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2024-11-11 23:17:00

週間マーケット展望 2024年11月11日

今週の展望

ドル円は、先週相次いだ三村財務官や加藤財務相による円安牽制発言も聞かれ、日足・転換線(153円00銭)を下回って先週末の取引を終えたこと、さらに11/11から4日間の日程で特別国会の開催期間中、過半数割れの与党に対する野党側の税制改革や政治改革を巡る議論を経て石破政権への求心力や支持率が一段と低下することも予想されるだけに、日経平均株価の下落などを通じたリスク回避の円買いが進むか注目。そのため、10/23以降からの下値支持線とされる200日移動平均線(151円68銭)を下抜ければ一段安となる可能性に注意が必要です。一方、11/13発表の米10月消費者物価指数や11/15発表の米10月小売売上高や鉱工業生産の反応のほか、ウォラーFRB理事やパウエル議長をはじめ複数のFRB幹部の発言を受けて転換線を上抜け、再び154円台を回復できるか、200日移動平均線(151円68銭)、転換線(153円00銭)のいずれに放れるか注目されます。

ユーロドルは日足・転換線(1.0810ドル)が上値抵抗線として意識されドイツの連立政権崩壊の影響による景気下振れへの懸念が高まれば11/6の1.0683ドルや6/26の1.0666ドルを下抜け1.0600ドルを割り込む可能性もありそうです。そのため、11/12発表のドイツ11月ZEW景況感期待指数が下振れるか注目されるほか、11/14公表のECB理事会議事要旨を受けて12月、さらにはその後も含めた追加利下げ継続観測が高まるか注目されます。さらに、11/13発表の米10月消費者物価指数や11/15の米10月小売売上高や11/12発表の英賃金上昇率や11/14発表の英9月鉱工業生産などを受けて先週から続く対ポンドでのユーロ売りが一段と進むか合わせて注目されます。また、ユーロ円は日足・基準線(163円85銭)を下回ったまま先週末の取引を終えたことから、ユーロドルやドル円の動向次第でこの水準を上回り、200日移動平均線や転換線(164円81銭/165円29銭)の回復を目指すことになるか、あるいは基準線を上値抵抗線として10/17の161円85銭を目指して一段安となるか注目されます。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

151.00 〜 155.00

 

ドル/円

11/4のシドニー市場での152円57銭を高値に11/6の米大統領選挙の投開票を前にしたポジション調整のドル売りに押され151円54銭へ下落。また、11/5発表の米10月ISM非製造業景気指数が市場予想を上回った一方、旺盛な米10年債入札を受けた米長期金利の低下とともに151円34銭へ下落した流れを受けて11/6早朝には151円29銭へ下落。ただ、大統領選挙の開票が進むとともにトランプ候補の優勢が伝えられ、勝利確定を受けて154円70銭まで急伸。また、11/7の朝方には154円71銭へ上昇したものの、三村財務官による円安牽制発言やFOMCを前に米長期金利が低下する中、0.25%に利下げを決めたFOMCではパウエル議長が利下げ継続を示唆したことから152円70銭へ反落。また、11/8には加藤財務相による円安牽制発言や米長期金利の低下とともに152円14銭まで一段安となったものの、対欧州通貨を中心としたドル買いやNY株式市場の主要3指数が揃って史上最高値を更新したリスク選好にサポートされ152円台後半へ反発し152円64銭で取引を終えました。

先週相次いだ三村財務官や加藤財務相による円安牽制発言も聞かれ、日足・転換線(153円00銭)を下回って先週末の取引を終えたこと、さらに11/11から4日間の日程で特別国会の開催期間中、過半数割れの与党に対する野党側の税制改革や政治改革を巡る議論を経て石破政権への求心力や支持率が一段と低下することも予想されるだけに、日経平均株価の下落などを通じたリスク回避の円買いが進むか注目。そのため、10/23以降からの下値支持線とされる200日移動平均線(151円68銭)を下抜ければ一段安となる可能性に注意が必要です。一方、11/13発表の米10月消費者物価指数や11/15発表の米10月小売売上高や鉱工業生産の反応のほか、ウォラーFRB理事やパウエル議長をはじめ複数のFRB幹部の発言を受けて転換線を上抜け、再び154円台を回復できるか、200日移動平均線(151円68銭)、転換線(153円00銭)のいずれに放れるか注目されます。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

161.50 〜 165.50

 

ユーロ/円

ユーロドルは11/4早朝の1.0841ドルを安値に11/5には旺盛な米10年債入札を受けた米長期金利の低下を受けて1.0937ドルへ上昇。ただ、11/6に米大統領選挙の開票が進む中、トランプ候補の優勢が伝えられ、勝利が確認されたことに加え、ドイツではショルツ首相が自由民主党(FDP)のリントナー財務相を罷免したことをきっかに政局不透明感が高まったことから6/27以来の1.0683ドルへ急落。その後、11/7にはポジション調整の買戻しやポンドルの上昇にサポートされ1.0825ドルへ反発したものの、FDPの閣僚が総辞職する事態となった影響が週末まで響き11/8には1.067ドルへ下落し1.0718ドルで取引を終えました。また、ユーロ円は11/4の165円22銭を安値に165円台を中心にドル円の上昇やユーロドルの下落に挟まれ方向感に乏しい動きを続け、11/6の米大統領選挙でのトランプ候補の勝利を受けたドル円の154円70銭への急伸に伴い166円10銭へ上昇。ただ、ドイツ連立政権の崩壊が嫌気され対ドルでの下落とともに11/8には163円21銭へ下落し163円60銭で取引を終えました。

ユーロドルは日足・転換線(1.0810ドル)が上値抵抗線として意識されドイツの連立政権崩壊の影響による景気下振れへの懸念が高まれば11/6の1.0683ドルや6/26の1.0666ドルを下抜け1.0600ドルを割り込む可能性もありそうです。そのため、11/12発表のドイツ11月ZEW景況感期待指数が下振れるか注目されるほか、11/14公表のECB理事会議事要旨を受けて12月、さらにはその後も含めた追加利下げ継続観測が高まるか注目されます。さらに、11/13発表の米10月消費者物価指数や11/15の米10月小売売上高や11/12発表の英賃金上昇率や11/14発表の英9月鉱工業生産などを受けて先週から続く対ポンドでのユーロ売りが一段と進むか合わせて注目されます。また、ユーロ円は日足・基準線(163円85銭)を下回ったまま先週末の取引を終えたことから、ユーロドルやドル円の動向次第でこの水準を上回り、200日移動平均線や転換線(164円81銭/165円29銭)の回復を目指すことになるか、あるいは基準線を上値抵抗線として10/17の161円85銭を目指して一段安となるか注目されます。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

195.50 〜 200.00

 

ポンド/円

ポンドドルは11/4の1.2934ドルを安値に11/5の英10月サービス業PMI(確報値)の上振れや旺盛な米10年債入札受けた米長期金利の低下とともに1.3043ドルへ反発。一方、11/6に開票された米大統領選挙でトランプ候補が勝利したことから朝方の1.3048ドルを高値に1.2834ドルへ急落。ただ、0.25%の利下げを決めた11/7の英中銀政策委員会でベイリー英中銀総裁が追加利下げに慎重な見解を示したことから1.3009ドルへ反発。しかし、11/8にはドイツ連立政権の崩壊を受けたユーロドルが下落した影響から1.2884ドルへ反落し1.2919ドルで取引を終えました。また、ポンド円は11/4の196円50銭を安値に米大統領選挙結果を受けたドル円の上昇にサポートされ11/6に199円53銭まで急伸し、11/7には199円56銭へ上昇。ただ、10/31の199円81銭や節目の200円00銭を前に伸び悩み、11/8には196円75銭へ反落し197円21銭で取引を終えました。

ポンドドルは日足・基準線や雲の下限(1.3004ドル/1.3049ドル)など1.3000ドルからの上値の重さが意識されたほか、先週末の取引では転換線(1.2941ドル)を下回って取引を終えたことからこれらの水準を回復するか注目されます。こうした中、11/12発表の英9月雇用統計での賃金上率や11/13の英中銀マン政策委員の発言、さらに11/14発表の英7-9月期及び9月鉱工業生産を受けた英中銀の金融政策見通しの行方のほか、11/13の米10月消費者物価指数や11/15の米小売売上高に対する反応が注目されます。そのため、11/6の1.2834ドルを下回り1.2800ドルを割り込むか、或いは1.30ドル台を回復し、雲の下限(1.3049ドル)を回復するか下値/上値メドとして注目されます。また、ポンド円は日足・転換線(197円58銭)を下回って取引を終えており、早期にこの水準を回復し、10/31の199円81銭や節目の200円00銭を上抜けることが出来るか上値メドして注目される一方、転換線が上値抵抗線として意識され11/4の196円50銭を割り込めば日足・基準線(195円77銭)を目指して一段安となる可能性もあり、ドル円やポンドドルの動向が注目されます。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

99.00 〜 102.00

 

豪ドル/円

11/4の100円02銭を安値に11/5の豪中銀政策委員会で政策金利を据え置いたほか、声明では「インフレ率を目標に戻すために断固たる措置を講じる」とのタカ派姿勢を維持したことや米長期金利の低下を受けて100円93銭へ上昇。さらに、11/6の米大統領選挙でトランプ候補が勝利したことを受けたドル円の急伸に伴い101円81銭へ上昇した流れのまま、11/7にはFOMCを前に対ドルでの上昇にサポートされ102円40銭へ上昇。ただ、11/8の中国全人代終了後の会見で追加景気対策の不在に対する失望やドイツ連立政権崩壊を受けたユーロ円の下落のほか、トランプ次期政権に対する警戒感を背景にした対ドルでの下落に押され100円15銭へ反落し100円48銭で取引を終えました。

日足・転換線/基準線/200日移動平均線(100円97銭/100円74銭/100円54銭)を下回って先週末の取引を終えたことから、これらの水準を回復し11/7の102円40銭の回復を目指して反発するか、或いはこれらの水準を上値抵抗線として10/31の99円54銭を目指して一段安となるか注目されます。そのため、11/12の豪11月消費者信頼感指数や11/13発表の豪7-9月期賃金物価指数、さらに11/14 の豪中銀ブロック総裁の発言に続く10月雇用統計を受けて有力視されている来年2月の利下げ開始が12月開始へと前倒し観測が高まるか注目されます。そのほか、11/15発表の中国10月小売売上高や鉱工業生産などの指標の結果と反応も豪ドル円の行方に影響を及ぼすだけに注目されます。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

8.50 〜 9.00

 

南アフリカ・ランド/円

11/4の8円60銭を安値に格付け会社フィッチによる信用格付け大手米系証券による南ア国債の格上げの可能性に言及したことや11/5発表の南ア10月経済PMIが3ヵ月連続で好不況の節目とされる50.0を上回ったこと、さらに11/6の米大統領選挙開票でトランプ候補が勝利下ことを受けたドル円の急伸にサポートされたことに加え、中国当局が11/8の全人代終了後に景気対策が発表されるとの期待から11/7にかけて8円86銭へ上昇。しかし、中国の追加景気対策の発表がなかったことを受けた失望や不在に対する失望に加え、ドル円、クロス円の下落とともに8円65銭へ下落し8円67銭で取引を終えました。

日足・基準線(8円61銭)を下値支持線とする一方、転換線(8円71銭)を下回って先週末の取引を終えたことから転換線や11/7の7/21以来の8円86銭を上回り、節目とされる9円00銭まで一段高となるか注目されます。そのため、11/12発表の南ア7-9月期失業率や9月製造業生産、さらに南ア最大の貿易相手国中国が11/15に発表する10月小売売上高や鉱工業生産などの指標に対する反応も合わせて注目されます。そのほか、先週後半から続くドイツ連立政権の崩壊を受けたユーロ円の下落が今週も続くのか、さらにドル円も本邦財務官や財務相から円安牽制も聞かれ伸び悩む中、11/11から11/14開催の特別国会での与野党の論戦を受けて政局不透明感が高まり、日経平均株価が軟調に推移しリスク回避の円買いが高まるか合わせて注目されます。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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