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2024-04-25 21:27:15

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2020年2集「春号」四季報:新型コロナウイルスに振り回される今はチャンス!?

2020年2集「春号」の四季報読破で、私の読破歴は23年目、90冊となりました。

今回の四季報は、発売日直前に「新型コロナウイルス」の影響で世の中は一変し、株価も急落しましたので、新しい四季報を手にしたときは、ここまで「断層的な激変」があったタイミングで、四季報を読破してもあまり意味がないのではないか考えていました。正直にいうと、今回の株価急落で私もズタズタにやられ、気分が滅入ってしまい、読破する気が失せてしまったというのが本当のところです。

編集後記にも、「制作過程で、新型コロナウイルスの感染拡大とともに日々刻刻と変化する経済・社会情勢に翻弄された」と書かれているように、四季報編集部も相当振り回されたようです。

さて、その「新型コロナウイルス」ですが、会社四季報では「新型肺炎」に統一しています。四季報読破を始めると、やたら「新型肺炎」のワードがコメント内に多いことに気づきました。このワードは初登場ですが657件もヒットし、その多さは様々なキーワードの中で断トツのトップです。

そのようなこともあり、四季報読破後の第一印象は、「予想以上に「新型肺炎」が織込まれた四季報だった」と感じましたし、さらに冷静になると、株価急落の今こそチャンスという気持ちになりました。そのような目でみると、非常に面白い銘柄がたくさんあったと思いますし、結果として「読破して無駄な四季報はなかった」と感じています。

とはいうものの、四季報発売後も、さらに状況は悪化していますので、実態と四季報内容に乖離があることはほぼ間違いないため、①時価総額は四季報記載よりおよそ30-40%前後下の水準にあること、②業績予想は今期(20年3月期)も来期(21年3月期)も下振れするリスクがあること、の2つの点に注意して四季報を読むと良いかと思います。
 ところで株式投資の原理原則は「安く買って高く売る」ことです。せっかく、株価急落で安く買えるチャンスが目の前にあるわけですから、今こそ、「テンバガー(10倍株)」の夢を見てみたいものです。

ではどうやって銘柄を絞り込むのか?
複眼経済塾では、①過去にテンバガーを達成した銘柄を検証し、②株価が上昇する前の条件を見つけ、③その条件を最新号の四季報にあてはめて銘柄を絞り込む、というやり方を実践しています。
例えば以下の表は、2018年9月に複眼経済塾が作成した資料の一部です。

コード 銘柄名 東証33業種 リーマン後
高値時期
株価上昇倍率
2928 RIZAPグループ サービス業 2017年11月 813.2
3046 ジンズ 小売業 2017年10月 168.8
2154 ビーネックスグループ サービス業 2018年8月 158.8
3064 MonotaRO 小売業 2018年9月 145.6
3053 ペッパーフードサービス 卸売業 2017年10月 123.9
2782 セリア 小売業 2018年1月 115.5
  • ※株価上昇倍率は09年3月安値からリーマン後最高値までの上昇倍率
  • ※2018年9月複眼経済塾作成

この表は、リーマンショック直後の2009年3月安値から、その後の最高値までの株価上昇率(※修正株価ベース)を調べ、上位6社をまとめたものです。ご覧のとおり、これらの銘柄は全て株価が100倍以上になっています。さらに50倍以上の銘柄まで広げると20社弱ありました。2009年3月時点の条件を調べてみると以下のとおりでした。

東証33業種:サービス、小売、卸売、情報通信の4業種
時価総額:安値時の平均は40億円弱だった(=かなりの小型株だった)
オーナー比率:81%
上場からの年月(09年3月時点):5年以内が88%
高値から安値までの下落率:安値をつける前に平均71.3%下落していた

簡単にいえば、上場5年以内の、サービス、小売、卸売、情報通信の4業種のオーナー企業で、株価が大きく下落した中小型株ということになります。そこで最後にこれらの条件をヒントに、条件をやや緩め、以下の四季報オンラインのスクリーニング条件で銘柄を絞り、その中からいくつか選んでみたので参考にしてください。また、条件を少しずつ変えると、他にもたくさん有望銘柄が出てきますので、是非ご自身で試してみてください。

【四季報オンラインのスクリーニング条件】(20年4月7日現在)
東証33業種別:サービス、小売、卸売、情報通信の4業種
時価総額:250億円以下
上場年月:2015年4月以降(上場5年以内)
10年来高値からの下落率:50%以上

取引 チャート ポートフォリオ コード 銘柄名 東証33業種 時価総額
(億円)
上場年月 下落率
現買信買 チャート 追加 4482 ウィルズ 情報・通信業 106 2019年
12月
-57.0
現買信買 チャート 追加 6182 ロゼッタ サービス業 202 2015年
11月
-60.9
現買信買 チャート 追加 6560 エル・ティー・エス サービス業 52 2017年
12月
-59.6
現買信買 チャート 追加 6567 SERIOHLD サービス業 17 2018年
3月
-87.4
現買信買 チャート 追加 7035 &factory サービス業 101 2018年
9月
-63.7
現買信買 チャート 追加 7038 フロンティア・マネジメント サービス業 106 2018年
9月
-53.7
現買信買 チャート 追加 7039 ブリッジインターナショナル サービス業 58 2018年
10月
-50.5
現買信買 チャート 追加 7060 ギークス サービス業 120 2019年
3月
-57.6
現買信買 チャート 追加 7066 ピアズ サービス業 24 2019年
6月
-83.8
現買信買 チャート 追加 7069 サイバー・バズ サービス業 148 2019年
9月
-54.8

四季報分析第一人者が伝授する『会社四季報』の活用法〜2020年2集春号〜

今回は四季報分析の第一人者である渡部清二さんをお呼びして、2020年2集春号の注目ポイントを教えていただきました。皆さまの投資のご参考になれば幸いです。

渡部 清二

複眼経済塾・塾長 渡部 清二

会社四季報分析の第一人者。四季報読破23年目・90冊。以降も継続して記録更新中。

複眼経済塾:https://www.millioneyes.jp/

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