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2024-03-29 15:19:46

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年2月3日

マーケットトピックス 2021年2月3日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなり、ドルや円が売られる動きとなった。午後には日経平均株価が上げ幅を拡大し、一時前日比288円高まで上昇したこと受けて、クロス円は堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことも加わり、ドルは対円で堅調な動きとなり、105.03まで上昇した。しかし、前日の海外時間に付けた105.04には届かず、上値の重い動きとなった。欧州時間にはユーロ圏の第4四半期GDPが発表され、再びマイナス成長となったことが嫌気されてユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。

米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。米国の追加の経済対策に対する期待感が高まったことや、米長期金利が上昇したことも加わり、ドル/円は一時105.17まで上昇し、昨年11/12以来の高値を付け。ただ、その後は上値の重い動きが続いたものの、105円台は維持された。一方、ユーロは米国時間でも引き続きドルや円などの主要通貨に対して軟調な動きとなり、対ドルでは昨年12/1以来の安値となった。

米株式市場では、米国の追加経済対策の実現に楽観的な見方が広がったことから、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。ダウ平均株価は、一時前日比628ドル高まで上昇する場面もあったが、終盤には上げ幅を縮小し475.57ドル高(+1.57%)で終了、一方ハイテク株中心のナスダックは209.38ポイント高(+1.56%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、海外市場の株高を受けて、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなったことから、ドルと円が売られる展開となり、クロス円は堅調な動きとなった。ドルは対円でも上値の重い動きとなったが、下値は限定的だった。

(2)その後、日経平均株価が上げ幅を拡大し、前日比285円高まで上昇したことから、クロス円は堅調な動きが続いた。午後に入り、豪中銀の金融政策発表で、予想通り政策金利の据え置きが発表されたものの、現行の量的緩和プログラム終了後も1000億豪ドル規模の債券を追加で買い入れると発表したことを受けて、豪ドルは主要通貨に対して下落した。一方、ドルは米長期金利の上昇もあり、対円で底固い動きとなり、再び105円台まで上昇した。ただ、105円台では、輸出企業のドル売りなどが観測されたこともあり、前日の海外時間に付けた高値の105.04に届かず上値の重い動きとなった。

(3)一方、ユーロ圏の第4四半期GDPが再びマイナス成長に陥ったことが嫌気され、ユーロは主要通貨に対して下落した。一方、ドルは対欧州通貨などに対して堅調な動きとなり、対円でも堅調な動きとなった。

(4)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。米国の主要な経済指標の発表がないものの、追加の経済対策の早期実現に対する期待感が高まったことに加え、米長期金利の指標となる10年債利回りが1/21以来の高水準まで上昇したことから、ドル/円は一時105.17まで上昇し、昨年11/12以来の高値を付ける動きとなった。ただ、その後は上値の重い動きが続いたものの、105円台は維持された。一方、ユーロは米国時間でもドルや円などの主要通貨に対して軟調な動きが続き、対ドルでは昨年12/1以来の安値となった。また、英国の感染拡大ペースが鈍化傾向であることが好感され、欧州市場からの下げが一服し、終盤にかけて再び堅調な動きとなった。

本日のトピックス

欧州時間では、ドイツやユーロ圏などの1月の非製造業PMIの発表が予定されているが、製造業の指数ほど注目度が高くないことや、確報値であることから、反応は限定的と予想されている。ただ、昨日発表されたユーロ圏GDPがマイナス成長となったことから、結果次第では過剰に反応する可能性も考えられる。一方、今後の金融政策が注目されているトルコの消費者物価指数の結果にも注目が集まっている。このところのトルコ・リラは主要通貨に対して堅調な動きが続いており、利上げ期待が高まるような結果(物価上昇)となるようなら、リラ買いとなる可能性も考えられる。

米国市場では、1月ADP雇用統計、1月ISM非製造業景況指数の発表が予定されており、ともに週末の米雇用統計を予想する上で参考にされることから、結果が注目されている。前者は前回のマイナスから改善が予想されているが、一部では感染拡大の影響が響いて引き続きマイナスになるとの見方もあり、結果が注目される。後者は雇用指数が前回低下しており、前回からの改善が見られるのか注目したい。

2/3の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:15 米国

1月ADP雇用統計

ADP雇用統計は、民間の給与計算代行サービス会社であるADP(Automatic Data Processing)社のデータを用いて、マクロエコノミック・アドバイザーズ社が発表している雇用統計。2200万人の支払い給与の動向に基づき算出、通常米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されるため、米国雇用統計の結果を予想する上でよく参考にされる。
5.0万人 -12.3万人
前回は市場予想を下回り、4月以来のマイナスとなった。新型コロナウイルスの感染急拡大による制限措置などが労働市場に影響していることが示された。今回は、雇用増加が予想されているものの、一部では感染拡大の影響が続いていることから、引き続きマイナスになるとの見方もあり、結果が注目される。
0:00 米国

1月ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の非製造業(サービス業)の景況感を示す指数。管理責任者に対するアンケートを集計した指数であり、50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
56.7 57.2
前回は予想外の上昇となり、2019年2月以来の高水準となった。雇用が低下したものの、景況指数と新規受注が上昇したことが全体を押し上げた。今回は、前回からの低下が予想されており、特に前回4ヵ月ぶりの低水準となった雇用指数が改善しているのかに注目したい。
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