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2019-06-27 03:35:44

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週刊日本株式アウトルック

お盆週の騰落に注目、米国株の高値更新で上値試しの公算も

2016/08/12
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2016/8/15〜8/19)

来週(2016/8/15〜8/19)の日経平均株価の予想レンジは16,500円-17,400円。東京市場は堅調な展開が予想される。8月はFOMCや日銀金融政策決定会合がなく、ミクロ面でも国内企業の4-6月期決算発表が終わり材料不足は否めない。来週はアナリストの企業業績に対する投資判断の変化などが材料になりそうだ。
一方、米国経済指標では製造業景況感や住宅関連指標に加え、7/26・27開催のFOMC議事録公表(8/17)などがある。経済指標の強弱で利上げ実施の思惑が高まりやすく、ドル買いバイアスが次第に強まるかどうかがポイントとなる。ドル円相場が25日移動平均線が推移する103円台まで上昇できれば、最近勢いが出てきた輸出・外需関連株への追い風となる。
国内では、週明け8/15に内閣府から発表される2016年4-6月期実質GDP(1次速報)、8/17の7月訪日外客数などが注目材料となりそうだ。

8月は海外投資家の休暇に加え、日本でもお盆の関係上、投資家は売買をいつもより手控える傾向があることや、証券会社の従業員なども週単位で入れ替わり休暇をとる時期。売買代金は減少傾向となる年が多く、前回も指摘したように日経平均株価の2000年〜2015年までの8月の月間の勝ち(陽線)、負け(陰線)をみても、勝率は6勝10敗と負け越しである。
一方、ここにきて米国景気の強さが再認識され、米主要指数の史上最高値更新が投資家心理の改善につながっている。国内の物色の傾向も、食品株など一部の内需優良株に変調(大幅安)が見られる反面、トヨタ自動車(7203)やコマツ(6301)、三菱商事(8058)、メガバンク株など市場全体に影響力がある「景気敏感銘柄群」が復活してきたことが大きい。これが米国市場が高値更新で新しい局面に入ろうとしているタイミングに順応する動きであるとすれば、日本株はアベノミクス相場の第2ラウンドに入ろうとしている可能性が高い。

お盆(8/13-16)を含む週の騰落と、8月の騰落(陰陽)には面白い関係がある。図表1をみると、2000年〜2015年までの16年間、日経平均株価がお盆の週に上昇すると8月の月間のローソク足は陽線(始値よりも終値が高い)になる、お盆の週に下落すると8月の月間のローソク足は陰線(始値よりも終値が低い)になる傾向が強く出ている。アベノミクス相場に勢いがあった2013年と2014年は「番狂わせ」となったが、2012年までは見事にそうだった。果たして来週の相場はどうなるか?

図表1:日経平均株価のお盆週の騰落と8月の勝敗

お盆週の騰落と8月の勝敗は概ね比例している

お盆週

8月変動幅(円)

月足

2000年

1.01%

1076.66

陽線◯

2001年

-2.47%

-1207.13

陰線●

2002年

-2.12%

-293.29

陰線●

2003年

5.75%

696.89

陽線◯

2004年

-1.96%

-192.66

陰線●

2005年

0.25%

506.18

陽線◯

2006年

3.48%

753.24

陽線◯

2007年

-8.89%

-600.11

陰線●

2008年

-1.13%

-203.7

陰線●

2009年

1.78%

137.3

陽線◯

2010年

-4.03%

-750.58

陰線●

2011年

-2.73%

-951.84

陰線●

2012年

3.05%

217.87

陽線◯

2013年

0.26%

-285.64

陰線●

2014年

3.65%

-86.95

陰線●

2015年

-0.99%

-1649.73

陰線●

2016年

  • (注1)8月変動幅は終値−始値で算出
  • (注2)お盆が土日で終わる場合は直前の営業週
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は25日移動平均線(16,320円、8/10現在)をサポートに想定以上の切り返しの強さをみせた。7/21高値(16,938円)に続いて、5/31高値(17,251円)や、4/25高値(17,613円)などを超えていけるかが当面の焦点となる。
一方、心理的節目の17,000円や8月SQ(16,926円、概算値)が上値で意識されやすい。目先的には横ばい基調にある75日移動平均線(16,373円、8/10現在)に向けて陰線を形成するイメージも持っておきたいところだ。ただ、25日移動平均線の上昇が続いており、単なる微調整にとどまることが予想される。

週足では上昇に転じた26週移動平均線(16,394円、8/10現在)に陽線が乗っかる格好となり、上値を伸ばす展開となった。26週移動平均線の上昇は続くため、株価の一段高がメインシナリオとなる。調整が入るケースであっても、7月中旬に形成した大陽線の中値(15,991円)〜15,800円前後までにとどまっていれば、下値固めの動きが続いていると判断できる。

図表2:日経平均株価の短期チャート(日足、2016/1/4-2016/8/10)

来週の主要な国内経済指標の発表やイベントは、4-6月期GDP(8/15)、7月首都圏新規マンション発売(8/16)、7月訪日外客数、7月日本製半導体製造装置BBレシオ(8/17)、7月貿易収支、5年国債入札(8/18)、6月全産業活動指数(8/19)などがある。

企業決算の発表は、フルッタフルッタ、セキュアヴェイル、日本管理センター、ボルテージ、カヤック、グリーンペプタイド、レアジョブ、LITALICO、日本出版貿易、あかつき本社、第一商品、豊商事、光通信(8/15)、総医研ホールディングス、ドンキホーテホールディングス(8/17)などが予定している。


一方、海外の経済指標の発表やイベントは、米8月NY連銀製造業景気指数、米8月NAHB住宅市場指数(8/15)、独8月ZEW景況感指数、米7月消費者物価指数、米7月住宅着工・建設許可件数、米7月鉱工業生産・設備稼働率(8/16)、英国7月失業率、7/26・27開催のFOMC議事録(8/17)、米8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米7月CB景気先行総合指数、米5年インフレ連動国債入札(8/18)などが注目される。

米企業決算の発表は、アドバンス・オート・パーツ、アーバンアウトフィッターズ、ホーム・デポ、TJXカンパニーズ(8/16)、アナログ・デバイセズ、シスコシステムズ、Lブランズ、ネットアップ、アジレント・テクノロジー、ターゲット、HP(8/17)、ホーメル・フーズ、ウォルマート・ストアーズ、アプライド・マテリアルズ、ロス・ストアーズ、ギャップ(8/18)、ディア、フット・ロッカー、エスティ ローダー(8/19)などが予定している。

来週の注目銘柄(2016/8/15〜8/19)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1893

800円

480円

海上土木大手。アジアを中心に海外大型案件の受注獲得に注力している。同社は8/8、2017年3月期の第1四半期(4-6月)の連結営業利益が74.3億円(前年同期比80.3%増)だったと発表した。国内土木では官庁工事が微減も民間工事の受注が寄与し高水準を維持、国内建設は民間工事が堅調に推移、海外事業では香港で大型建築工事を受注した。株価は2006年高値632円を前にもみ合いが続いている。24カ月移動平均線まで一時は調整する場面もあったが、持ち直しも早く12カ月移動平均線上に回復。弱気の買い方を振り落とし、いよいよ高値更新を通じて上値追いの準備が整ったと判断できそうだ。抜けそうで抜けなかった10年前の高値を実際上抜ければ、相当なエネルギーが発散されるイメージを持ってよい。ターゲットは800円、ロスカットは480円

3407

1,010円

730円

2017年3月期の第1四半期(4-6月)の連結営業利益は299億円(前年同期比15.9%減)で着地。円高のほか、エレクトロニクス事業でPolypore買収に伴うのれん償却費などを計上したこと、医薬事業で薬価改定の影響も受けた。一方、株価は通期の会社予想1,450億円が据え置かれたことを好感。8/8に発表された旭化成ホームズの7月の請負住宅月次受注速報で+23%となったことなども材料視された。株価は12カ月移動平均線を上方にブレーク。2015年高値(1,260円)からの値幅調整は一巡した公算が大きい。足元、4月の戻り高値(813.7円)を上回ったことで二番底形成が確認でき、年初来安値(612.4円)からの初動の上昇幅(201.3円)に対するE計算値1,015円処は上値余地として見込めそうだ。ターゲットは1,010円、ロスカットは730円

6098

4,300円

3,650円

販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業などを手がける。各領域において一定程度のマーケットシェアを獲得している。同社は8/9、2017年3月期の第1四半期(4-6月)の連結経常利益が334億円(前年同期比5.0%増)だったと発表した。販促メディア事業のライフイベント・日常消費領域で売り上げが好調に伸びた。ユーザー集客・営業体制の強化などで人材紹介・アルバイト・パートの求人広告を中心に売り上げが伸び、人材メディア事業でも増収増益となった。株価は2014年の上場以来、概ね3,200円〜4,000円処でもみ合いが続いている。一方、短期波動では、今年2月安値(3,190円)を起点に下値を切り上げる右肩上がりの上昇トレンド。PERやPBRに割安感はないが、信用残は売り残が買い残を上回っており、需給面からは不安材料に乏しい。2015年高値(4,315円)を目指している可能性が高く、上回れば青天井となる。ターゲットは4,300円、ロスカットは3,650円

6965

3,700円

2,700円

光電子増倍管で世界シェア大。医療機器や油田探査、産業機械向けなどに多数展開している。同社は8/8、2016年9月期の第3四半期累計(10-6月)の連結営業利益が157億円(前年同期比13.6%減)だったと発表した。油田開発投資の低迷で探査装置向けの売り上げが大幅に減少したことや、医用分野でも血液分析などの検体検査装置向けが減少した。株価は2001年高値(2,500円)をクリアしたあと、4,000円手前で失速。急落を強いられながらも2,500円付近で下げ止まり、揺り戻しの範ちゅうで調整がおさまっている。上昇基調が続く24カ月移動平均線を明確に上回れば、2015年高値(3,940円)を起点とした高値もみ合いに移行していく公算が大きい。見切り発車はリスクも高いが、週足ベースでも上値抵抗線のフシを今週から上回ってきており、買いサインと見るべきだろう。信用買い残は売り残よりも少なく、戻り売りなどで上値が抑えられることはなさそう。ターゲットは3,700円、ロスカットは2,700円

9699

3,000円

2,270円

建設機械を中心とした総合レンタルを手がけている。関西が地盤。2016年9月期の第3四半期累計(10-6月)の連結営業利益は95.6億円(前年同期比6.1%減)で着地した。レンタル関連事業で増収となるも、販管費が増加することで利益率は悪化する見込み。ただ、会社の通期予想120億円(市場予想は119億円)は据え置かれた。豪州高所作業機レンタル会社を買収し海外事業拡大図る。株価は2014年高値(5,120円)からの調整が長引くものの、下値のフシである2,000円処で下げ止まる兆し。週足では13週移動平均線の下げ止まりを待ち、一段高のシナリオか。日足では一目均衡表の基準線が横ばいから上昇に転じるタイミングに入ることから、目先的な反応なども注目したいところだ。ターゲットは3,000円、ロスカットは2,270円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・ 東証1部上場銘柄で8/10現在、時価総額が500億円以上、PBRが5.0倍以下、配当利回りが1.0%以上、信用倍率が3.0倍以下(8/5現在)、株価が75日移動平均線を上回っていることを条件に業績面や話題性などを考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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