SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2020-11-28 11:59:55

マーケット > レポート > 225の『ココがPOINT!』 > 【米大統領選と新型コロナウイルス】投資家はどのようなリスクに注意すべきか?

【米大統領選と新型コロナウイルス】投資家はどのようなリスクに注意すべきか?

2020/10/27

投資情報部 鈴木英之

日経平均株価は一進一退を繰り返す展開となり、10月第3週の終値は前週末比105円96銭(0.5%)高と週足ベースでは小幅反発になりました。10/12(月)以降、東証1部の売買代金は連日で2兆円を下回っており、基本的には様子見気分の強い展開になっています。また、米国株式市場も方向感に乏しい展開となっている上、外為市場では10/21(水)以降、ドル・円相場が推移する領域が1ドル105円台から104円台にシフトした形になり、企業業績の改善に冷や水をあびせる様な状況になっています。

そうした中、米大統領選挙まで約1週間と迫ってきました。支持率では、引き続きバイデン氏が優位とみられており、株式市場は、バイデン氏優位を織り込む動きもみられ、このままバイデン氏が勝利すれば、波乱は少ないように思われます。

しかし、予想通りに事態がすすまない可能性もあるでしょう。
米大統領選挙や新型コロナウイルスの感染拡大など、今投資家はどのようなリスクに注意すべきなのでしょうか。

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1様子見気分強く、売買代金が8月以来の低水準

10月の東京株式市場では、日経平均株価が第1週(10/5〜10/9)に前週末比589円79銭(2.6%)高と、3週間ぶりの反発となった後、第2週(10/12〜16)の終値は前週末比209円6銭(0.9%)安と小幅に下落しました。そして続く10月第3週(10/19〜23)の日経平均株価は買い先行となり、10/19(月)は前週末比260円50銭高の23,671円13銭で大引けを迎えました。終値としては2019年終値である23,656円62銭を上回り、2/14(金)以来の高値水準となりました。

その後、日経平均株価は一進一退を繰り返す展開となり、10月第3週の終値は前週末比105円96銭(0.5%)高と、週足ベースでは小幅反発になりました。10/12(月)以降、東証1部の売買代金は連日2兆円を下回り、10/26(月)には1兆5,929億円と8/24(月)以来の低水準になり、様子見気分の強い展開になっています。また、米国株式市場も方向感に乏しい展開になっている上、外為市場で10/21(水)以降、ドル・円相場が推移する領域が1ドル105円台から104円台にシフトした形になり、企業業績の改善に冷や水をあびせる様な状況になっています。

米国時間10/22(木)夜(日本時間10/23午前)には米大統領選挙に向けた最後のテレビ討論会が行われました。初回のテレビ討論会と比較し、終始抑制のとれた議論になった様に見受けられましたが、内容に目新しいものはなく、体制に大きな変化もありませんでした。引き続き支持率ではバイデン氏優位となっていますが、トランプ氏が逆転する可能性や、大統領決定まで時間を要する可能性などが意識され、市場関係者は様子見気分を強めています。

新型コロナウイルスの感染拡大も、気がかりな材料です。10/23(金)には、米国で1日当たりの新規感染者数が83,757人となり、過去最高を記録した他、欧州でも感染者数が増加し、経済活動を制限する国も出てきています。また、世界の新型コロナウイルス新規感染者数も10/23(金)に48.2万人増え、こちらも過去最高記録になっています。

こうした中、米国や日本では2020/7〜9期の決算発表が本格化しています。日本時間10/22(木)朝に決算発表を行ったインテルについては、データセンター向けの売上高が予想外に減少する展開となり、内外の半導体関連株に不透明感を与える展開となっています。

表1 日経平均株価の値動きとその背景(2020/10/19〜2020/10/27)

日経平均株価 日米株式市場等の動き
終値 前日比
10/19(月) 23671.13 260.50 NY株高を好感。中国経済指標上振れも追い風。2019年末終値を上回る大引け。
10/20(火) 23,567.04 -104.09 米与野党協議への期待が剥落。売買代金は7日連続2兆円割れ。
10/21(水) 23,639.46 +72.42 米追加経済対策の合意に期待感。東証33業種中、31業種が上昇。
10/22(木) 23,474.27 -165.19 マザーズ先物取引一時中断。マザーズ市場が大幅安。
10/23(金) 23,516.59 +42.32 米経済指標改善や金利上昇を追い風に反発。
10/26(月) 23,494.34 -22.25 売買代金およそ2ヵ月ぶりの低水準。村田製が営業利益増加見込みで20年半ぶり高値。
10/27(火) 23,485.80 -8.54 米1日あたりのコロナ新規感染者数が過去最高に。米株安が重荷。
  • ※日経平均株価データ、各種資料をもとにSBI証券が作成。

図1 日経平均株価(日足)と主要移動平均線・おもな出来事

  • ※当社チャートツールをもとにSBI証券が作成。データは2020/10/27取引時間中。

図2 NYダウ(日足)と主要移動平均線・おもな出来事

  • ※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。データは米国時間2020/10/27現在。

図3 ドル・円相場(日足)と主要移動平均線・おもな出来事

  • ※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。データは2020/10/27取引時間中。

表2 当面の重要スケジュール

月日(曜日) 国・地域 予定内容 ポイント
10/28(水) 日本 日銀金融政策決定会合  
  ★決算発表 ソニー、日立製作所、花王、小松製作、野村総研
米国 ☆決算発表 ビザ、ボーイング、ギリアドサイエンシズ、ビヨンドミート(E)
10/29(木) 日本 黒田日銀総裁会見
  消費動向調査(10月)  
  ★決算発表 NTTドコモ、東京エレク、武田薬、パナソニック、三菱電機
米国 ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)  
  7-9月期GDP  
  米新規失業保険申請件数  
  米中古住宅販売仮契約(9月)  
  ☆決算発表 アマゾンドットコム、アップル、フェイスブック、アルファベット
10/30(金) 日本 失業率・有効求人倍率(9月)  
  鉱工業生産  
  ★決算発表 アステラス、村田製作所、塩野義、中部電力、SGホールディングス
米国 米個人所得・個人支出(9月)  
  ☆決算発表 シェブロン、アンダーアーマー、エクソンモービル
11/1(日) 日本 東証、第一部への上場・昇格基準の統一を実施  
  「大阪都構想」の是非を問う2度目の住民投票実施
米国 冬時間入り
11/2(月) 日本 10月自動車販売台数  
  ★決算発表 NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、帝人、日本ハム、オリックス
中国 10月Caixin製造業PMI
米国 10月ISM製造業景況指数
  ☆決算発表 エスティローダー、ペイパル・ホールディングス、アリスタネットワークス
11/3(火) 米国 大統領選挙・上下両院選挙
  9月製造業受注
11/4(水) 日本 10月マネタリーベース  
  9 月16・17日開催の日銀金融政策決定会合議事録要旨
  ★決算発表 三菱ケミ、SUBARU、ケーズHD、ニチレイ、横川電、伊藤忠、ソフトバンク
米国 FOMC(〜5日)
  10月ADP雇用統計
  9月貿易収支
  ISM非製造業景況指数
  米連邦地裁「TikTok」利用全面禁止を審理
  ☆決算発表 アルベマール、アンシス、クアルコム
11/5(木) 日本 ★決算発表 任天堂、ダイキン、三井不、クボタ、アサヒ、アコム、エーザイ
11/6(金) 日本 9月家計調査  
  9月毎月勤労統計調査
  ★決算発表 NTT、トヨタ、本田技研、国際帝石、キリン、ユニ・チャーム、シャープ
米国 ☆決算発表 AIG、ボール、3Dシステムズ、GM、スクエア、ウーバー・テクノロジーズ
  • ※各種報道、日米欧中銀WEBサイト等をもとにSBI証券が作成。「予想」は市場コンセンサス。データは当レポート作成日現在。予定は予告なく変更される場合があります。

表3 日米欧中央銀行会議の結果発表予定日(月日は現地時間)

  2020年 2021年
日銀金融政策決定会合 10/29(木)、12/18(金) 1/21(木)、3/19(金)、4/27(火)、6/18(金)、7/16(金)、9/22(水)、10/28(木)、12/17(金)
FOMC(米連邦公開市場委員会) 11/5(木)、12/16(水) 1/27(水)、3/17(水)、4/28(水)、6/16(水)、7/28(水)、9/22(水)、11/3(水)、12/15(水)

ECB(欧州中銀)理事会・金融政策会合

10/29(木)、12/10(木) 1/21(木)、3/11(木)、4/22(木)、7/22(木)、9/9(木)、10/28(木)、12/16(木)
  • ※日米欧中銀WEBサイトを基にSBI証券が作成。データは当レポート作成日現在。予定は予告なく変更される場合があります。
    なお、ECB理事会は金融政策の議論・決定を行う会合の日程のみ掲載しています。日付は日本時間(ただし、ECBの結果発表日程は現地時間)を基準に記載しています。

2投資家が注意すべきリスク要因は?

米大統領選挙まで約1週間と迫ってきました。現在の支持率をブルームバーグの特集サイトからみると、バイデン氏50.8%、トランプ氏43.0%となっており、バイデン氏優位の構図に変化はないように見受けられます。なお、前回の大統領選挙での選挙直前の支持率はクリントン氏46.8%、トランプ氏43.8%で、今回の支持率の方が差が大きいことは確かです。こうした中、米株式市場は、バイデン氏優位を織り込む動きもみられ、このままバイデン氏が勝利すれば波乱は少ないように思われます。

バイデン氏が勝利した場合は、環境・クリーンエネルギー関連銘柄が買われる可能性がありそうです。その理由は同氏が気候変動などに対して、発電所などのインフラ整備費用を4年間で計2兆ドル投資する環境政策を発表しているためです。我が国でも菅首相が「2050年に温暖化ガス排出を実質ゼロ」とする目標を提唱しており、関連銘柄のテーマとして“環境”が再び注目される可能性は小さくありません。

ただ、米大統領選挙は支持率だけではあてにならないのが現実です。前回も、支持率ではクリントン氏が優位でしたが、最後にはトランプ氏が勝利しました。米大統領選挙では、州ごとに勝者が選挙人を総取りするため、激戦州で勝利を収めるかどうかが鍵を握ることになるため、トランプ氏が巻き返す可能性も残ります。

仮にバイデン氏が当選しても、トランプ氏が結果を不当として認めず、抵抗を試みる可能性があり、この場合、株価が世界的に大きく下落する可能性が膨らんできます。

なお、トランプ氏が勝利した場合は、株式市場はイベントリスク後退を受けて、買い先行になる可能性が大きいと思われます。ただ、大統領選挙を経て、民主主義への信認がひどく痛手を受ける可能性があり、長期的には課題が残されるかもしれません。

トランプ政権での新型コロナウイルス感染症対策について、対応が不十分との批判もある中、注意しなければならないことは
同国での感染が再加速する可能性です。図4は世界の新型コロナウイルスの新規感染者数、死亡者数をグラフ化したものです。10/23(金)には新規感染者数が1日で83,700人と過去最高を記録し、死亡者数も増加の兆しをみせており、注意が必要です。

新型コロナウイルスについては、欧州などで感染が再拡大し、死亡者数も急速に増えています。当面は世界的に低金利の長期化と、経済活動の制限などが長期化するメインシナリオになりそうです。米大統領選挙でどちらが大統領になるにせよ、年後半にかけてはこうした新型コロナウイルスや、景気回復の息切れに対する対応が必要になり、引き続き予断は許さない状況が続くように思われます。

図4 新型コロナウイルスの感染状況

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。「欧州他」は「欧州・中東・アフリカ」を指しています。
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益が狙える先物・オプション取引って何?

信用取引のご注意事項

  • 信用取引に関するリスク
    信用取引は、差し入れた委託保証金額の約3倍の取引を行うことができます。そのため、現物取引と比べて大きなリターンが期待できる反面、時として多額の損失が発生する可能性も含んでいます。また、信用取引の対象となっている株価の変動等により、その損失の額が、差し入れた委託保証金額を上回るおそれがあります。この場合は「追加保証金」を差し入れる必要があり状況が好転するか、あるいは建玉を決済しない限り損失が更に膨らむリスクを内包しています。
     追加保証金等自動振替サービスは追加保証金が発生した際に便利なサービスです。
  • 信用取引の「二階建て」に関するご注意
    委託保証金として差し入れられている代用有価証券と同一銘柄の信用買建を行うことを「二階建て」と呼びます。当該銘柄の株価が下落しますと信用建玉の評価損と代用有価証券の評価額の減少が同時に発生し、急激に委託保証金率が低下します。また、このような状況下でお客さま自らの担保処分による売却や、場合によっては「追加保証金」の未入金によって強制決済による売却が行われるような事態になりますと、当該株式の価格下落に拍車をかけ、思わぬ損失を被ることも考えられます。よって、二階建てのお取引については、十分ご注意ください。

先物・オプション取引の免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • 米ドル/円 0.1銭  スプレッド縮小キャンペーン!(2020/11/19〜)
  • 1日の約定代金最大300万円まで手数料0円!これぞ業界NO.1!(2020/10/1〜)
  • SBI証券の3つの無料化
  • 条件達成でプレミアムニュースを無料で体験!?

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.