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2024-04-25 08:30:35

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NYダウ第1ステージ(上昇期)へ!!オミクロン株は重症化リスクが低い!?

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2021/12/28

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。世界的にオミクロン株の感染拡大は懸念材料ですが、重症化リスクが低いとする報告や治療薬の使用許可によって重症化リスクが下がるといったことでマーケットには安心感が出てきているようです。

NYダウは下降相場の入り口である第3ステージから上昇期である第1ステージへと移行してきました。ステージの「1→2→3→2→1の押し目買い」パターンとなっています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

日経225は下降期である第4ステージから下降相場の終焉である第5ステージに移行してきました。ここから更に帯を上抜ければ上昇相場の入り口である第6ステージへと移行します。一方で、ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ下降期である第4ステージに逆行します。

原油ETFは下降期である第4ステージから下降相場の終焉である第5ステージへと移行してきました。このまま帯を上抜ければ上昇相場の入り口である第6ステージへと移行します。一方で、ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ下降期である第4ステージに逆行します。

世界的にオミクロン株の感染が急拡大する中、オランダが都市封鎖(ロックダウン)に踏み切りました。欧州の他の国でも同様の措置が導入される可能性があり、景気に対する悪影響が警戒されています。バイデン米大統領は、米国内でも新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染が再拡大していることを受けて、無料のコロナ検査キットの配布や、検査場所の拡充などに取り組むと表明しました。

バイデン氏は「今は(ワクチン接種が進んでいなかった)2020年3月とは状況が違う」と発言し、現時点でロックダウン(都市封鎖)の必要はないとの見方を示しました。世界的にオミクロン株の感染拡大が続く中、従来の変異株に比べて重症化リスクが最大約80%低いとする南アフリカの研究報告が発表されました。

米食品医薬品局(FDA)は、米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナの経口治療薬「パクスロビド」に緊急使用許可を出しました。重症化リスクが高い人に限定しましたが、発症初期の患者に高い効果があるとされ、入院や死亡のリスクを大幅に下げると期待されています。また、メルクの経口治療薬にも緊急使用を認めました。それにより、市場関係者の間では、新型コロナ感染拡大による景気減速への過度な警戒感が緩和し、投資家心理が改善しました。

米民主党マンチン上院議員は、バイデン政権の看板政策である1兆7,500億ドル規模の大型歳出法案を支持しない考えを表明しました。議会通過のめどが立たなくなっており、景気見通しの不透明感が広がっています。

米民間有力調査機関コンファレンス・ボードが発表した12月の消費者景気信頼感指数は115.8と、前月から上昇しました。インフレや新型コロナへの懸念が続く中でも堅調な個人消費が続くことを示した結果となりました。

クリスマス休暇を経てマーケットの流動性は低くなっていきます。流動性が低くなるということは値動きが小さくなるということですが、稀に急騰、急落といったこともありますのでご注意ください。

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週間の概況

注目イベント

12月29日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
12月29日(水)24:00(米国)11月住宅販売保留指数
12月30日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
12月30日(木)23:45(米国)12月シカゴ購買部協会景気指数
12月31日(金)独国休場
1月3日(月)英国休場
1月3日(月)24:00(米国)11月建設支出
1月4日(火)17:55(独国)12月失業者数
1月4日(火)17:55(独国)12月失業率
1月4日(火)18:30(英国)11月消費者信用残高
1月4日(火)18:30(英国)11月マネーサプライ
1月4日(火)24:00(米国)12月ISM製造業景況指数

*今週はドイツの雇用統計と米国の新規失業保険申請件数に注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第5ステージ
第5ステージは下降相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値29,960円 安値27,040
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値36,541ドル 安値33,559ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

原油ETF分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第5ステージ
第5ステージは下降相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値1,934円 安値1,473円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

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先週までは早仕掛けと試し玉をそれぞれ見てきましたが、今度はそれらを整理したいと思います。
それぞれの条件を整理したのが下記の図になります。

買いを仕掛けるケースの条件となっていますので、売りの場合はこの逆の考え方となります。
早見表を見ながら実際のチャート『NYダウ 日足チャート(2004年5月5日〜2004年7月19日)』で確認してみましょう。

このように直ぐに流れが変わるような場面では通常の仕掛けで儲けることは難しくなります。しかし、直前の第6ステージの早仕掛けであればこのような動きであっても損切りにならずに利益が出ています。皆さんも実際に色々なチャートでご確認ください。

2022年は「寅年」です。寅年の相場格言は「寅千里を走る」です。飛躍の年に出来るように更に学んでいきましょう。

2022年も宜しくお願い申し上げます。

良い年をお迎えください。

今年も1年間ありがとうございました。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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