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2020-12-04 08:26:18

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下げ相場に抵抗力ある低ベータ、割安、高配当銘柄を探す!!

2020/2/5
投資情報部 長谷川 稔

株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大、それによる景気減速を懸念して世界的な株安状態となっています。過去のSARSやMERSの経験からは、株式相場は感染者数の拡大がピークアウトないしはスローダウンするまで、不安定な状況が続く可能性があるのではないでしょうか。

このような環境下での銘柄選択の一つとしては、低β(ベータ)株への投資が考えられます。βとは個別企業の株価が市場全体の動きに対して、どの程度敏感に反応するかを表す数値です。現代のポートフォリオ理論ではよく用いられる言葉でもあります。β値は過去の個別銘柄の株価と市場全体の値動きの相関から求められます。

例を挙げれば、ある銘柄(A社とします)のβ値が1.5とします。これは、市場全体(TOPIXや日経平均)が10%上昇する場合に、A社の株価は15%上昇し、逆に市場全体が10%下落する時には、A社の株価は15%下落する傾向があるということです。

したがって市場全体が強く、上昇すると判断した場合には、β値の高い銘柄を多くポートフォリオに入れ、全体のβ値を1以上にします。つまり攻撃型のハイリスク・ハイリターン型のポートフォリオにするわけです。逆に市場全体が下落すると判断とした場合には、β値を1以下にコントロール(銘柄を入れ替える)し、ディフェンシブなポートフォリオにするわけです。

今回の「新興株ウィークリー」では、現在の相場環境にかんがみ、20万円以下で買えて、低βかつバリュエーションが安く、なおかつ時期的に2月及び3月期決算の会社で高配当が期待できる銘柄をスクリーニングしてみました。みなさまの投資のご参考にしていただければ幸いです。

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120万円以下で買える低β、割安、高配当銘柄策をスクリーニング!!

それでは具体的に、銘柄をピックアップしてみましょう。
今回のスクリーニング条件は以下の5点です。

(1)東証マザーズまたはJASDAQの上場銘柄で、最低売買単位での購入金額が20万円以下の銘柄であること
(2)2月または3月決算の会社で、赤字決算ではなく、配当を実施する予定の会社であること
(3)株式のβ値(対日経平均)が0.85以下であること
(4)PBRが1倍以下であること
(5)時価総額が50億円以上であること

これらの条件を満たす銘柄を、予想配当利回りが高い順番に並べたものが下の表1となります。

なお、個別銘柄のβ値ですが、当社WEBサイトの、「国内株式銘柄スクリーニング」機能から簡単に調べることができます。検索条件の左下にある「詳細条件」の「+検索条件を追加」をクリックして、「テクニカル」のタブでベータ(対日経平均またはTOPIX)を適用すれば、全銘柄のβ値を調べることができます。

今回は、新型コロナウイルスの感染拡大から市場全体が不安定または下落のリスクがあるとの想定で、低β値の銘柄をピックアップしディフェンシブな銘柄を選択しましたが、もし仮に感染拡大が沈静化し、市場全体が強いと判断した場合には、逆に高β値の銘柄をピックアップすれば、相対的にハイリスク・ハイリターンな銘柄を選択することができます。今後の銘柄選択の際のご参考にしてください。

なお、表1の銘柄のうち、ウェッズ(7551)、ヨシコン(5280)、プラマテルズ(2714)、綜研化学(4972)はすでに10-12月期決算を発表済み。ミクシィ(2121)とケル(6919)は2/7(金)、アールビバン(7523)は2/12(水)、アズマハウス(3293)と日本電計(9908)は2/13(木)に、それぞれ決算発表を予定しています。より、リスクを回避するのであれば、決算発表終了後に投資判断をすることも選択肢のひとつであると考えられます。

表1 低β、割安、高配当銘柄はコチラ!!

取引 チャート ポート
フォリオ
コード 銘柄名 株価(円)
2月4日

会社予想
配当利回り
(%)

β値 PBR
(倍)
2121 2121 2121 2121 ミクシィ 1,900 5.79 0.81 0.80
7523 7523 7523 7523 アールビバン 649 4.62 0.57 0.58
3293 3293 3293 3293 アズマハウス 1,750 4.57 0.32 0.49
4972 4972 4972 4972 綜研化学 1,277 4.31 0.83 0.47
7551 7551 7551 7551 ウェッズ 591 4.23 0.54 0.77
6919 6919 6919 6919 ケル 902 3.99 0.68 0.57
5280 5280 5280 5280 ヨシコン 1,138 3.95 0.58 0.43
9908 9908 9908 9908 日本電計 1,292 3.87 0.80 0.60
2714 2714 2714 2714 プラマテルズ 613 3.75 0.69 0.51
  • ※当社スクリーニング(銘柄条件検索)機能、各種資料等をもとにSBI証券が作成。なお、配当利回りは今期の会社予想年間配当金に対する利回りです。

2抽出銘柄のポイント

それでは表1で抽出された銘柄群のうち数銘柄について、チャートとポイントを簡単にご紹介したいと思います。

ミクシィ(2121);2006年にマザーズに上場しています。SNSの「mixi」で経営基盤を築きましたが、2013年にスタートしたスマホゲームの「モンスターストライク」が大ヒットしました。今後はM&Aなどで新分野への進出を検討しています。業績面ではスマホゲームのピークアウトから減益傾向が続いていますが、キャッシュリッチ企業でもあり、現行水準での安定的な配当が期待できそうです。高配当銘柄(直近の株価水準なら年率5.79%の利回り)としても注目されます。

アールビバン(7523);1996年にJASDAQに上場しています。催事などで絵や版画の展示販売を行っている会社です。アーティストの発掘にも注力しており、シルクスクリーンで著名なクリスチャン・ラッセンやファンタジー作家のカーク・レイナートは同社がプロモーションした画家たちです。日本では著名アニメーターの天野喜孝やディズニー公認作家の高橋宣光の作品を取り扱っているのが注目されます。健康産業にも進出しており、ホットヨガのチェーン店展開を進めています。


アズマハウス(3293);2013年にJASDAQに上場しています。和歌山県を地盤とする総合不動産会社です。住宅販売、不動産賃貸を主力事業としていますが、土地の有効活用事業やホテル経営も行っています。建物の自由設計や土地の自由分割など、消費者ニーズを取り込んだ商品開発が強みとなっています。賃貸部門の収益性が高く、業績は安定しています。今後は不動産賃貸事業を中心に、大阪や東京へのエリア拡大を積極化する成長戦略を描いています。

ケル(6919);1990年にJASDAQに上場しています。電子機器向けのコネクター製造が主力の電子部品メーカーです。ほかにハーネスやラックなども手がけています。コネクターの製品ニーズは、年々小型化、高密度化、高速伝送対応へとシフトしていますが、同社は、高い技術力と一貫生産体制の確立をアドバンテージにして、オンリーワンの製品創出に注力しています。最終需要家は工業機器、医療機器、画像機器、車載機器と幅広いため、景気変動に対して収益が安定している特徴があります。

プラマテルズ(2714);2001年にJASDAQに上場しています。双日系の合成樹脂の専門商社で、70年近い歴史を有しています。プラスチックの専門商社としては唯一の上場企業です。特に金属部品を代替する機能性樹脂(エンジニアリング・プラスチック)の分野に強みを持っています。アジア各地に営業拠点を持つほか、原料の調達も行っています。主要顧客(精密機器や家電・電子産業が多い)の生産拠点が中国からアジアに移行する中、同社のビジネスチャンスも拡大している模様です。

図1 ミクシィ(2121)・日足

図2 アールビバン(7523)・日足

図3 アズマハウス(3293)・日足

図4 ケル(6919)・日足

図5 プラマテルズ(2714)・日足

  • ※図1から図5は、当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

2【新興市場Now】マザーズ、JASDAQとも続落

東証マザーズ指数の2/4(火)終値は836.92と、1/28(火)終値850.42に対して1.6%の続落となりました。JASDAQ平均も2.2%の続落となりました。同じ期間の日経平均は0.6%の下落でしたので、新興株市場は日経平均に対し劣位に推移しました。新型コロナウイルスの感染拡大から世界的な株安が継続していますが、流動性の面で劣位にある新興株市場の不振が目立っています。

マザーズ市場の時価総額上位ではメルカリ(4385)が大幅上昇となりました。NTTドコモとポイントサービスで提携したニュースが好感されました。ただしそれ以外の主力銘柄は、いずれも下落となりました。中ではティーケーピー(3479)の大幅下落が目立ちました。そのほかの銘柄では前回3Q決算の低調から売られた弁護士ドットコム(6027)は反発しました。エルテス(3967)もサイバーセキュリティーへの見直しからか、好調でした。

JASDAQ市場の時価総額が大きい銘柄では、ワークマン(7564)の下落が目立ちました。2/3(月)に1月の月次売上高が発表されましたが、従来の伸び率から若干鈍化したのが嫌気された模様です。ただし2/4(火)の引け後に業績の上方修正(市場コンセンサス並み)を発表しています。このほかでは、日本マクドナルドホールディングス(2702)ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)は、ほぼ値を保ちました。

※東証マザーズ指数について:東証マザーズ市場は近い将来東証1部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。マザーズ指数は、マザーズ市場に上場する全銘柄の時価総額加重平均型(浮動株調整後)の指数です。ただし、一部の時価総額の大きい銘柄の影響度が大きい点に注意を要します。ちなみに1月末のマザーズ市場の時価総額に占める構成比は、メルカリ(4385)が5.7%、そーせいグループ(4565)が5.5%、ミクシィ(2121)が3.3%、ジーエヌアイグループ(2160)が3.2%などとなっています。

図6:東証マザーズ指数(日足)

https://a248.e.akamai.net/f/248/29350/7d/pict.sbisec.co.jp/sbisec/images/base/g_market_report_dom_em_weekly_200205_11.gif

図7:JASDAQ平均(日足)

https://a248.e.akamai.net/f/248/29350/7d/pict.sbisec.co.jp/sbisec/images/base/g_market_report_dom_em_weekly_200205_12.gif
  • ※図6、図7ともに当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

表2:主要株式指標の騰落率(1/28〜2/4)

指数 終値(2/4) 騰落率
日経平均株価 23,084.59 -0.6%
東証マザーズ指数 836.92 -1.6%
JASDAQ平均株価 3,785.98 -2.2%

表3:主要新興市場銘柄の騰落率(1/28〜2/4)

コード 銘柄 終値(2/4) 騰落率
マザーズ市場の時価総額上位銘柄
4385 メルカリ 2,050 9.3%
3923 ラクス 1,807 -1.8%
3479 ティーケーピー 3,740 -7.9%
4565 そーせいグループ 2,008 -2.9%
2121 ミクシィ 1,900 -2.3%
JASDAQ市場の時価総額上位銘柄
7564 ワークマン 8,720 -6.3%
2702 日本マクドナルドホールディングス 5,190 0.0%
6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ 5,070 -0.8%
6425 ユニバーサルエンターテインメント 3,190 -3.5%
4816 東映アニメーション 5,120 -3.6%
直近上場銘柄・市場で話題の銘柄
3967 エルテス 2,289 1.4%
4593 ヘリオス 1,908 -2.0%
6027 弁護士ドットコム 4,660 4.7%
4592 サンバイオ 2,313 -5.0%
7806 MTG 865 1.8%
  • ※表2・表3はBloombergデータをもとにSBI証券が作成。騰落率は2/4(火)と1/28(火)終値の比較による。時価総額は1月末基準。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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