で10/3現在、時価総額が8,000億円以下、10日・25日・200日移動平均線を上回っている、今期業績が増収・営業増益予想(四季報予想)の中から、話題性、材料性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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