SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-27 04:53:56

マーケット > レポート >  特集レポート >  米国利上げで乱高下必至!?

米国利上げで乱高下必至!?

2015/9/10

今すぐ先物・オプション口座開設

今すぐお取引

1

9月FOMCでの利上げ実施は乱高下要因か

9月16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の引き上げの有無が市場の話題となっている。引き上げの最終判断材料と言われた8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+17.3万人で市場予想を下回ったが、6月と7月の数字は上方修正されている。また、平均時給は前月比+0.3%で順調な伸びを示した。8月の雇用統計は全体的にはまずまず良好な内容であり、9月の利上げ開始を阻む材料ではないとの声も聞かれている。

8日に発表された8月の米労働市場情勢指数(LMCI)は2.1で7月実績の1.8を上回った。LMCIは今年3月と4月に2カ月連続でマイナスとなったが、5月以降はプラスに転換しており上昇を続けている。LMCIの上昇は雇用情勢の改善を示唆しており、9月利上げの可能性はより高まったとみられる。一部市場関係者によると「市場関係者の過半数は9月利上げを想定している」と指摘。米国株式市場も9月利上げに対する備えはできていると見ているようだ。

一方、米シカゴ・マーカンタイル取引所が算出し米国政策金利の市場予想を示す「Fedウオッチ」では、今回のFOMCで利上げ実施の割合は23.6%で据え置きの76.4%を大きく下回る格好となっている。「Fedウオッチ」は米フェデラルファンド(FF)レート先物から利上げ時期の確率を割り出した指標。9月以降に開催されるFOMCでの利上げ予想は10月が37.6%、12月は59.4%とい年末にかけて確率は高まっている(9月8日時点)。経済指標中心に分析をするエコノミストやアナリストのなかでは9月利上げは五分五分との見方のようだが、足元のNYダウ、S&P500の動向、そして中国景気への懸念などリアルなマーケット環境に影響されやすいFedウオッチでは利上げ先送りが想定線となっている。

表1:2015年後半以降のFOMCスケジュール

開催日(米国時間) 内容
9月16-17日(水・木) 日本時間18日午前3時に声明発表、日本時間午前3時半に記者会見
10月27-28日(火・水) 日本時間29日午前3時に声明発表
12月15-16日(火・水) 日本時間17日午前4時に声明発表、日本時間午前4時半に記者会見
2016年予定
1月26-27日(火・水) 日本時間28日午前4時に声明発表
2

利上げ先送りの場合

市場コンセンサスとなりつつある利上げを先送りした場合、荒い値動きが目立っていた市場は沈静化に向かうと想定する。すなわち世界的なボラティリティは低下し、日本を含めた各国の指数、為替は落ち着いた動きを示すと考える。利上げに対する期待感よりも、利上げ実施後の警戒感のほうが高まっていることから過度な警戒感後退といった流れとなろう。緊張感の緩和から日経225先物は、一時的な上昇も考えられる。

図1:直近1年間のドル/円(日経平均VIチャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成
3

利上げ実施の場合

一方、サプライズとも言える利上げ実施となれば、為替市場では瞬間的にドル買いが進む可能性はあるが、利上げ実施への警戒感が高いことを考慮するとリスク回避の円買いが入ると見ておいたほうが良さそうだ。警戒感が高まることで、市場では米VIX、欧州VSTOXX、日経VIといった恐怖指数(ボラティリティ)は上昇。短期筋中心の商いで225先物が一日500円動くボラタイルな相場展開は続くと見る。8月中旬までは米政策金利引上げ観測は、「金利引上げ→米債券利回り上昇→日米金利差拡大に伴う円安ドル高→日本株買い」といった構図が主流を占めていたが、中国景気懸念の高まりがこのシナリオを狂わせたとも言えよう。

図2:直近1年間の日経225先物(日足チャート)

  • ※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

少ない資金で大きな利益が狙える先物・オプション取引って何?

先物・オプションの関連コンテンツ

2歩下がって、1歩前に 半値戻しが上値メド!?

先物・オプション取引がはじめての方はこちら

今すぐ先物・オプション口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金及びネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮の上、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、又はお客様ごとに変更することがあります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客様が日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客様は先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.