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2019-06-17 23:37:14

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週刊日本株式アウトルック

年末年始は小型株勝負か、主力大型株は金融イベントこなし底値固めへ

2015/12/11
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2015/12/14〜12/18)

来週(2015/12/14〜12/18)の東京市場は先物主導で不安定な動きが予想される。日経平均株価の予想レンジは18,500円-19,500円。実施がほぼ確実視されているFOMC(〜12/16)での米利上げとイエレンFRB議長会見を受けた金融市場の反応が注目されるほか、日銀短観(12/14)やFOMCの結果を踏まえた上での日銀による追加緩和への期待度合いの変化が相場を動かす要因になる。黒田日銀総裁の会見内容なども翌週以降の波乱要因だ。国内では首都圏新規マンション発売や訪日外客数など業種や個別株に影響を与えうる材料も多い。
海外の経済指標では、中国11月小売売上高・鉱工業生産(12/12)、米12月NY連銀製造業景気指数(12/15)、米11月住宅着工件数・建設許可件数(12/16)、独12月Ifo景況感指数、米11月CB景気先行総合指数(12/17)などで景況感が確認される。
米国株式市場は12月中旬以降は堅調に推移する傾向が強い。図表1は、米国の代表的な株価指数であるS&P500と小型株指数であるラッセル2000の年末年始前後の推移である。12月前半は弱含む傾向がある半面、12月中旬以降は小型株が相場上昇をけん引する傾向がある。東京市場はメジャーSQが通過し、来週は金融イベントが一巡することもあり、日米市場ともに小型株が優位性を発揮する可能性が高い。

図表1:S&P500とラッセル2000の年末年始前後の推移
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

12/14に12月調査の日銀短観(図表2)が発表される。市場予想は、大企業製造業DIでプラス11と9月短観(プラス12)から1ポイントの悪化。大企業非製造業も同じく9月(プラス25)から2ポイント悪化のプラス23と、製造業・非製造業ともに悪化が見込まれている。
一方、先行き見通しは製造業がプラス11(9月はプラス10)、非製造業はプラス22(9月はプラス19)とやや改善することが予想されている。海外では米国での利上げや新興国の景気減速懸念などの不透明要因が残る一方、国内の個人消費は緩やかな回復ペースが続いている。 7-9月期の法人企業統計で設備投資が堅調だったことや、先日発表された10月機械受注は高い伸びとなった。日銀短観の業況判断は株価との連動性もあり、市場予想を上回れば株価下げ止まりのきっかけになる公算が大きい。
また、企業の想定為替レートなども注目材料となりそうだ。6月日銀短観時は1ドル115.62円、9月は117.39円と円安方向に大きく修正された。足元は米利上げを織り込み円高・ドル安にやや傾斜しており、発表される想定レートが実勢レートに近づけば企業業績への不透明感が高まりかねない。

図表2:日銀短観の業況判断DI(1995/3-2015/9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

NY原油先物(図表3)は8月安値であった1バレル=37.75ドルを下回った。12/4に開かれた石油輸出国機構(OPEC)総会では原油価格維持のための減産が見送られ、原油の供給過剰感が一段と強まっている。12/8には一時36ドル台まで下落し、6年10カ月ぶりの安値を付けた。8月安値を起点としたリバウンド相場は一過性にとどまり、2013年8月高値(112.24ドル)を起点に高値と安値を切り下げる下落波動は3段下げ目が依然として続いていることになる。短期的な下値メドは、2011年5月高値(114.83ドル)から2011年10月安値(74.95ドル)までの下落幅39.88ドルを、10月安値からさらに下げたE計算値の35.07ドル前後となる。一目均衡表のE計算値はN波動の基本計算の中では最も調整が深くなる均衡点であり、2008年12月安値(32.40ドル)を前に下げ止まる公算が大きい節目と予想できる。ただ、そこで下げ止まらなければ、2008年12月安値から2011年5月高値までの上昇幅82.43ドルを、2013年8月高値からの下落幅とみた背反値29.81ドル前後まで下落余地が拡大するだろう。

日柄面では、2008年7月高値(147.27ドル)と2008年12月安値を中心に左右の対等期間で安値を形成してきた。2001年11月安値〜2008年7月高値までの81カ月に対等したのは2015年3月安値(42.85ドル)である。2001年11月安値〜2008年7月高値までの81カ月を、2008年12月安値からの対等期間で一致したのが8月安値となる。次の重要なタイミングは、2001年11月安値〜2008年12月までの86カ月に対等する2016年1月となる。2008年12月安値〜2011年5月高値までの30カ月の日柄を、2013年8月高値から経過したタイミングでもあり、3月安値〜8月安値までに要した5カ月後の次のサイクルでもある。

図表3:NY原油先物(WTI、月足、1995/8〜2015/12/9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表4)は200日移動平均線(19,490円、12/10現在)をあっさり下回り、下値模索の展開となっている。9月安値16,901円を起点としたE計算値19,975円の達成や、20,000円前後は8月後半からの急落前にもみ合いを形成した中値水準で抵抗が強く、押し戻される動きは想定内であろう。短期的には心理的節目である19,000円処をサポートに反発が予想されるが、下げに転じるリスクが高まっている25日移動平均線(19,655円、同)を早期に上回れるかが年末高のカギとなる。
一方、アヤ戻りのあと再び75日移動平均線(18,754円、同)に向けて調整幅が拡大する可能性も織り込んでおきたいところだ。しかし、週足の一目均衡表では基準線(18,927円)や転換線(18,885円)が十分なサポート機能を果たすことが予想され、瞬間的に下げが強まる場面でも18,500円前後が限界ではないか。RSI(9日)が12/10現在で26.19%まで低下しており、ボトムアウト確認までには少し時間がかかるだろう。

上値メドは、200日移動平均線(19,490円、同)、25日移動平均線(19,655円、同)、12/1高値20,012円前後、8/12安値20,303円前後、6/24高値20,952円(年初来高値)前後、9/29安値を起点とした2E計算値21,512円などが考えられる。

図表4:日経平均株価の短期チャート(日足、2015/1/5-2015/12/9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の主要な国内経済指標の発表やイベントは、12月調査日銀短観、11月首都圏新規マンション発売、10月第3次産業活動指数(12/14)、11月訪日外客数(12/16)、日銀金融政策決定会合(〜12/18)、11月貿易統計(12/17)、日銀金融政策発表、黒田日銀総裁会見、11月日本製半導体製造装置BBレシオ(12/18)などがある。
企業決算の発表では、サンバイオ、ファーストロジ、石井表記、ヤーマン、コーセル、オービス、総合商研、TASAKI、正栄食、日本テレホン(12/14)、神戸物産、パーク24、アスクル、銚子丸、ツルハHD、稲葉製作、イハラケミカル、ウインテスト、3Dマトリックス、アルデプロ、アークランド、クロガネヤ(12/15)、西松屋チェーン(12/16)、クスリのアオキ、クミアイ化、オハラ(12/17)などが予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、中国11月小売売上高・鉱工業生産、中国11月都市部固定資産投資(12/12)、独12月ZEW景況感指数、FOMC(〜12/16)、米11月消費者物価指数、米12月NY連銀製造業景気指数、米12月NAHB住宅市場指数(12/15)、米11月住宅着工件数・建設許可件数、米11月鉱工業生産・設備稼働率、イエレンFRB議長会見(経済見通し)(12/16)、EU 首脳会議(〜12/18)、プーチン・ロシア大統領の年次記者会見、独12月Ifo景況感指数、米7-9月期経常収支、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米11月CB景気先行総合指数(12/17)などが注目される。

新規上場は7社が予定している。12/15はマザーズにダブルスタンダード(3925)、12/16は東証1部にツバキ・ナカシマ(6464)、12/17はJASDAQスタンダードにミズホメディー(4595)、マザーズにオープンドア(3926)、12/18は東証1部にフリュー(6238)、マザーズにアークン(3927)、名証セントレックスにアートグリーン(3419)の3社が同日上場となる。
注目は、東証1部に上場するベアリング(軸受け)部品大手のツバキ・ナカシマ(6464)。精密球(ボールビジネス)や、ボールねじおよび送風機(リニアビジネス)を製造・販売している。かつて東京・大阪両証券取引所の第1部に上場していたが経営悪化を受け、野村プリンシパル・ファイナンスを中核株主としてMEBO(経営陣と従業員による買収)を実施。2007年7月に上場廃止になった。株主還元の姿勢も強めており、配当利回りは2.2%。一見同業他社並みだが、目標配当性向は50%としており、これは下期分のみで実質的には4%前後とみられる。外資系ファンドの再上場案件であるうえ、年末のラッシュ中盤とあって初値は強気になりづらいが、セカンダリー含めて見ればなかなか面白いのではないか。
一方、マザーズに上場するオープンドア(3926)は総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」を運営している。また、海外ホテルに特化した個人顧客向け宿泊予約サイト「ホテルスキップ」「hoterea.com」の運営や、法人顧客への旅行商品の販売なども展開している。1年前に上場したアドベンチャーがインバウンド需要の波にも乗って健闘した記憶が新しい。独立系旅行サイトとしては本命の登場で人気化が期待される。ただ吸収金額が多いうえ、VCからの売り出し中心のIPO。ロックアップ対象外のVC保有株も株数が不透明ながら確認される。市場ではインバウンドのテーマ物色が一巡したほか、日程的にも初値買い疲れが鮮明になる頃だ。知名度ではリクルートのじゃらんや楽天トラベルの方が上であり、過熱した初値にはなりづらいか。

来週の注目銘柄(2015/12/14〜12/18)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

5020

600円

457円

東燃ゼネラル石油との経営統合を目指すことについて基本合意した。石油卸では業界再編が進んでおり、今後は経営合理化が一段と進むとの見方から、業界全体の採算改善期待が高まりやすく、株価にも好影響が続く公算が大きい。来年早々にも商品安が一服する展開を予想。原油価格持ち直しの恩恵を受け、株価も上昇基調を強めると予想する。株価は2011年以降、500円処を中心にもみ合い相場が続いている。上放れ期待と同時に下放れ懸念もあるが、週足では13週移動平均線に続き26週移動平均線を上回ってきており、先高期待の方が強そうだ。26週移動平均線が依然として下落基調にあることから短期的には上値が抑えられる要因となるが、480円処までの調整に収まれば足元の上昇基調も続く公算が大きい。ターゲットは600円、ロスカットは457円

6951

950円

705円

電子顕微鏡など計測機器の製造・販売を手がける。円安恩恵などから粗利が改善傾向にあり、上期決算は連結営業損益が17.6億円の黒字と、前年同期の19.6億円の赤字から黒字転換した。主力の理化学・計測機器事業が堅調に推移するなか、医療機器向けが大きく伸びている。11/30には新型走査電子顕微鏡の販売開始をリリースしており、新製品投入による業績拡大期待が高まる展開を予想する。株価は2012年安値を起点に下値を切り上げる上昇波動が続いている。直近高値は836円(12/3)。2007年4月高値(876円)を前にもみ合いながら調整しているが、高値更新は時間の問題か。信用残は売り残と買い残がきっ抗しており、需給面に不安はない。2007年4月高値を上回れば2003年10月高値(1,169円)まで主要なフシは見当たらない。ターゲットは950円、ロスカットは705円

7867

1,250円

648円

大ヒットが期待される「ベイブレード」はじめ新商品の投入で下期の業績上乗せ狙う。上期決算は、営業利益がマーケティングや商品開発強化による費用増加で前年同期比では減益となったものの、増収を達成したことや特別利益計上によって純利益は上振れた。決算発表翌日の株価は大幅上昇。短期的には過熱感はあるが、買い方の回転が効きはじめており需給相場に進展していく公算が大きい。2009年安値からの急騰以降、長い調整が続いたが、850円〜860円の上値抵抗ラインを突破できれば4ケタ突入は必至だろう。25日移動平均線までの調整は押し目買いで対応したい。ターゲットは1,250円、ロスカットは648円

8806

1,150円

900円

大阪発祥のビル賃貸中堅。賃貸収益の40%超は大阪に所在するオフィスビル。大阪では中国などからの訪日客が増加し続けているが、商業ビルの「大家さん」である同社には追い風だ。7月には「新ダイビル」で商業ゾーンがグランドオープンしており、足元の第3四半期以降は業績貢献を期待できそう。関西空港を発着する航空便がアジア便を中心に増えており、大阪を訪れる外国人客はさらに増加する見通し。株価は週足の26週移動平均線が上値の抵抗となり、二番底を探る展開となっている。ただ、信用買い残は多くはなく、買い方の投げ売りでダラダラ下げる展開は想定しづらい。900円台前半で下げ渋りがみられれば反発の兆しと捉えたい。ターゲットは1,150円、ロスカットは900円

8905

2,600円

1,900円

12月に入り年末商戦が意識されるタイミングで、消費関連銘柄に改めて注目。ショッピングセンターにおいて抜群のブランド力を誇る。2016年2月期も新規モールの出店や既存モールのリニューアルなどが奏功して業績は堅調に推移しており、上期(3-8月)は前年同期比で2桁の営業増益を達成した。株価は長期的には2007年高値(4,163円)を起点に調整局面にあるが、2009年3月に付けた安値(885円)を切り上げる展開が続いている。足元の株価も堅調だ。一目均衡表では「三役好転」後も転換線をサポートに上昇基調が続く。上値の重荷となるほどの信用買い残ではなく、ジリ高基調が予想される。ターゲットは2,600円、ロスカットは1,900円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部銘柄で12/9現在、時価総額が500億円以上、配当利回りが0.5%以上、PBRが3.0倍以下、信用倍率が3.5倍以下の中から、テクニカル面や出来高面、話題性を考慮しピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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