2025-07-01 14:16:31

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マーケットトピックス 2024年7月4日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前日比610円超上昇したことや、米長期金利が上昇したことも加わり、円売り・ドル買いが優勢となり、ドル/円は欧州時間に一時161.95まで上昇して約37年半ぶりの高値を更新した。また、クロス円も堅調な動きとった。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が冴えない結果となったことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、米金利の低下が加速したことから、ドルは一段の下落となった。ただ、下げ一服後は米長期金利が持ち直したことから、ドルも底固い動きとなった。

米株式市場では、米経済指標が軒並み冴えない結果となったことを受けてFRBの利下げ期待が高まったことや、米長期金利が低下したことから、主要株価指数は買いが先行した。ただ、米景気の先行き不安が懸念されたことから上値は限定的となった。さらに、翌日が独立記念日で米国市場が休場となることから利益確定の動きも見られた。なお、独立記念日の前日のため、この日は短縮取引だった。 ダウ平均は、序盤から堅調な動きとなり、前日比79ドル高まで上昇した。その後は下落に転じて一時100ドル安まで下落したものの、終盤にかけて下げ幅を縮小し、23.85ドル安(-0.06%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、159.54ポイント高(+0.88%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、序盤から日経平均株価が堅調な動きとなり、一時前日比360円高まで上昇したことから、投資家のリスク選好の動きから円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤の161.37から161.65まで上昇した。

(2)午後に入り、日経平均株価が上げ幅を拡大して619円高まで上昇したことや、時間外取引で米長期金利が上昇したことも加わり、ドル円・クロス円は一段の上昇となった。ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、対円では161.95まで上昇して1986年12月以来約37年半ぶりの高値を更新した。

(3)米国市場では、序盤に発表された6月の米ADP雇用統計が15.0万人(予想16.5万人)、新規失業保険申請件数が23.8万件(予想23.5万人)とともに市場予想と比べて冴えない結果となったことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、6月の米ISM非製造業景況指数が市場予想の52.7を大幅に下回る48.8となったことを受けて米金利の低下が加速し、ドルは一段の下落となった。ドル/円は、序盤の161.93から160.78まで下落した。

(4)下げ一服後は、3営業日ぶりの低水準まで低下していた米長期金利が持ち直したことから、ドルも底固い動きとなり、ドル/円は終盤にかけて161.74まで値を戻した。さらに、FOMCの議事要旨が公表され、「利下げへの確信を得るための追加情報が必要」との見解が示されたこともドルの押し上げ要因となった。この日、ドル/円は欧州時間に一時161.95まで上昇し、1986年12月以来約37年半ぶりの高値を更新、一方ユーロ/円は米国時間に174.51まで上昇し、ユーロ導入以来の高値を更新した。

本日のトピックス

本日の海外市場では、米国がIndependence Day(米独立記念日)のため、主要市場が休場となることから、主要な経済指標の発表もなく、限定的な動きが予想されている。ただ、英国では総選挙が実施されることから、選挙結果が注目されている。最大野党・労働党の勝利がほぼ確実視されており、労働党が勝利すれば、2010年以来の政権奪還となる。また、調査会社による情勢調査でも労働党431議席、保守党102議席と予想されている。

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