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2024-04-25 05:15:23

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年6月24日

マーケットトピックス 2021年6月24日

前営業日トピックス

東京市場では、序盤から米長期金利が上昇したことや、実需のドル買いが観測されたこともあり、仲値公示近辺にかけて対円で110.85まで上昇した。その後も米長期金利の上昇とともにドルは堅調な動きが続いた一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで軟調な動きとなったことや、日経平均株価が上値の重い動きが続いたこともあり、対円で上値の重い動きが続いた。しかし、欧州時間にユーロやポンドなど欧州通貨買いが先行したことから、ドルや円に対して堅調な動きとなり、1週間ぶりの高値を付けた。一方、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して下落したものの、米長期金利上昇を背景に対円では堅調な動きが続き、一時111.10まで上昇し、昨年3/26以来の111円台回復となった。ただ、上昇一服後はドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。米国の早期利上げ観測が後退する中、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して軟調な動きとなり、対円でも軟調な動きとなった。しかし、下げ一服後は米長期金利が上昇したこともあり、ドル/円は底固い動きとなり、欧州時間に次いで再び111円台まで回復する場面もあった。一方、欧州時間からユーロはドルや円に対して堅調な動きが続いたが、上昇一服後は上値の重い動きとなった。さらにロンドンフィキシングに向けてドル買い・ユーロ売りが観測されたこともあり、ユーロは対円でも上値の重い動きとなった。

米株式市場では、早期利上げ観測が後退したことが引き続き材料視され、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。その後は利益確定の売りが優勢となり、ダウ平均株価は終盤まで上値の重い動きが続き、71.34ドル安(-0.21%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、一時マイナス圏まで下落する場面もあったが、18.46ポイント高(+0.13%)で終了し、2日連続で取引時間中、終値ベースの最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、新規材料に乏しい中、時間外取引の米長期金利が上昇したことを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに仲値公示にかけて実需のドル買い・円売りが観測されたこともドル/円の下支え要因となった。一方、欧州通貨や資源国通貨は、対ドルで上値の重い動きとなったことや、日経平均株価が上値の重い動きが続いたことから、対円でも上値の重い動きとなった。

(2)欧州勢の欧州通貨買いが優勢となり、ユーロやポンドは堅調な動きとなった。さらに、欧州時間に発表されたドイツの製造業PMIが良好な結果となったことを好感し、ユーロはドルや円に対して堅調な動きが続き、対ドルでは約1週間ぶりの高値となった。一方、ドル/円も米長期金利の上昇を背景に堅調な動きが続き、一時111.10まで上昇し、3/26以来の111円台を回復した。

(3)上昇一服後は上値の重い動きとなり、米国市場では欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。米国の早期利上げ観測が後退する中で、ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、FRB理事がサプライチェーンの混乱緩和には時間がかかるとの見方を示したこともドルの圧迫要因となり、ドル/円は110.66まで下落した。

(4)下げ一服後は、米長期金利が上昇に転じたことや、ドルが欧州通貨や資源国通貨に対して堅調な動きとなったことから、ドル/円も底固い動きとなった。さらに、5年債入札が冴えない結果となり、米長期金利が一段の上昇となったこともドルの押し上げ要因となり、欧州時間に次いで再び111円台まで回復する場面もあった。一方、ユーロは上昇一服後にドルや円に対して上値の重い動きとなり、さらにロンドンフィキシングに向けたドル買い・ユーロ売りが観測されたこともあり、ユーロは終盤まで上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

ドル/円は、前日の海外市場で一時111.10まで上昇し、昨年3/26以来の111円台回復となった。東京市場では、海外市場の流れを引き継いで序盤から堅調な動きとなり、一時前日の海外市場で付けた111.10を上抜け、111.11まで上昇した。その後はやや上値の重い動きが見られているが、111円台を維持できるのか、一旦調整の動きとなるのか注目されている。

本日の欧州市場では、ドイツの6月IFO[企業景況感指数]の発表が予定されており、前日のドイツ製造業PMIが良好な結果となったことで、ユーロの堅調な動きにつながったことから、本日の結果にも注目したい。市場予想では、前月からの改善が予想されており、予想を上回る結果となる場合には、一段のユーロ上昇も期待される。

一方、米国市場では、第1四半期米GDP(確報)、5月米耐久財受注、新規失業保険申請件数など重要な経済指標の発表が予定されていることから、結果に注目したい。さらに、本日も複数の米金融当局者の発言が予定されており、引き続き発言の内容にも注目したい。

6/24の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

1Q GDP(前期比年率/確報)

GDPは、一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
6.4% 6.4%
前回の改定値では、速報値から変わらずとなったが、GDPの7割を占める個人消費は速報値から上方修正された。今回の確報値は横ばいが予想されており、高い伸びが維持されると見られている。その中で、個人消費が改定値から上方修正されると予想されており、こちらの結果も注目される。
21:30 米国

新規失業保険申請件数(6/19までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
38.0万件 41.2万件
前回は市場予想を上回る結果となり、7週ぶりの増加で5/14までの週以来の高水準となった。経済活動の再開に伴う改善が続く中で、一時的な増加との見方が大勢となった。特に、カリフォルニア州など一部地域の増加が影響した。今回は、再び40万件を下回る減少が予想されており、昨年3月以来の低水準となった前々週の35.7万件を下回る改善を期待する向きもある。
21:30 米国

5月耐久財受注(前月比)

耐久財受注(Durable Goods Manufacture's Orders)は、米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
2.9% -1.3%
前回は市場予想に反してマイナスとなり、昨年4月以来1年ぶりのマイナスとなった。特に、輸送機器が2ヵ月連続のマイナスで、2020年4月以来の大幅なマイナスとなったことが影響した。今回は、プラス改善が予想されており、予想通りなら昨年7月以来の高い伸びとなる。また、輸送機器の改善が牽引する可能性もあるが、変動の激しい輸送機器を除いた指数にも注目したい。
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