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2024-03-29 07:51:48

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年3月18日

マーケットトピックス 2021年3月18日

前営業日トピックス

東京市場では、下落して始まった日経平均株価がプラス圏まで反発する動きとなったことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。午後には再びマイナス圏まで下落する動きとなり、クロス円は上値の重い動きとなったが、米長期金利が上昇したことから、ドルは主要通貨に対して底固い動きとなった。ただ、FOMCを控えて様子見ムードも強く、やや値動きは限定的だった。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が冴えない結果となったものの、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが強まる中、反応は限定的だった。その後、米国債利回りの上昇を受けて、ドルは小動きながら堅調な動きとなった。FOMCでは、FF金利の誘導目標など政策の現状維持が決定されたものの、メンバーによる経済予測では、経済成長見通しが上方修正された。ただ、2023年までゼロ金利政策を維持する方針が改めて示されたことを受けて、ドルは主要通貨に対して下落した。さらに、米主要株価指数が軒並み上昇したことから、クロス円も堅調な動きとなった。

米株式市場では、米FOMCを控えて様子見ムードが高まるなど、主要株価指数は序盤から小動きの展開が続いた。FOMCでは、金融緩和政策を長期に維持する方針が示されたことや、経済成長見通しが上方修正されたことを受けて買い安心感が広がり、主要株価指数は軒並み上昇となった。ダウ平均株価は、一時前日比221ドル高まで上昇し、取引時間中の最高値を更新した。引けにかけて高値圏を維持し、189.42ドル高(+0.58%)で終了、終値ベースの最高値も更新した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、53.63ポイント高(+0.40%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の海外市場終盤の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。下落して始まった日経平均株価がプラス圏に反発したことを受けて堅調な動きとなり、ドル/円は109.17まで上昇した。

(2)午後に入り、日経平均株価が再びマイナス圏まで下落したことからクロス円は上値の重い動きとなった。一方、米10年債利回りが低下したことから対円で上値の重い動きとなったが、その後1.614%から1.633%まで上昇し、12日に付けた1年ぶりの高水準の1.64%に迫る動きとなったことを受けて、ドル/円も109.20まで上昇する場面もありましたが、上値の重い動きが続いた。

(3)欧州時間に入り、米国債利回りが上げ幅を拡大する動きとなったことから、ドルは堅調な動きとなった。米国市場では、序盤に発表された2月の米住宅着工件数が2ヵ月連続のマイナスとなり、昨年8月以来6ヵ月ぶりの低水準となったことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ただ、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが強まる中で、下値は限定的だった。その後、米10年債利回りが昨年2月以来の高水準となる1.68%台まで上昇したことから、ドルは小動きながら堅調な動きとなった。

(4)FOMCでは、FF金利の誘導目標の据え置き、国債買い入れなど量的緩和の継続が決定された。一方、メンバーによる経済予測では、経済成長見通しが上方修正されたものの、2023年までゼロ金利政策を維持する方針が改めて示されたことを受けて、ドルは主要通貨に対して下落した。さらに、米主要株価指数が軒並み上昇したことから、クロス円も堅調な動きとなった。

本日のトピックス

欧州時間ではトルコ中銀、英中銀の金融政策発表が予定されており、トルコ中銀は2会合連続で政策金利の据え置きを発表したが、インフレ率が上昇していることもあり、マーケットでは利上げが予想されている。一方、英中銀は政策金利をほぼ1年間据え置いており、今回も据え置きが確実視されている。

米国市場では、新規失業保険申請件数、3月のフィラデルフィア連銀景況指数などの主要な経済指標の発表が予定されており、ともに良好な結果が予想されている。

3/18の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数(3/13までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
70.0万件 71.2万件
前回は市場予想を下回り、昨年11月以来の低水準まで改善した。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだことや、企業への制限を緩和したことから、再雇用などが進んだ結果と見られている。今回は前週から更に減少が予想されており、緩やかながら改善傾向が続くと見られている。
21:30 米国

3月フィラデルフィア連銀景況指数

フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、フィラデルフィア連銀の管轄であるニュージャージー、ペンシルバニア、デラウエアの製造業の景況感などを指数化した経済指標で、最も早く公表される製造業の景況指数の一つである。ISM製造業景気指数の先行指標としても注目されている。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
24.0 23.1
前回は市場予想を上回ったものの、昨年2月以来の高水準となった1月の結果からは低下した。雇用者数や仕入れ価格が上昇したものの、新規受注が低下したことが影響した。今回は、前回からの上昇が予想されており、2019年までの過去3年間の平均の19.2を依然として上回ると見られており、堅調さが維持されると見られている。
23:00 米国

2月景気先行指数(前月比)

米景気先行指数は、米国の民間調査機関のコンファレンスボードが発表する指標で、株価や金利、企業業績、マネー・サプライなど景気に先行して動く10種類の経済指標を指数化した経済指標。景気の方向性や転換点を判断する上で参考にされる。
0.3% 0.5%
前回は市場予想を上回り、指数ベースでは9ヵ月連続の上昇となっており、改善傾向が継続していることが示された。今回は、前回から伸び幅の低下が予想されているが、10ヵ月連続の上昇が見込まれており、改善が続いていることが示されると見られている。
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