皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
4月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。結果は前年同月比8.3%の上昇となり、前月の8.5%上昇から減速しました。しかし、市場予想は上回りました。米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを行うであろうとの見方がマーケットの重石となり続けています。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がれば下降トレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
NYダウは下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がれば下降トレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
日経225は下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がれば下降トレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がれば上昇トレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇期の終焉である第2ステージに移行します。
厳格な新型コロナウイルス対策を導入した中国で景気が低迷し、エネルギー需要が減退するとの警戒感が広がり、原油相場が大幅に下落しました。
4月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.3%の上昇となり、前月の8.5%上昇から減速しました。しかし、市場予想は上回りました。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も、前月から伸びが減速したものの市場予想を上回りました。
結果は強弱入り交じる内容となりました。ただ、インフレ高止まりに対処するためにFRBが積極的な利上げを続けるとの見方が重石となりました。市場関係者の間では、FRBが6月に0.5%の大幅利上げを実施することをほぼ確実視しており、7月も同じ幅での利上げに踏み切るとの見方が大勢となっています。
4月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、市場予想通りでした。エネルギーと食品を除いたコア指数は0.4%上昇で、市場予想を下回りました。しかし、前月からは伸びが大きく鈍化したものの、インフレをめぐる投資家の懸念を払拭するには至りませんでした。
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週間の概況
注目イベント
5月18日(水)13:30(日本)3月鉱工業生産
5月18日(水)15:00(英国)4月消費者物価指数
5月18日(水)18:00(ユーロ圏)4月消費者物価指数
5月18日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
5月18日(水)21:30(米国)4月住宅着工件数
5月18日(水)21:30(米国)4月建設許可件数
5月19日(木)08:50(日本)4月貿易統計
5月19日(木)17:00(ユーロ圏)3月経常収支
5月19日(木)21:30(米国)5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
5月19日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
5月19日(木)23:00(米国)4月中古住宅販売件数
5月19日(木)23:00(米国)4月景気先行指標総合指数
5月20日(金)08:30(日本)4月全国消費者物価指数
5月20日(金)15:00(英国)4月小売売上高
5月20日(金)23:00(ユーロ圏)5月消費者信頼感
5月23日(月)17:00(独国)5月IFO企業景況感指数
5月24日(火)17:00(ユーロ圏)5月製造業購買担当者景気指数
5月24日(火)17:00(ユーロ圏)5月サービス部門購買担当者景気指数
5月24日(火)17:30(英国)5月製造業購買担当者景気指数
5月24日(火)17:30(英国)5月サービス部門購買担当者景気指数
5月24日(火)22:45(米国)5月製造業購買担当者景気指数
5月24日(火)22:45(米国)5月サービス部門購買担当者景気指数
5月24日(火)22:45(米国)5月総合購買担当者景気指数
5月24日(火)23:00(米国)5月リッチモンド連銀製造業指数
5月24日(火)23:00(米国)4月新築住宅販売件数
*今週はユーロ圏や日本の消費者物価指数に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
重要な価格
高値28,706円 安値24,625円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
重要な価格
高値35,504ドル 安値31,319ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
重要な価格
高値15,280ドル 安値11,682ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,150円 安値2,076円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
先週はロスカットラインの考え方を見てきました。
もう一度確認しておきますが、トレンドが継続している間はロスカットをせずに我慢をしましょう。しかし、トレンドが反転したら素早くロスカットしましょう。
理屈では、よく理解できることだと思います。しかし、実際のトレードにおいて、この二つを両立させることは非常に難しいことなのです。これは、ロスカットを設定してトレードしている人にとっては大きくうなずける話だと思います。
上昇トレンドを確認し買いを仕掛けました。当然のことですが、トレンドが継続するところではロスカットを回避したいと思えば思うほど、ロスカットの幅が深くなります。しかし、トレンドが反転したのであればいち早く決済しないといけませんので、ロスカットを深くすればするほどトレンドが反転してからロスカットとなれば、損失が大きくなってしまいます。この相反する課題を解決するためには、トレンド継続とトレンド転換の違いを理解する必要があります。
つまり、自分が設定したロスカットラインがヒットしないときはトレンドが継続し、ロスカットラインがヒットした時はトレンドが転換するところだったという結果にならなければいけないのです。
これは、実際のトレードではこの上なく難しく、実践で何度も挑戦していくことで精度を上げることができますので、正しいロスカットラインを設定できるようにあきらめずにマスターしていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。