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2019-04-18 21:19:38

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「セルフレジ関連銘柄」はコレ?〜小売業の未来を救う!?

2019/4/3
投資情報部 長谷川 稔

東京では桜が満開です。気温の低い日が続いているため、今週末もお花見ができそうです。通勤途中にツツジやサツキがずらりと植えられている100mぐらいの歩道があるのですが、先日の朝、ピンク色のツツジが1株だけ見事な花を咲かせているのを発見しました。他の株はまだつぼみが出始めた頃だというのに、桜と同時にツツジが見られるとはうれしいサプライズでした。

驚いたといえば、3/31(日)に友人とゴルフで静岡県の御殿場に行った際、いつも立ち寄るIC近くのセブンイレブンで、アルバイト募集のポスターに、時給1,000円「入社祝い金支給」という文字を発見しました。3ヵ月シフトどおりに勤務すれば、1万円を支給するという内容でした。気になってセブンイレブンのHPを見たところ、現在全国で78店舗が祝い金支給を採用条件に入れていました。時給アップもさることながら、そうでもしないと人手が確保できないのだと実感しました。

そこで今回の新興株ウィークリーは、「セルフレジ」をテーマに取り上げてみました。4/1(月)からは「働き方改革法」が施行され、人手不足の環境下、小売業界とりわけコンビニは、労働生産性の向上が急務となっています。おりしも、4/1(月)にコンビニ大手のローソンが10月までに全国14,000店舗にセルフレジを導入するとの報道もありました。「セルフレジ」は、当面の投資テーマとして、注目が 集まると考えられます。皆様の投資のご参考になれば幸いです。

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1セルレジ普及の背景

4/1(月)に新元号が発表されましたが、同じ日から「働き方改革法」が施行されました。残業時間の「罰則付き上限規制」や「5日間の年休取得の義務化」などが実行されます。このうち残業時間(中小企業については2020年4月からの適用)については、原則として月間45時間かつ年間360時間の上限が設けられており、これを超過すると管理者に対し刑事罰の適用もあるという厳しい内容です。

有給休暇の取得に関しても、厚生労働省の調査によれば我が国の労働者の有給休暇取得日数は平均で8.8日(平成28年時点の調査)となっており、基準はクリアされていますが、企業や業界によっては、ぎりぎりの水準になっているところがあり注意が必要です。ちなみに同調査によれば、休暇取得日数の最低は卸売業・小売業の6.4日(付与日数に対する取得率34.9%)。ついで生活関連サービス業・娯楽業の6.6日(同38.9%)、建設業の6.9日(同38.0%)が続いています。

働き方改革法が施行される一方で、企業側は人手不足に悩んでいます。2018年平均の有効求人倍率は1.61倍と高度成長期の1973年以来の高水準となっています。なかでも深刻なのは、24時間営業がビジネスモデルの根幹となっているコンビニです。最大手のセブンイレブンでは、全国の直営10店舗で時短営業の実験を始めました。この実験は人材確保が難しい中、人件費上昇が加盟店の負担となるため、大阪の加盟店オーナーとの対立がきっかけでした。

コンビニ大手のローソンでは、深夜時間帯の無人営業の実験を7月頃から実施すると発表しています。また、10月までに全国14,000店舗に「セルフレジ」を導入するとの報道もありました。セブンイレブンの時短営業実験開始のニュースで同社の株価は下落しましたが、コンビニ業界は実験を通じて、今後の労働力事情や法改正に適したビジネスモデルを模索していくとみられます。我が国は長時間労働により労働生産性は他の先進国と比べて低い水準にあります。企業は長期的視点に立ち、顧客満足度の維持などに配慮をしつつ、効率的な店舗運営などにより労働生産性向上につながる持続的な成長モデルの構築が求められています。「セルフレジ」は、コンビニを筆頭に小売業界の生産性向上に欠かせないシステムとして、今後急速な導入が見込まれるのではないでしょうか。

「セルフレジ」は、既にスーパーなどでは以前から部分的に普及していますが、客が自分でレジに商品のバーコードを読み取らせ支払いまでを行うもの、店員がバーコードの読み取りまでを行い客は支払いのみを行うもの、客が商品の入ったかごをレジに置くだけで精算され支払いを行うものなどさまざまな種類があります。

「セルフレジ」関連銘柄の本命は、東芝テック(6588)などのレジ本体のメーカーでしょうが、これ以外にもスキャナーや商品情報を書き込んだICタグなど様々な分野の銘柄が関与してきます。当社WEBサイトの銘柄検索に「セルフレジ」と入力すると関連銘柄が表示される機能があります。また、当社の「テーマキラー!」にも「セルフレジ」がロングランテーマの1つとして採用されています。

表1は新興市場の銘柄で、「テーマキラー!」に採用されているものや、マスコミ等で「関連銘柄」として紹介されることが多い銘柄をコード番号順に掲載したものです。

表1:「セルフレジ」関連銘柄はコレ!?

取引 チャート ポート
フォリオ
コード 銘柄名 株価
4/2(火)
(円)
PER
(倍)
PBR
(倍)
今期会社予想
経常増益率
事業内容
現買信買 チャート 追加 2795 プリメックス 929 11.9 0.87 25.6% ミニプリンタ専門卸で最大手
現買信買 チャート 追加 3814 アルファクス・フード・システム 1,602 15.8 3.48 194.6% 外食向けASPサービス
現買信買 チャート 追加 3816 大和コンピューター* 1,296 16.6 1.11 1.2% 基幹系業務ソフトの開発会社
現買信買 チャート 追加 3996 サインポスト 3,170 162.2 27.05 -25.2% システム開発コンサル
現買信買 チャート 追加 4287 ジャストプラ 482 53.0 1.96 -31.0% 外食業界特化の業務ソフト開発
現買信買 チャート 追加 4431 スマレジ 3,530 126.1 40.83 17.6% スマホ使ったPOSレジアプリ
現買信買 チャート 追加 4824 メディアシーク* 779 190.0 5.10 黒字転換 QRコード読み取りアプリ
現買信買 チャート 追加 5162 朝日ラバー 773 8.7 0.78 -4.1% 工業用ゴム(RFIDタグ用)
現買信買 チャート 追加 6145 日特エンジニアリング 2,899 23.8 1.95 10.3% 非接触ICタグ・カード
現買信買 チャート 追加 6664 オプトエレクトロニクス 1,037 24.6 1.10 -4.8% バーコードリーダーの製造
現買信買 チャート 追加 7855 カーディナル 723 21.0 0.65 -3.5% 会員証などカードの専業メーカー
  • ※ブルームバーグ、会社資料等をもとにSBI証券が作成。銘柄名の後に*のあるのは、弊社「テーマキラー!」の採用銘柄。なお、業績データは4/2(火)時点のもので、レポート作成後に変更されるケースもありますのでご注意ください。

2主な「セルフレジ」関連銘柄のご紹介

それでは、表1の中から、「新興株ウィークリー」が、「セルフレジ」関連商品やサービスが、今後その企業の業績の牽引役になる可能性がありそうな数銘柄をご紹介したいと思います。

大和コンピューター(3816)は、基幹系業務ソフトの2次請け開発会社で大塚商会やSCSKが有力顧客です。クラウドサービスとITを活用した農業分野への取り組みに注力しています。農作物に電子タグ(RFID)を利用した流通トレーサビリティなどを研究しています。2018年から業界初のウォークスルー型RFID会計ソリューション(無人化店舗)の実証実験に参加している点が注目されます。

スマレジ(4431)は、文字通りスマホを使ったPOSレジアプリのクラウドサービス事業を行っている会社です。飲食店向けのオーダーエントリーシステムや勤怠管理システム、給与計算システムなども提供しています。大手以下の小売、外食、流通業向けが主要顧客です。顧客数の拡大に加え、10月からの消費増税時の軽減税率導入が追い風となりそうです。上場直後に株価は急上昇し、その後は下落に転じましたが、業績好調に加え、消費増税関連銘柄として今後注目される可能性がありそうです。

メディアシーク(4824)は、独立系システムインテグレーターで、法人システム向けコンサルが主力です。RPA(業務自動化)ツールが好調です。消費者向けにはスマートフォン向けのバーコードリーダー・アプリの「アイコニット」が累計2,900万ダウンロードを超える実績を有しています。「セルフレジ」ではQR決済の利用が想定されますが、そのセキュリティー対策に、同社「アイコニット」の画像解析技術が応用されるのではと期待されます。

オプトエレクトロニクス(6664)は、40年以上の歴史を持つ光学エレクトロニクスメーカーです。レーザー式バーコードリーダーの心臓部分といわれる読み取り装置では世界第2位、国内では9割のシェアを有し、圧倒的な存在となっています。QRコードなど2次元バーコードの普及が追い風となってきましたが、今後は無人化レジでも同社の読み取り装置が採用されると思われます。第1四半期の決算が良かったため、足元の株価は急反発しましたが、バリュエーションは依然割安と思われます。

図1:大和コンピューター(3816)・日足

図2:スマレジ(4431)・日足

図3:メディアシーク(4824)・日足

図4:オプトエレクトロニクス(6664)・日足

3【新興市場Now】マザーズ指数が大幅下落

東証マザーズ指数の4/2(火)の終値は908.69と、3/26(火)の終値940.76から3.4%の下落となりました。JASDAQ平均は0.7%の下落でした。日経平均は0.4%の上昇でしたから、新興市場のパフォーマンスは不振でした。マザーズ市場の大きな下げは、時価総額が大きな銘柄の株価下落が主因です。

3/26(火)〜4/2(火)のマザーズ市場の個別銘柄では、時価総額が最大のメルカリ(4385)が6.2%の値下がりと指数全体の下落にも影響しました。特に悪材料が出たわけでもなく、昨年12月の底値から2倍以上に株価が上昇したための反動と思われます。またミクシィ(2121)も5.3%の下落と低調でした。さらにはMTG(7806)が25.5%の大幅下落となり、指数全体にも大きく影響しました。主力とする美容機器販売の不振から、3/29(金)に9月期の経常利益を100億円から12億円に大幅下方修正したことが背景です。

JASDAQ市場の主要銘柄では、引き続き既存店売上げが好調なワークマン(7564)が続伸となりました。逆にセリア(2782)は軟調でした。

※東証マザーズ指数について:東証マザーズ市場は近い将来東証1部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。マザーズ指数は、マザーズ市場に上場する全銘柄の時価総額加重平均型の指数です。ただし、一部の時価総額の大きい銘柄の影響度が大きい点に注意を要します。ちなみに3月末のマザーズ市場の時価総額に占めるメルカリのシェアは9.2%、ミクシィが5.1%、アンジェスが4.8%、などとなっています。

図5:東証マザーズ指数(日足)

図6:JASDAQ平均(日足)

  • ※図5、図6ともに当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

表2:主要株式指標の騰落率(3/26〜4/2)

指数

終値(4/2)

騰落率

日経平均株価

21,505.31

0.4%

東証マザーズ指数

908.69

-3.4%

JASDAQ平均株価

3,423.66

-0.7%

表3:主要新興市場銘柄の騰落率(3/26〜4/2)

コード

銘柄

終値(4/2)

騰落率

マザーズ市場の時価総額上位銘柄

 

4385

メルカリ

3,190

-6.2%

2121

ミクシィ

2,512

-5.3%

3993

PKSHA Technology

6,110

15.1%

4592

サンバイオ

2,776

-3.7%

3479

ティーケーピー

3,620

1.8%

JASDAQ市場の時価総額上位銘柄

 

2702

日本マクドナルドホールディングス

5,160

1.6%

6324

ハーモニック・ドライブ・システムズ

4,050

4.8%

7564

ワークマン

5,420

6.3%

2782

セリア

3,675

-1.1%

6425

ユニバーサルエンターテインメント

3,325

-1.5%

直近上場銘柄・市場で話題の銘柄

 

3967

エルテス

1,591

-6.4%

7806

MTG

1,677

-25.5%

6030

アドベンチャー

5,150

0.6%

4384

ラクスル

4,195

-10.4%

3990

UUUM

5,170

-2.8%

  • ※表2・表3はBloombergデータをもとにSBI証券が作成。騰落率は3/26(火)終値と4/2(火)終値の比較による。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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