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2024-03-28 20:26:39

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米消費者物価指数の上昇でFOMCに注目!NYダウ第1ステージ(上昇期)継続!?

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2021/6/15

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。米国では経済活動の正常化進展による需要拡大や労働力不足などを背景にインフレ率が上昇しています。市場関係者の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の金融緩和縮小に動くとの懸念が根強いのですが、イエレン米財務長官は「長続きするとは思わない」と指摘し、他のFRB幹部も「一時的」との認識を繰り返しています。

NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。しかし、短期移動平均線が帯に接近しており、帯に突入すれば上昇期の終焉である第2ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が上向きになって帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。

日経225は上昇相場の入り口である第6ステージを維持しています。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けば、帯が下降帯から上昇帯に入れ替わり上昇期である第1ステージへと移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへと逆行します。ここからの短期移動平均線と帯の関係に注目して見ていきましょう。

米国の経済活動正常化の動きとともに、サプライチェーン(供給網)への制約も続く中、インフレ加速への懸念が依然としてくすぶっています。市場関係者の間では、インフレ動向やFRBによる量的緩和策の縮小議論開始時期を見極めようと、経済指標の動向に注目が集まっています。また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの相場が一時約2週間ぶりの安値となる3万1,000ドル台まで下落したことで株式市場も一時反応して反落しました。

バイデン米政権と野党共和党が進めていたインフラ投資計画をめぐる交渉が決裂しました。政権は与野党の穏健派議員との協議を続ける見通しですが、先行きは不透明な状況となっているようです。計画により恩恵を受けるとみられている資本財株が売られました。

注目されていた5月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.6%上昇し、コアCPIは0.7%上昇と、いずれも市場予想を上回る内容となりました。ただ、FRBがインフレ加速は「一時的」とみる中、緩和に積極的な姿勢が変化するとの懸念は強まらなかったようです。ミシガン大学が発表した6月の消費者景況感指数は86.4となり、前月から上昇し市場予想も上回りました。また、来年のインフレ期待が4.0%上昇、5年後は2.8%上昇となりました。

今週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、市場関係者の間では、量的緩和の縮小などの政策変更はないとの見方が強いものの、インフレ率の上昇を受けて、利上げの想定時期が前倒しになるのかどうかを見極めたいといった声もあるようです。もし、利上げの想定時期が前倒しになると、マーケットにとってはネガティブ材料となるため慎重に見ていきましょう。

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週間の概況

注目イベント

6月16日(水)08:50(日本)5月貿易統計
6月16日(水)11:00(中国)5月小売売上高、5月鉱工業生産
6月16日(水)15:00(英国)5月消費者物価指数
6月16日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
6月16日(水)21:30(米国)5月住宅着工件数
6月16日(水)21:30(米国)5月建設許可件数
6月16日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
6月16日(水)27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
6月17日(木)07:45(NZ)1-3月期四半期GDP
6月17日(木)10:30(豪国)5月新規雇用者数、5月失業率
6月17日(木)18:00(ユーロ圏)5月消費者物価指数
6月17日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月17日(木)21:30(米国)失業保険継続受給者数
6月17日(木)21:30(米国)6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
6月17日(木)23:00(米国)5月景気先行指標総合指数
6月18日(金)未定(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
6月18日(金)08:30(日本)5月全国消費者物価指数
6月18日(金)15:30(日本)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
6月18日(金)17:00(ユーロ圏)4月経常収支
6月21日(月)08:01(英国)6月ライトムーブ住宅価格
6月21日(月)10:30(豪国)5月小売売上高
6月22日(火)23:00(ユーロ圏)6月消費者信頼感(速報値)
6月22日(火)23:00(米国)6月リッチモンド連銀製造業指数
6月22日(火)23:00(米国)5月中古住宅販売件数


*今週はFOMCや日銀金融政策決定会合が大注目となります。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入り口です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値30,753円 安値26,955円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値35,137ドル 安値33,317ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週は第5ステージ、第6ステージの戦略について見ていきましょう。

第5ステージの移動平均線の並び順は上から長期線・短期線・中期線の順番です。正順の動きであれば、上から長期線・中期線・短期線の順番で下降期の第4ステージから短期線が中期線とクロスして第5ステージへと移行します。逆順であれば、上から短期線・長期線・中期線の並び順の第6ステージから、短期線が長期線をクロスすることで第5ステージに移行します。

第5ステージの基本は売り建玉の手仕舞いです。ただし、中期線と長期線の「間隔」に注目します。

中期線と長期線の間隔のところの「帯」を確認し、帯が厚ければ厚いほど、そのトレンドは強いと判断できますので、明確な下降トレンドの場合は手仕舞いをしないという選択肢も出てきます。なぜなら、下げ過程の一時的な上げ(戻し)にすぎず、再び下降していく可能性が高いからです。

一方で、図のように短期線が帯にクロスするときに中期線が上向きになって帯の厚みがなくなってきているときは、売り建玉の手仕舞いや、場合によっては買いの試し玉をすることもあります。

次に、第6ステージの移動平均線の並び順は上から短期線・長期線・中期線の順番です。正順の動きであれば、上から長期線・短期線・中期線の順番で下降相場の終焉である第5ステージから短期線が長期線とクロスして第6ステージへと移行します。逆順であれば、上から短期線・中期線・長期線の並び順の第1ステージから、中期線が長期線をクロスすることで第6ステージに移行します。

第6ステージは第1ステージへ向かう一歩手前ですから基本は様子見です。ただ、同時に買いの早仕掛けのタイミングにもなります。

来週からは「帯」について深堀りしていきますので、楽しみにしておいてください。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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