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2024-04-25 02:12:01

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年10月14日

マーケットトピックス 2021年10月14日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場終盤の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。下落して始まった日経平均株価が上昇に転じたものの、その後再びマイナス圏まで下落したことから、ドル円・クロス円は一段の下落となった。ただ、来月にもテーパリングが発表されるとの思惑や、米長期金利が上昇したことからドル/円は底固い動きとなり、ドル/円に連れてクロス円も底固い動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された9月の米消費者物価指数が市場予想を上回ったことを受けて米長期金利が上昇したことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。対円では、一時113.80まで上昇し、2018年12/3以来の高値を更新した。しかし、コア指数は前年比+4.0%と前月と変わらず、市場予想と同水準だったことから、サプライチェーンを巡る混乱などを背景にしたインフレ圧力が高まるとの懸念がやや後退したとの見方を受け、米10年債利回りが1.52%台へ低下したことから、ドル/円は一時113.23まで下落した。その後、ダウ平均株価がプラス圏まで回復したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなったものの、米30年債入札が好調な結果となり、利回りが低下したことから、ドルは再び上値の重い動きとなった。

米株式市場では、9月の米消費者物価指数が市場予想を上回り、インフレ加速懸念を背景に主要株価指数は序盤から上値の重い動きとなった。さらに、FRBによる年内のテーパリングへの警戒も圧迫要因となった。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前日比263ドル安まで下落した。その後、プラス圏まで回復する場面もあったが上値は重く、-0.53ドル安(0.00%)で終了して4営業日続落となった。一方、ハイテク株中心のナスダックは105.72ポイント高(+0.73%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、下落して始まった日経平均株価が一時237円安まで下落したものの、その後上昇に転じて134円高まで上昇したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、再び株価がマイナス圏まで下落したこともあり、上値の重い動きとなり、ドル/円は序盤の113.62から113.35まで下落した。

(2)ただ、来月にも米国でテーパリングが発表されるとの期待が高いことや、最近の原油価格上昇を巡る懸念からリスク回避のドル買いが観測され、ドルは底固い動きとなった。その後は、9月の米消費者物価指数の発表を控えて限定的な動きとなった。ただ、下落して始まった欧州主要株価指数が下げ幅を縮小する動きとなったことから、クロス円は底固い動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された9月の米消費者物価指数が市場予想を上回ったことを受けて、インフレの加速懸念を背景に米長期金利が上昇したことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ドル/円は一時前日高値の113.79を上抜けて113.80まで上昇し、2018年12/3以来の高値を更新した。しかし、消費者物価コア指数が予想通りの結果となったことを受け、過度なインフレ警戒感の後退とともに米10年債利回りが1.524%まで低下したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなり、ドル/円は113.23まで下落した。

(4)ダウ平均株価がプラス圏まで回復するなど、主要株価指数が底固い動きとなったこともあり、ドル円・クロス円も底固い動きとなった。ただ、米30年債入札が好調な結果となり、利回りが低下したことから、ドルは再び上値の重い動きとなった。一方、ユーロやポンドなどは、対ドルで上昇が続いたこともあり、対円でも堅調な動きとなった。

本日のトピックス

昨日、ドルは主要通貨に対して反落となり、ドル/円は前日の海外市場で一時前日の高値を上抜けて2018年12/3以来の高値を更新したものの、その後は下落に転じるなど上値の重い動きとなった。ただ、昨日公開されたFOMC議事要旨では、「テーパリングは11月半ばか12月半ば開始の可能性」「段階的テーパリングは来年半ばごろ終了の可能性」との見方が示されたことから、ドルの下値は限定的と見られており、目先113円台を維持できるのか、113円台を割り込む動きがあるのか注目されている。

本日の米国市場では、新規失業保険申請件数の発表が予定されているが、来月のテーパイング発表が確実視されていることから、以前のように雇用関連の指標結果に敏感に反応し難くなっている。そのため、市場予想から大幅に乖離する結果とならなければ、マーケットの反応は限定的と見られている。

10/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数(10/9までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
32.0万件 32.6万件
前回は市場予想を下回り、4週ぶりに減少した。ここまで増加が続き全体を押し上げていたカリフォルニア州が大幅な減少となったことが影響した。今回は前回から減少が予想されており、新型コロナ完全拡大後の最低となった9/3までの週の31.2万件を下回る改善が見られるのか注目される。
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