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2019-08-23 16:00:50

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週刊日本株式アウトルック

小売の2Q決算本格化で指数はいったん踊り場か

2014/10/10
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 小松弘和

来週の株式見通し(2014/10/14〜10/17)

来週(2014/10/14〜10/17)の日経平均株価の予想レンジは14,900円-15,700円。14日と15日に2月決算の小売り企業の2Q決算が集中しており、10日引け後の決算発表銘柄と合わせて、決算関連のリリースに絡んだ個別株物色の様相が強まる展開が予想される。指数は海外要因や為替動向によって上下にぶれやすい地合いではあるが、決算発表の時期は個別企業にフォーカスが当たりやすく、全体としてのトレンドが出づらい傾向がある。特に今年に入っての決算を受けた個別株の株価反応は、買いにしても売りにしても鋭角的に動くことが多く、業績相場入りに伴い、全体的にはやや方向感に欠ける展開を予想する。

海外市場の減速懸念が強まっている。米国株はダウ平均など指数が10月に入り荒い動きとなり、やや上値の重い展開となっている。欧州では頼みのドイツの鉱工業生産指数が悪化するなど、景気に不透明感が強まっている。地政学リスクは依然市場のリスク要因としてくすぶっており、海外ではエボラ熱、国内ではデング熱感染報道などが引き続き市場を揺さぶる。足元の動きに関しては、ファンダメンタル要因ではなく、ミューチュアルファンドやヘッジファンドなどの利益確定の動きで、需給要因による売りとの見方も強い。ただ、その場合でも、売りが一巡するまでは上値が抑えられるとの見方から、買いは手控えられる展開が想定される。今月末(28日〜)の米FOMCまでは神経質な動きが続きそうだ。

9月に加速したドル高・円安の動きに一服感が出ている。 ドル円は月初には一時1ドル=110円台を記録したが、その後は上値の重い展開が続いている。円安一服は足元の日本株の上値を抑える要因にもなっている。ただ、今のところリスクオフで円高が加速するというほどの動きとはなっていない。
足元やや円高基調が強まったが、25日線の水準がサポートとなるような動きとなっており、短期的に見てもドル高・円安基調は崩れているわけではない。むしろテクニカル的には程よく調整が進んだようにも見える。
月末にかけては、米国のQE3終了に伴い日米金利差拡大が意識されやすく、円安バイアスがかかりやすい展開が想定される。

図表1:ドル円の日足チャート (2014.6.2-2014.10.9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

空売り比率が上昇基調にある。
図表2は今年に入っての空売り比率(5日平均)の推移と日経平均株価をグラフ化したものである。
空売り比率と日経平均株価には逆相関の関係がみられ、過去にも同比率がピークをうち、下落に転じる局面では、日経平均も当面のボトムを打つ動きが何度か確認できている。
日経平均が底値探りの展開を続けていた5月までは同比率も30%超の高い水準で推移していたが、5/12〜5/13をピークに下落基調に転じた辺りから日経平均にも底堅い動きがみられるようになり、5月後半からは株価上昇の勢いが強まった。
足元では同比率が急ピッチで上昇し、5月のピーク水準まで達している。
過去の動きからみるとそろそろ一服が期待できるタイミングでもあり、日本株の反転時期が近いことを示唆する動きであるともいえる。

図表2:空売り比率(5日平均)と日経平均 (2014.1.6-2014.10.9)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週(2014/10/14〜10/17)の国内の主要な経済指標の発表やイベントは、9月国内企業物価指数、9月マネーストック(10/14)、9月首都圏新規マンション発売、30年国債入札(10/15)、5年国債入札、黒田日銀総裁の全国信用組合大会での挨拶(10/17)などがある。
企業決算では、SFOODS、いちごHD、パル、ビックカメラ、NMF、ヒューリックRE、日本リテール、東宝、アークス、サンヨーナゴヤ、進和、ウエストHD、タマホーム、夢の街、キャンドゥ、ヴィレッジV、大黒天、ハブ、ライフフーズ、ハピネス&D、住江織、ネオス、モバクリ、ケイブ、T&CHD、リソー教育、千代インテ、ユーシン、佐鳥電機、リーバイス(10/14)、ドトル日レス、GLP、SIAリート、TSIHD、古野電、アデランス、松竹ブロンコB、日置電、鉄人化、ファーマライズ、JIN、ウエルシアHD、白鳩、プロパスト、サムティ、アクロディア、システムインテ、ベクトル、ネクス、サイゼリヤ、ノダ、ベスト電、文教堂HD、大庄(10/15)、総合メディ(10/16)、光世証、東製鉄、YEデータ、安川情報、ゲンダイAG、ハウスリート(10/17)などが発表を予定している。

一方、海外では、中国9月貿易収支、WHOたばこ規制枠組み条約(FCTC)締結国会議(〜18日モスクワ)(10/13)、インド9月卸売物価指数、独10月ZEW景況感指数(10/14)、中国9月消費者物価・生産者物価、韓国中銀政策金利発表、米9月小売売上高、米9月生産者物価、米10月NY連銀製造業景気指数、ベージュブック(10/15)、米9月鉱工業生産・設備稼働率、米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米10月NAHB住宅市場指数、米8月対米証券投資(10/16)、米9月住宅着工件数、米9月建設許可件数、米10月ミシガン大学消費者信頼感指数(10/17)などが材料視されやすい。
米主要企業の決算発表はJPモルガン・チェース、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、インテル(10/14)、バンク・オブ・アメリカ、ネットフリックス、アメリカン・エキスプレス、イーベイ(10/15)、ゴールドマン・サックス、IBM、シュルンベルジェ、AMD(10/16)、GE(10/17)などが予定している。

新規上場の案件では、リクルート(6098)が10/16に東証1部に上場する。公開価格は仮条件の上限(3,100円)で決まり、上場時の時価総額は約1兆7,800億円、2010年4月上場の第一生命を上回る大型のIPOとなる。株価指数などへの早期組み入れの連想も働きやすく、初値形成後も堅調な株価推移が予想される。

日経平均株価は10月に入り上昇基調は一服したものの、東証一部売買代金が2兆円を超える日が増えてきており、売買に厚みが出てきている点はポジティブ要因でもある。短期的には下振れリスクが強まっている上に、円安の一服が相場の重石となりそうだが、空売り比率も高水準で、売り一巡後は値ごろ感から新たな買いが入る可能性もある。また、景気悪化による株安が意識される局面では景気対策や追加金融緩和が改めて強く意識される展開も予想される。下落リスクには留意しながらも、大きな押し目があれば、そこは良い買い場になると考える。

来週の注目銘柄(2014/10/14〜10/17)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

8801

3,800円

2,500円

足元不動産株に軟調な動きがみられるが、オフィス仲介の三鬼商事が発表した9月東京都心のオフィス空室率は5年ぶりに5%台に低下するなど、都心のオフィス需要は引き続き強い。オフィス賃料も上昇傾向にあり、良好なオフィス環境が同社の収益を下支えすると予想する。開発事業に関しても、同業他社に先駆けて大型公募増資で開発資金を手当てしており、株式需給悪化懸念は少ない。直近の株価下落で株価は増資発表時の水準を下回っており、直近の価格集中ゾーンからも3,000円近辺では割安感があると判断、株価上昇余地は大きいと考える。ターゲットは3,800円、ロスカットは2,500円。

1820

600円

430円

建設株は9月の円安局面では総じて調整色が強まっていたが、今期は受注選別で利益率の改善が進んでおり、2Q決算発表に向け、業績改善期待が高まると予想する。なかでも同社は、15.3期1Qの営業利益が前年同期比4.6倍の20.9億円と、業績改善度合いが大きく、上期会社計画に対する進捗率も65.3%と高い。株価は8/28に高値577円をつけて以降、利食い売りに押される展開が続いているが、PBR1倍近辺まで調整が進み、ここからの下値は限定的と考える。都心再開発や復興需要など、建設需要は引き続き強く、セクター全体で株価水準が切り上がり、同社も8月高値を早々に奪還し、上昇基調再開の展開を予想する。ターゲットは600円、ロスカットは430円。

4751

4,600円

3,700円

7/24の14.9期3Q決算発表時にAmeba事業の構造改革を発表、同事業の人員を1600名から800名に半減し、800名を新たな成長分野へ配置することを決めた。同社の主力事業とみられていただけに、発表がネガティブサプライズとなり株価は急落した。ただ、3Q決算ではインターネット広告事業が順調に成長していることが確認できた。Ameba事業も安定的な成長が期待でき、業績が好調なうちに次の手を打つ戦略には一定の評価もある。株価は売り一巡後、8/8の3,105円を底に戻り基調が強まっている。足元では日足一目均衡表の雲を上抜け、26週移動平均線水準も回復してきており、テクニカル面では一段と上値が軽くなる展開を予想する。ターゲットは4,600円、ロスカットは3,700円。

7270

1,090円

830円

「スバル」ブランドで自動車販売を展開。特に米国販売が好調で、新型「レガシィ」や「アウトバック」が好調に推移している。足元の円安基調一服を受け、10月に入り自動車株が軟調に推移するなか、同社の株価も9/29に高値をつけた後、伸び悩みの動きがみられる。ただ、他の自動車株が調整局面で25日線を割り込んでいるのに比べると値を保っており、相対的な動きの良さが光る。世界経済の景況感がまだら模様のなか、北米に強みを持つ点は相対的にポジティブで、調整一巡後は業績面、テクニカル面の両面で、業界内での選好が強まると予想する。ターゲットは4,000円、ロスカットは2,800円。

2670

7,000円

5,100円

靴専門店「ABCマート」を展開。10/8に発表された14.2期2Q累計決算では、連結営業利益が前年同期比23.5%増益と好調な着地となった。ランニングシューズなどのスポーツシューズの売り上げが好調に推移した。足元の堅調な業績を受け、通期の見通しも増額修正しており、消費増税の影響が懸念されるなか、販売力の強さが光る。8月には増配も発表しており、株主還元にも積極的。株価は業績発表を受けて上場来高値を更新している。靴小売業界の圧倒的な勝ち組として業績拡大基調が続くと考え、株価も上値追いの展開を予想する。ターゲットは7,000円、ロスカットは5,100円。

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証一部上場銘柄で10/8現在、時価総額が1000億円以上、実質増収基調で配当利回りは0.5%以上、PER35倍以下の銘柄から、話題性、需給面などを考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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