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2024-03-29 13:47:16

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年8月17日

マーケットトピックス 2021年8月17日

前営業日トピックス

週明けの東京市場では、日経平均株価が序盤から下落し、一時前週末比550円安まで下げたことから、ドル円・クロス円も軟調な動きとなった。その後は底固い動きが見られたものの、欧州時間に入り欧州主要株価指数が序盤から軟調な動きとなったことや、米長期金利が低下したことも加わり、ドル/円で109.29まで下落、クロス円も軟調な動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された8月のNY連銀製造業景況指数が市場予想を大幅に下回ったことを受けて、米長期金利が低下したことから、ドル/円で109.11まで下落し、8/4以来の安値を更新した。一方、主要株価指数が序盤から軟調な動きとなったことから、リスク回避の円買いが優勢となり、クロス円も軟調な動きとなった。しかし、下げ一服後は米主要株価指数が下げ幅を縮小したことや、低下した米長期金利が持ち直したこと、さらにドルは対円、対豪ドルで売られた一方、対ユーロや対ポンド、対カナダで上昇したことから、ドル円・クロス円は引けにかけて底固い動きとなった。

米株式市場では、中国や米国の経済指標の悪化に加え、アフガニスタン情勢を巡る緊張を背景に、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。下げ一服後は、米小売り大手の四半期決算発表を控えて、期待感から買い戻しが優勢となり下げ幅を縮小し、ダウとS&Pはプラス圏まで回復した。
ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前週末比283ドル安まで下落した。その後は下げ幅を縮小し、中盤以降プラス圏まで上昇し、S&P500と共に5日連続で史上最高値を更新し、110.02ドル高(+0.31%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、29.14ポイント安(-0.20%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が序盤から400円超下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが時間外取引で1.283%から1.245%まで低下したことも加わり、ドル/円は109.33まで下落した。

(2)その後、日経平均株価が午後に入り下げ幅を拡大し、550円安まで下げ幅を拡大したことや、欧州主要株価指数が下落して始まったことから、クロス円は一段の下げとなった。ドル/円は、米長期金利が持ち直したことから底固い動きとなったが、クロス円の下落を受けて再び上値の重い動きとなり、109.26まで下落する場面もあった。

(3)米国市場では、序盤に発表された8月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を下回り、過去最高を記録した前月から大幅低下となったことから、米10年債利回りが1.2785%から1.2217%まで低下し、ドルは対円で109.11まで下落し、8/4以来の安値を更新した。一方、中国や米国の経済指標の悪化に加え、アフガニスタン情勢を巡る緊張を背景に、主要株価指数が序盤から軟調な動きとなったことから、リスク回避の円買いが先行したことから、クロス円も軟調な動きとなった。

(4)下げ一服後は、値頃感の買い戻しに加え、米主要株価指数が下げ幅を縮小し、終盤にはダウ平均とS&P500が5日連続で史上最高値を更新したことや、米10年債利回りが1.266%まで回復したこと、さらにドルは対円、対豪ドルで売られた一方、対ユーロや対ポンド、対カナダで上昇したことドル円・クロス円も底固い動きとなった。

本日のトピックス

昨日の米国市場では、米経済指標が冴えない結果となったことや、それを受けた米長期金利の低下が影響し、ドル/円は軟調な動きとなった。また、欧米の株価下落を背景に投資家のリスク回避の動きも加わり、クロス円も軟調な動きとなった。本日の米国市場では、7月の米小売売上高、7月の米鉱工業生産、8月の米住宅市場指数の発表が予定されており、サプライチェーンの混乱を背景に自動車や建設資材価格の上昇が影響している可能性もあり、予想以上の低下となる場合には、米量的緩和策の縮小時期の後退観測が意識され、米長期金利の低下とともに、ドルの下振れとなる可能性もあり、指標結果が注目される。

8/17の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

7月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
-0.2% 0.6%
前回は市場予想に反して増加となり、改善が広がったことが示された。半数以上の分野で伸びたものの、自動車や建設資材は引き続きマイナスとなった。今回は、マイナスが予想されており、サプライチェーンの混乱で半導体不足で生産が抑制されている影響で在庫減が指摘されている自動車や価格上昇が懸念されている資材が圧迫要因となる可能性もあり注目。
22:15 米国

7月鉱工業生産(前月比)

鉱工業生産は、鉱工業関連の生産動向を指数化したものであり、2002年を100として数値が算出され前月比で発表される。GDPに占める鉱工業部門の割合が約20%程度であることから重要な経済指標である。
0.5% 0.4%
前回は市場予想を下回る結果となり、個人消費や設備投資が堅調なことが下支え要因となっているものの、自動車の供給不足、資材コスト上昇が圧迫要因となっている。今回は、伸び幅の拡大が予想されているものの、圧迫要因の解消が進んでいるのかにも注目したい。
23:00 米国

8月NAHB住宅市場指数

NAHB住宅市場指数は、全米住宅建築業者協会(NAHB)が加盟業者を対象にした一戸建て住宅の販売状況調査を基にした指数。50が判断の基準となり、50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示すことから、住宅市場の先行指標となる。
80 80
前回は2ヵ月連続の低下となり、11ヵ月ぶりの低水準となった。建設資材の価格上昇や、それに伴う価格上昇、供給不足が影響している。一戸建て販売の見通し指数は上昇したものの、現在の販売指数と見込み客足指数がともに昨年8月以来の低水準に落ち込んでいることが懸念されている。今回は横ばいが予想されているが、特に先行きを見極める上で、見込み客足指数が改善するのか注目される。
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