皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
9月の米消費者物価指数(CPI)や9月の米卸売物価指数(PPI)が発表されました。それぞれの結果から、インフレ鈍化の継続が確認され、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月も利下げを行うとの見方を強め、相場を下支えしました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは上昇相場の入口である第6ステージから上昇期である第1ステージへ移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
堅調な雇用情勢に加え、中東情勢の緊迫化やハリケーン発生により原油先物相場が上昇したことを受け、FRBが11月の金融政策会合で大幅な利下げを見送るとの観測が強まりました。米長期金利が約2カ月ぶりに4%台を付けたことで、ハイテク株など幅広い銘柄に売りが出ました。
アトランタ連邦準備銀行のボスティック総裁は8日の会合で、FRBはインフレ抑制と雇用最大化の目標に「米経済は近づいている」との見解を明らかにしました。また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は英紙のインタビューで、インフレが緩和する中、底堅い雇用は米経済が健全性を保っていることを示す例だと指摘しました。米経済の軟着陸(ソフトランディング)達成に向けて自信を示したことが株価の追い風となりました。一方、米フロリダ州に接近中のハリケーン「ミルトン」の動向や、中東情勢の緊迫化に伴う原油相場の上昇懸念は株価の重荷となりました。
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の幹部がエヌビディアの人工知能(AI)向け半導体に対する需要が予想を上回っているとの見方を示したとの報道が好感され、ハイテク株(エヌビディアやインテルなど)が堅調でした。
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大多数の参加者が0.5%の大幅利下げを支持したものの、何人かの参加者が0.25%利下げを支持していたことが明らかになりました。
グーグルが検索エンジン市場などで反トラスト法(独占禁止法)に違反したとの司法判断を巡り、司法省が8日、連邦地裁に対して独占是正のため同社の事業分割を求めることを検討していると伝える書面を提出したことで、アルファベットの株価が反落しました。
米国の失業保険申請件数は前週比3万3,000件増の25万8,000件で、2週連続で悪化しました。市場関係者の間では、9月末から今週にかけて米南部を襲った二つの大型ハリケーン被害が「雇用に響く」との不安が高まりました。9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇と市場予想をやや上回りましたが、インフレの鈍化基調が確認され、相場への影響は限定的でした。9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比で横ばいとなり、インフレ鈍化の継続が確認されました。FRBが11月も利下げを行うとの見方を強め、相場を下支えしました。
米金融大手JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴがこの日発表した7~9月期決算は、いずれも投資家の事前の期待を上回る内容となり、金融関連株が積極的に買われたほか、米経済の堅調さが意識され、景気動向に敏感なメーカーや小売りなど幅広い銘柄に買いが集まりました。
米電気自動車(EV)大手テスラは、10日に自動運転タクシーの公開イベントを開きましたが、事業の詳細などに関する説明が不十分とみなされテスラの株価が大幅安となりました。
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週間の概況
注目イベント
10月16日(水)15:00(英国)9月消費者物価指数
10月16日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
10月17日(木)08:50(日本)9月貿易統計
10月17日(木)18:00(ユーロ圏)8月貿易収支
10月17日(木)18:00(ユーロ圏)9月消費者物価指数
10月17日(木)21:15(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
10月17日(木)21:30(米国)9月小売売上高
10月17日(木)21:30(米国)10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
10月17日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
10月17日(木)21:45(ユーロ圏)ラガルドECB総裁、定例記者会見
10月17日(木)22:15(米国)9月鉱工業生産
10月17日(木)23:00(米国)10月NAHB住宅市場指数
10月18日(金)08:30(日本)9月全国消費者物価指数
10月18日(金)21:30(米国)9月住宅着工件数
10月18日(金)21:30(米国)9月建設許可件数
10月21日(月)23:00(米国)9月景気先行指標総合指数
10月22日(火)23:00(米国)10月リッチモンド連銀製造業指数
*今週はECBの金融政策に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けてきます。
重要な価格
高値41,000円 安値35,120円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値43,000ドル 安値39,978ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値20,762ドル 安値18,386ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,300円 安値2,593円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
先週の宿題はグランビルの買いシグナル「②」がどういうものだったのか、また、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いがどこにあるのかを考えてみましょう。というものでした。
「②」は移動平均線が上昇しているときに、移動平均線を価格が一時的に下回るも直ぐに上昇に転じたところでした。このシグナルは一見するとデッドクロスに見えるのですが、デッドクロスではありません。正確にいうと正しいデッドクロスではないという表現になります。基本的な考え方として正しいデッドクロスとはどういったものでしょう。まず、移動平均線の方向性がポイントとなります。正しいデッドクロスの場合は、移動平均線が横ばい状態になるか、少し下降基調に転じるという前提が必要なのです。さらに、そこから価格が上から下へとはっきりとクロスする必要があります。
この②のケースでは、移動平均線がまだ上昇しているなか、価格が移動平均線の下にいくという形です。こういったケースではデッドクロスして下降トレンドに移行するというよりは、上昇トレンドがまだ継続するなかでの押し目であり、売りのポイントとなるのではなく、むしろ、買うポイントとなります。
ただ、こうしたケースでは、移動平均線と価格が何度も交差を繰り返すパターンも散見されます。そして、やがて勢いをなくして下降に転じてしまうこともあります。ということは、この買いシグナル②の最大のポイントとしては、ここが押し目のチャンスなのか、トレンド転換なのかは紙一重であるということです。このことを理解することが重要で、その理解によってこの買いシグナル②が大きく利益を獲るために積極的に仕掛けるポイントではないということを教えてくれます。
まとめると、成功しやすいケースでは、移動平均線がしっかりと右肩上がりであること、また、価格が緩やかにデッドクロスすること。
移動平均線の上昇の角度が緩やかで、かつ、価格が鋭くデッドクロスする場合は失敗につながりやすいということです。
では、今週の宿題です。グランビルの買いシグナル「③」がどういうものだったのか、また、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いがどこにあるのかを考えてみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析

ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。