皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は講演で、米インフレ率が目標の2%を十分に上回っていると指摘し、追加利上げについては適切であれば「ためらわない」と述べ、タカ派的な発言を行いました。
NASDAQ-100は上昇相場の入口である第6ステージから上昇期である第1ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ上昇相場の入口である第6ステージに逆行します。
NYダウは上昇相場の入口である第6ステージを維持しています。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに逆行します。
日経225は上昇相場の入口である第6ステージから上昇期である第1ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ上昇相場の入口である第6ステージに逆行します。
原油ETFは下降相場の入口である第3ステージから下降期である第4ステージへ移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ下降相場の入口である第3ステージに逆行します。
株式相場の注目は、FRBの年内の利上げ観測です。CMEグループのフェドウオッチによると、6日時点で市場参加者の9割ほどが次回12月の金融政策会合で政策金利が据え置かれると予想しています。
FRBによる追加利上げの有無が注目される中、前週のパウエル議長の記者会見は利上げに積極的ではないと受け止められたほか、前週末の雇用統計で前月ほどの力強さが見られなかったため、引き続き相場の下支え要因となっています。そして、8月以降、米長期金利の上昇が株価を圧迫してきたものの、FRBの追加利上げ観測後退により、11月に入り長期金利が大幅に低下しており、ハイテク株を中心に買いが入っています。
9日に行われた30年物米国債の入札が低調となり、需給の緩みへの懸念から長期金利が上昇しました。FRBのパウエル議長が講演で、米インフレ率が目標の2%を十分に上回っていると指摘し、追加利上げについては適切であれば「ためらわない」と述べたことも金利上昇を促しました。
サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、米CNBCの番組で、「このところのインフレに関するニュースはまずまずの内容だ」と述べました。一方で、「インフレとの闘いに勝利を宣言するにはまだ早すぎる」とも語り、引き続きデータ次第で政策判断をする姿勢をみせました。
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週間の概況
注目イベント
11月15日(水)08:50(日本)7-9月期四半期実質国GDP
11月15日(水)13:30(日本)9月鉱工業生産
11月15日(水)16:00(英国)10月消費者物価指数
11月15日(水)19:00(ユーロ圏)9月鉱工業生産
11月15日(水)19:00(ユーロ圏)9月貿易収支
11月15日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月15日(水)22:30(米国)10月小売売上高
11月15日(水)22:30(米国)10月卸売物価指数
11月15日(水)22:30(米国)11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
11月16日(木)08:50(日本)10月貿易統計
11月16日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月16日(木)22:30(米国)11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11月16日(木)23:15(米国)10月鉱工業生産
11月16日(木)24:00(米国)11月NAHB住宅市場指数
11月17日(金)19:00(ユーロ圏)10月消費者物価指数
11月17日(金)22:30(米国)10月住宅着工件数
11月17日(金)22:30(米国)10月建設許可件数
11月20日(月)24:00(米国)10月景気先行指標総合指数
11月21日(火)24:00(米国)10月中古住宅販売件数
11月21日(火)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
*今週は日本のGDPとFOMC議事要旨に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値33,648円 安値30,265円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値35,069ドル 安値32,312ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値15,637ドル 安値14,051ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます
重要な価格
高値3,490円 安値2,938円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週もRSIの逆張りトレードについてみていきましょう。
まずは、逆張りトレードとはどういったものかを確認していきましょう。逆張りの確認をするには順張りトレードも解説が必要ですね。価格が上昇しているのでその流れに乗って買い進んでいくのが順張りトレードです。一方で、価格が上げている状況で「そろそろ天井を打つだろう」との想定に基づいて、天井打ちの前に売りポジションを建てるのが逆張りトレードです。
では、その逆張りが効果を発揮するのはどういった局面でしょうか。それは、相場が一定の価格帯の中で上昇と下降を繰り返すもみ合い相場においてです。その一方で、トレンドが発生すると逆張りで利益を獲るのは難しくなります。オシレーター系の指標は上昇トレンドの渦中でも買われすぎのシグナルを発生させてしまうことがあるからです。それを売りサインだと勘違いして売りポジションを持ってしまうと、とんでもないことになります。
では、実際のRSIのチャートを見てみましょう。下の図のローソク足の下のところに表示されている赤枠で囲っているのがRSIとなります。価格が高いときにはRSIも高く、価格が安いときはRSIも安くなっています。
RSIは「Relative Strength Index」の頭文字となり、日本語では「相対力指数」と訳されています。米国のテクニカルアナリスト、J.Wワイルダー氏が考案しました。
では、来週もさらに深堀していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析

ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。